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【能登半島地震】わかものと活動報告②



⓪はじめに

能登地震での震災復興を学生主体で行う会「わかものと」の広報の舟橋です。
今回の活動は、株式会社御祓川やETIC.をはじめ行政も関与する現地中間支援組織を中心とした復興支援ネットワークの支援活動を行っており、学生が独断で行動していることはありません。現地との調整を経て要請を受け、今後始まるボランティア投入に向けた先遣隊を出したという経緯です。

個人での現地入りすべき時ではないという世間の考えには同感です。
一方で支援NPOや、JCなどの物資支援などはすでに様々な活動をしていますがそのうちの一つに私たち学生が加わるという認識です。

現地入りに際しては、東日本大震災や中越地震のときの復興支援機関などから食事や水などの持参などのポイントをレクをうけ、滞在は現地団体のもとで、ETIC.やガクトラボにコーディネートにも入ってもらっております。

また、御祓川代表の森山奈美さんが中心となって毎日能登全地域のキーパーソンを集めて避難所やインフラの情報収集を行っている会議にも参加をしており、先遣隊の活動を経て、現地復興の拠点である七尾市を拠点に活動を行うことを決めました。

①概要

活動期間:1月9日(木)~1月13日(土)の5日間
地域:能登地域 七尾市
活動目的:継続的な支援の為の土台作り
メンバー:能登地震学生グループ「わかものと」
広報 舟橋・運営 上野・山本・香川

②活動記録

1月9日
3人は自家用車で朝から東京を出発
山本と長野県安曇野市で合流し4人で七尾市に向かう
18:30 七尾自動車学校 TADAIMA着
派遣先とのマッチングコーディネーターの高山さんと奈美さんと顔合わせ+明日からの活動のMTGをしました。
今回4人が派遣される場所が2ヶ所あり1つ目が七尾市立中島小学校(避難所)、2つ目がパトリアショッピングモール(支援物資の仕分け、引き渡し場)
僕(舟橋)と香川が中島小学校、上野と山本がパトリアに派遣されることに決まりました。
代表の納田に無事到着の旨を伝えこれからの活動をオンラインで報告しました。
今回から学生が泊まる宿として御祓川代表の奈美さんの所有する元々会社のインターンされていた大学生達が泊まっていた七尾市街地にあるインターンハウスを使わせていただけることになりました。
20:00 インターンハウス着
インターンハウスはほぼ地震発生当初のままだったので散らばった本や散乱した家具などを片して就寝しました。
1月10日
(ここからの記録は記事を書いている中島小学校組の活動記録になります。)
8:00 奈美さんの車でインターンハウス発

地震当日から放置されている電車
歩道が完全に隆起して駐車場から出れなくなっている


9:00 中島小学校着
七尾市役所の方と共に避難所運営をしていました。
主な活動を写真で紹介します。

お風呂の整理券配布 ↓
ゴミ収集している舟橋と香川
汚物処理の様子

汚物処理は黒い袋に排泄していただくのですがご自身で捨てれない方が多く自分たちが袋を結び処理していました。
12日から小学校の貯水槽が溜まり2か所だけ水洗トイレとして使えるようになったので直接自分たちが汚物を処理することは減りました。
5:30 運営終了、夜の係に引継ぎ後帰宅
6:30 インターンハウス着

1月11日
8:00 自家用車でインターンハウス発
9:00 中島小学校着

土足OKだった居住空間を清掃+消毒し土足禁止にする
今までは体育館に茣蓙を引いていたが段ボールベットが導入した
宿舎の徒歩圏内で崩れている寺院

6:00 運営終了、夜の係に引継ぎ後帰宅
7:00 インターンハウス着

1月12日
8:00 インターンハウス発
9:00 中島小学校着

コロナウィルスの感染者が避難所で6人出てしまい隔離教室から出れないのでプライベート空間がなく着替えもまともにできないとお聞きしたので体をふいたり着替えができる更衣室を自作しました。
大変喜んでいただきました。

