パートナーと長続きする秘訣#137

あなたには大切にしているパートナーはいますか？

まだ、恋愛関係まで進展がなかったとしても、もし愛する人ができた時に、相手のことをどこまで、そして具体的には何年後まで先のことを考えることができますか？

中学・高校生時代の恋愛は、もしかしたらお互いに〈恋人ごっこ〉の延長だったのかもしれません。

しかし、「この人を生涯幸せにしたい！その為に…」という意気込みで恋愛関係に発展させる度胸と器のある方はどれだけいるでしょうか、そして、どこまで相手のことを思いやることができるでしょうか、

ましてや、恋愛にそこまで哲学のようなことを考える人も多くないのかもしれません。（他の方のリアルなシーンを覗いたことがないので分かりませんが）

今回はたったの2年間ではありますが、されどちょうど2年目の記念日として、今日まで続いてきた道のりを、そしてこれからの決意として、パートナーへの感謝の気持ちをこっそりと記して行きたいと思います。

長文となりますので、10分程度、時間に余裕がある時に読んで頂けると幸いです。

出会い

マッチングアプリというもの存在し、今でも多くの広告で取り上げられているので、ご存知の方も多いでしょう。

私達はそこで出会いました。

今だから言えることですが、〈運命的出会い〉と言っても過言ではありません。

敢えて悪い言い方をすれば、共に自分の相性の合う方を厳選して選ぶことができるので〈運命的出会い〉が起こる確率は上がるでしょう。

私は、頭の良い人間でもないですし、プロフェッショナルとも縁遠い、そして常識知らずの変人です。
一方で、素直で真っ直ぐで熱意だけはあって、思いやりや優しさだけは誰にも負けない自負はありました。

お互い等身大の価値観を持っていることに気付いてから、「この人となら…？」という直感が働き、そこから真っ直ぐにアプローチして行きました。

歳の差

私は彼女よりも1000日ほど早生まれです。

どこか精神的な未熟さがあった私は、昔から、同い年や歳上の異性と対等な関係を築くことを苦手としていました。

それが、100%ではないですが、価値観が合う方と、共にいる方がお互いに良い関係を保てる上に、一緒にいて落ち着くのです。

例えば、冴えない男子が、何でも完璧にこなす絶世の美人とお付き合いできたとして、どこまで価値観を合わせることができるでしょうか？価値観の相違が生まれれば、フラストレーションは高まり破局の可能性もあがるでしょう。

この例は、私のパートナーを卑下しているのではなく、むしろ逆。

つまり、お互いの価値観や成長速度を見込んで、私は精神年齢の高い彼女を幸せにすることで、彼女は先に社会人経験がある私の経験を先取りすることで、共に成長できると思ったのです。

社会人×学生カップルが多く見られる傾向は
一方ではこのような見方もあると思います。

彼女について

彼女は私よりも優秀です。勉強ができて、夢中になれるものがあり、常識があり、今まさに看護師の卵として夢を追いかけています。

私が、彼女と長続きできているのは、自分で言うのもなんですが〈彼女をサポートしたい〉という気持ちが強いからだと思っています。

サポートには、いろんな意味がありますが、話をしたり聞いたり、行ったことない場所に行って思い出を増やして充実感を分かち合ったり、サプライズをし合ったり、ご飯を一緒に食べたり、風邪を引いたらなるべくそばにいて看病したり。

ありふれたことかもしれませんね(笑)

〈私にできる精一杯を彼女にしてあげたい〉

そんな、想いが届いているから、彼女は私と一緒にいたいと思ってくれているのだと思います。（#自分でいうのはスーパー恥ずかしいがこのnoteでは以降その恥ずかしさを我慢する）

彼女は実は口数が多い方ではありません。むしろ話をするのは、私が8割という有様 (笑)
もっと、話を聞きたいなと思い、下手くそな質問を沢山します。

そして、お互いの興味がない分野の話でも、まずは興味持って調べて、見てみて、感想を話して、喜んでくれて、…の繰り返し。

私達はお互い口下手なのもあって、それが相性の良さにも繋がったのかもしれないですね。

遠距離恋愛であること

過去にお付き合いしていた方とうまくいかなかった理由の大きな原因は〈半同棲の生活〉にありました。

半同棲生活は、初心者カップルからすれば、一見憧れを持つかもしれないですが、一方で大きな破局要因になる可能性を秘めてます。

なぜなら、幸せが当たり前となり、だんだんと逓減（飽きてくるイメージ）していくからです。

例えば、焼肉や寿司などの楽しい食事は〈たまに〉あるから満足度が高いのであって、毎日同じだと、くどくなって他を求めたりするかと思います。

なので、半同棲はそのコントロールが難しい特徴ゆえに、お互いの良い面もマイナス面も受け入れていない場合は、ストレスになる場合もあるのです。また、プライベートがなくなると言った意見も多くあることでしょう。

