ライブ・コンサートの音響3

タイトルはライブ・コンサートの音響ですが、今日はすべての現場に共通する最低限のことを書いていきます。ベースは昨日の続きで。

昨日は現場のプランが決まりました。次はプランをベースに付随して必要なものをリストアップします。

1.ミキサー×1
2.マイクロホン SM58×3
3.ダイレクトボックス(DI) TYPE85×3

すべては書かず、今回は省略します。
一番気をつけなければいけないこと、それは「あっ!○○が足りない」です。例えば電子ピアノとダイレクトボックス(DI)を接続するのに2本のケーブルが必要です。しかし、現場で接続してチェックしたら1本がNGでした。事前に予備のケーブルを準備し、交換すればそれで解決します。また、電源が今回は下手、センター、上手、卓の4ヶ所に必要です。4ヶ所だから4本だけ用意しておけばいいかなと思い、現場に行ってみたらコンセントの位置が遠く、指定の場所まで届かなかったということでは論外ですし、主催者や出演者へ多大な迷惑がかかってしますます。その他可能な限り、余裕を見て用意しておくのは大事です。

初めての会場は下見をしておきたいです。搬入経路、電源の取り口・容量、借用備品(オペ用長机、機材等)、空きケースの置き場、卓位置は特に確認しておきたいです。有料公演で客席内に卓を組む場合、そこの座席はチケット販売から除外しないといけません。主催者としては利益が減るので、極力最低限にしてほしいところではありますが…。

まだまだ長くなりそうなので、今日はこの辺で。それでは。

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