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コミュニケーションについて①:バーバル(言語的)コミュニケーションの観点から


今回はこのようなことをお伝えしていきます。

まずは僕のことについて自己紹介させてください。
僕は現在36歳、作業療法士5年目で和歌山県にある維持期の病院で働いています。
36歳で5年目ということでそれまでは何をしていたか。

それまでは大学の就職活動でうまくいかず、地方公務員(いわゆる市役所の職員)を目指して専門学校に4年間通っていました。
本来は専門学校にそんなに長いこと通うもんではないんですよね。とりあえず面接が苦手すぎて💦対策はしているんですがなかなかうまくいかない。

しゃべれない、意見を言えないのですからグループディスカッションなんてもってのほかです。

そんな状況で4年間過ぎていよいよ公務員の募集も少なくなる年齢になり、考え直してリハビリの専門学校に入りました。


・コミュニケーションの大切さ(自分の失敗談から)

僕自身が苦労した点としては

①他の人と打ち解けて話すのに4~5年かかる(今は1~2年ぐらいに減ってきたかな)こと、(ちなみに今は職場では少しずつ雑談もできてきましたがまだ先輩と話すのは少し構えちゃいますね)
((((;゚Д゚)))))))

②発した言葉とは違う本音、建前といった人の気持ちが理解できない(言われないとわからない)

例えば元カノと付き合っていた時に「コーヒー飲みにカフェに行きたい」って言われてほんとにコーヒー飲み終わって店を出たら「あなたって全然長い時間会話ができないよね」と言われてびっくりしたことも。

③「自分の意見なんて言っても仕方がない」といった気持ちがあり、発言(アウトプット)しない

これにはコミュニケーションに自信がない→意見を言うことにためらいがある→意見を言ったら周りの空気を悪くするのではないか→自分の意見なんて…という流れがあります。
当研究会の会長には結構早い段階で見抜かれていてびっくりしたこともありました。

なとなどいっぱいあります(今も課題としてあるんですが)

そんな背景を考え直すと雑談や話しかけることができず人との関係づくりに苦手意識があり、自分の思っていることを伝えられない、それがコンプレックスでより気持ちを伝えられないという悪循環がありました。


そのことが失敗談の原因がコミュニケーションにあったのかなーと思う理由です。

臨床実習や実際に病院で働くようになってからも結構苦労がありました。

患者様と関係を築くのがうまくいかない、何を話したらいいのかわからない、そのため患者様の社会的な背景や嗜好をよくわからないままリハビリしてしまうなどなど(まだできていないところもありますが)

そういうわけで家族、友人関係をより良くするうえでも、リハビリで患者様と接して治療していくうえでもコミュニケーションって大切だなと感じるようになりました。

そんなわけで

今回のブログのゴールとしては

僕が苦手なコミュニケーションについて考えることで自分の学びとすること、

読んでいただいている皆さんの今後のリハビリ、患者様との関係づくりにいかせたらなと思いました。

前置きが長くなりましたが今回伝えたかった「バーバルコミュニケーション」の本題に移ります。

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このマガジンでは今まで投稿してきた全ブログ168本が入った詰め合わせパックとなっています。 このblogは、臨床BATONと言って脳外臨床研究会メンバーが日頃から思っている臨床の悩みや発見を読者の皆様と共有し、さらに全国のセラピスト達とバトンを繋いで、一緒に学ぶ成長していくことを目指したblogです。そんな想いをもったメンバーが集まってblogを書いています。

全国展開している脳外臨床研究会に所属するメンバー達が、『臨床で起こる悩み』『臨床での気づき』を読者の皆様と共有し、また知識を繋げていきたい…

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