その中で、私達は偶然にも遠距離恋愛でスタートしました。会えるのは月に1回の2.3日程度。

しかし、お互い恋愛ビギナーだった私達には、最適の環境だったかと思います。なぜなら、月に1回会う時の為に、自分を磨き「あれ？この間よりも可愛く（かっこよく）なった…？」と思われたい、言われたい欲があるから。そして、その会える日というのは、お互いにとって大きな楽しみになりました。

事実、私はもっと好きになってもらいたくて、その時の新卒の仕事を一生懸命に頑張りました。結果も出しました。つまり、大きなモチベーションとなったのです。

彼女も彼女で、毎月会う毎に魅力を増していくのが、鈍感な私ですら、素人目に見ても明らかで、相乗効果の実感を肌で感じました。

遠距離恋愛という偶然がもたらした、思わぬメリット。金銭面の負担をかけさせてしまった点はトントンになるように努力しましたが、それでも、彼女が会いにきてくれたからこそ、発展させることができたことに違いありません。

なので、今でも感謝しても仕切れないほど、「ありがとう」の気持ちでいっぱいなのです。

マメであること・素直なこと・褒めること

お互いに共通点と呼べるものがありました。

タイトルの通り
・マメであること
・素直であること
・褒め合えること　です。

マメであること

私達は遠距離をカバーするかのように、毎日LINE電話をしてました。チャットもお互い即リプできる性格を持ち合わせていました。

多くの場合、どちらかが面倒だと思った途端
この性質の相手とは長く続かないと思います。

正直に言うと、私達は重たい部類です。それこそ、付き合い当初は、3時間でも4時間でも、また寝落ちLINEもあったりしました。（今でも時々ありますが(笑)）

最近はセーブするようになりましたが、前回の破局の要因の一つだったので、当初とても危惧しつつ、相手の負担の有無を見ながら通話してました。

もし相手が無理をして合わせていた場合、破局の道は避けられないでしょう。ですが、向こうが歓迎的な場合は自分の通話したい欲にうまく合わせて向き合うことができたので、ここも相性の良さが幸いしたといえます。

素直であること

私は詐欺師に簡単に騙されそうな、心理学で簡単に操られそうな、いわば素直な人間です。

素直にも長所短所あって、短所は今述べたこと。長所としては、深読みしないし、されないことではないでしょうか？

よく、私にだけ愚痴を言ってくれる友人がいたり、家族も皆こぞって私に愚痴を言ってくるのですが、どうやらそう言うことらしいです。

そして、私の彼女は、第一印象として〈とても素直で真面目な子だなぁ〉という印象を持ちました。

もちろん人間なので、誰しも裏の顔を持つことはあるのだと思うのですが、後述しますが、私は彼女の裏の顔こそ、好きだと感じました。

裏の顔、自分にはあるんだろうか。と思ったりもするのですが、私の二重人格は、今はまだ無さそうです。必要に駆られてできるのかもしれないですね。

褒め合えること

私の悪い癖として、思ったことをすぐ口に出してしまうことがあります。

なので、可愛いと思ったら「○○のそれ可愛いね」とか、「えっ、なんか今日可愛くない？」とか、(笑)

きっと、普通の女性にそんなこと言ったら「この人、絶対裏がある」と脊髄反射的に思われてしまうのだと思います。

しかし、彼女は違いました。

すべてに対して素直に受け入れて喜んでくれたのです。いや、喜んでいたかどうかは本人に直接聞かないとわかりませんが、先日その事を聞いた際「おかげで私もオープンに感情を言えるようになった」と言ってくれました。

たしかに、お互い忖度なしにズバズバと（そんなに機会は多くないけど）意見を言い合うし、私は事実一度振られてますし、悪い意味でドキッとしたことを言われたこともあります。また、逆も然りですね。

