小脳の機能解剖編:中脳、延髄レベルの脳画像
お疲れ様です。はらリハです。
本日も脳画像の新しい勉強本から抜粋!!
「中脳、延髄レベルの脳画像」について簡単に説明します。
前回のおさらい
小脳の領域は以下、4つに分けることができます。
☑︎ 虫部
☑︎ 小脳半球
☑︎ 片葉小節葉
☑︎ 小脳脚
その中で、虫部と小脳半球はMRIでの中脳レベル、延髄レベルで観察できます。
中脳レベルと延髄レベルでの小脳解剖
中脳レベルでの小脳解剖
中脳レベルでは、虫部と小脳半球が見えます。
虫部と小脳半球の区別ははっきりしないことが多いようなので大体で覚えましょう。
中脳と小脳の間の黒い部位(第四脳室)の後ろは虫部という認識をもちましょう。
延髄レベルでの小脳解剖
延髄レベルでは、小脳半球は見えますが、中部は見えないことが多いです。
※ 小脳半球の方が中部より上下に長いので注意
中脳の代わりに、小脳扁桃が見えますが、中部と違って左右に分かれているので区別がつきます。
※ 小脳扁桃は延髄を圧迫するような事態では命に関わるという認識だけで
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