道具を操作する為の手首の自主トレ[難易度:中級]
お疲れ様です。脳リハです。
本日も脳卒中後遺症者向けの投稿です。
内容は…
「書字や箸操作で生きる、手首の自主トレ(中級)」について説明します。
目的
・肘関節と手首を分けた動きの学習
・指先を円滑に動かす為に必要な手首の動きの学習
方法:手を浮かした状態で手首の自由な動き(手関節撓屈-尺屈)
1) 座位で肩関節を90°曲げ、肘関節を最大まで伸ばした状態で開始
2) 横から見た姿勢を修正させる(頭-肩-股関節の位置を垂直にさせる)
3) 手首を外側-内側に動かす (できるだけ指先は伸ばした状態で行う)
[難易度は手の平の向きで選ぶ]
初級:手の平を下に向けた状態で実施(前腕回内位)
中級:手の平を内側に向けた状態で実施(前腕中間位)
上級:手の平を上に向けた状態で実施(前腕回外位)
4) これを繰り返す
意識するポイント
☑肘関節を曲げない
☑麻痺側の肩周りや非麻痺側の力を脱力させる
☑手首が前後に傾かない
失敗しないコツ
☑首や背中が左右に傾かない(代償を出さない為)
☑すくみ肩にならない様に注意する
☑ゆっくり丁寧に行う
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