下記note参照

ですが、お互いに意見を言えずに溜め込んで、後で〈大爆発する〉よりかは、適度に〈小爆発〉のタイミングを作ってストレスを発散し合った方が健康的だと思うのです。

〈アサーティブコミュケーション〉
ともいうらしいですね✨

以上が共通点と配慮の話。

尊敬しあえるポイントがあること

正直に申し上げると、2年前の今日。つまり、付き合いたての頃は、当然今ほど、好きの感情が大きくなかったと予想します。お互いね。

しかし、この2年間の信用の積み重ね。

互いがどんな良い面やどんなマイナス面を抱えていて、良い面はどれだけ維持して好きでいられるか、マイナス面はどこまで許せて、改善が見込めるか、トータルして好感度バロメーターが変化していくのだと思います。

要するに、そんなに好きと思ってなかったけど、好きになる可能性にかけて付き合ってみた。でも、実際付き合ってみたら結構良い面が見えて、マイナス面もあるけど良い面の方が圧倒的に多いからどんどん好きになっていった。ということ。（#全然要されてない件笑）

そして、歳下の彼女に尊敬できるポイントを沢山見つけ〈全く持って私よりも凄い子じゃないか！〉という事に気付き、一層気持ちが強まったのを覚えています。

具体的には、学業に対する姿勢と成績、その内容、生活そのもの、頑張り方、工夫、性格、イラストが趣味で上手、沢山食べる、裏の顔が素敵(笑)

後から、わかることが沢山！

その度に、彼女のことを強く好きだと思うようになりました。

私も負けないように、沢山チャレンジしてかなきゃ行けないな、もっと魅力ある人間なって好きになって貰いたい！という気持ちは、様々な面でモチベーションになりました。

それは、歳下とか精神年齢がというのは一切抜きにして、パートナーを一人の特別な人間として認めているということ。

他にいくら、可愛い人がいても、何かに突出して魅力的な方であったとしても、今の彼女との関係を超えられる方が現れることはきっと難しいのだと思います。

冒頭から述べている通り、いろんな要因でこの子でなければいけないと思うから。

それほど、私は彼女を尊敬しています。

裏の顔を理解すること

精神年齢がモノを言わせるのは、多分ここ。

性別関わらず、誰しも裏の顔を持っています。

例えば、彼氏の前では可愛い子を演じるが、女友達の前では、男勝りな口調で語り合う。

実態は知らないし、知りたくもないですが、幸い彼女の裏の顔は、可愛いモノでした。（把握してきれてないだけかもしれないですが(笑)）

私は新しい一面が知れるのが嬉しいので、そう言ったブラックな一面が垣間見えるとスリリングではありますが、喜びを感じます。

そして、幸いなことに鈍感な私でもまだ把握できる範疇にあるということ。これがもし、もっと悪巧みをしていて、私にバレないが上手く利用しようとしていたら、厳しいですね(笑)

私は裏の顔を前回の失恋の経験を踏まえてかなり危惧していました。先述しましたが、ストレスを表情一つ変えないで溜め込むタイプは怖いです。

なので、自らの精神年齢が未熟だと判断した私は、その上でパートナー選びを再開。

同年代と歳上は9割方、向こうが精神年齢で勝ると判断し、直感で歳下に焦点を当てました。（あまり大きな声で話す話ではないですね😅）

私も成長できると思っていたので、間違いではなかった。そして、実は今でも彼女の方が少しだけ精神年齢的に上回っているといえます。

ですが、その時々見せてくれる裏の顔をまだ可愛いと思えることが、歳上の余裕とお互いの安心感を形作ってくれています。

これが、私が思う長続きの最後の秘訣ですね。

終わりに

長駄文に付き合って頂けた方へ

本当に感謝致します。

今まで少しづつ貯めてきた貯金を崩すかの如く、今日はいつも以上に自分勝手な文章を書いてしまいました。

2年の節目の記念日ということで、お許しください😇

2.3度ほど、文章を見直して、無意識に卑下している内容がないか確認はしましたが、もし不愉快な思いをさせてしまった内容が見受けられた場合はどうかお許しください🙇‍♂️

ということで、今回も

最後までお読み頂きありがとうございました。

（5332文字/執筆時間212分）

■追伸

気付いてるかな？

気付いてないかな？

気付いていたら教えてね✨