この日から合流した静岡から来た看護学生の中村と香川
更衣室完成

居住空間である教室に段ボールベットの運ばれてきた外箱を活用してすこしでもプライベート空間になるようにパーテーションを自作した。

プライベート空間の確保の為、段ボールベットの外箱でパーテーションを作る香川


1月13日
8:00
パトリアの炊き出しの為の水を500L運搬する
10:00
13日から合流する学生に避難所運営を引継ぎ

一人一人の振り返りとこれからの継続支援のMTG

③感じたこと

5日間を終えて僕が感じたことは、1月2日に上野から支援しに行こうと電話がかかってきた時に行くことを決心したのですが、被害状況が少しずつあらわになっていくと同時に本当に僕たちが能登に行っていいのかと不安になることもありました。
結論から言うとそんな不安は一日目で吹っ飛ぶくらい現地の市役所の方や避難者の方にたくさん必要とされ帰ってほしくないとまでおっしゃっていただいたので行ってよかった、また支援しに行きたいと思いました。
各部屋の掃除中に「どこから来てくれたの?」など聞かれることが多く東京にある大学から来たと答えると喜んでもらえて「首都直下型地震とか南海トラフが来た時は俺たちが助けに行くから」とまで言っていただけて最初は批判される可能性も考えていたので涙が出そうになりました。

また、業務に関しては汚物処理などは初めての経験で作業中はそこまで苦ということはなかったですがインターンハウスに帰ってきてからどっと疲れが出てきて倒れるように寝てしまいました。

④現地に行ってみてわかったこと

テレビでは珠洲市や輪島市ばかり取り上げられていて七尾市が取り上げられている回数が少なかったため想像以上の町や道路の被害状況でした。

支援物資は奥能登に比べると豊富にあり物資には困らない環境でした。
しかし一方で全体的に動ける人員が足りておらず
例えば、市役所の方が1人しか避難所にいないのにも関わらずその一人も一日で交代してしまう状況でしたので、僕たちのほうが交代された市役所職員の方より避難所に詳しいという状況になっていました。
市役所の方はほぼ休憩無しで朝8時から夜8時まで勤務されていて引継ぎも疲れていてうまくいっていない状況でした。
また看護師の方も足りておらず愛知県から派遣されてきていた看護師さんは2日間ほぼ寝ずにいろんな高齢者の方を見ている状況で疲弊されていました。
僕が見て思ったのは避難所に求められている人員は、自分で主体的に動ける人で自分でやれることを考え、責任者である市役所職員の方の許可をもらい行動することだと思いました。
一般的なボランティアは指揮系統がしっかりしており力仕事が多いイメージだと思います、ですが被災地では指揮系統が機能していないところが多いので自分で動かなければ何も変わらないと思いました。

⑤私たちの活動・支援スタンス

現地のニーズに応えることを1番に活動を進めていきたいと考えています。実際にボランティアや支援を経験したことがある方々からお話やアドバイスをいただくことで、心構えと自分たちの役割を把握した上で向かうことを事前に行い、現地へ向かった時には、地域の人と協力し合い効果的に持続的に支援を行うことを目指します。持続的に人を派遣することで学生メンバーのマンパワーを発揮していきます。活動を継続的に行うために、お金のない学生に対して、 活動の支援資金を集めて、被災地の支援のために使っていきたいと考えています。

私たちの団体の強みは、過去の震災経験の受け入れサイドとボランティアサイドの方をアドバイザーに迎え、東日本大震災や中越沖地震などの知識を共有する勉強会を実施していることです。
また、先遣隊を派遣し、現地の地域団体やNPO法人等と緊密な協力体制を築いています。これにより、確かな知識と信頼性のある受け入れ先を把握し、初めて行く学生でも行ってすぐ活動を行う安心感があります。

引き続き「わかものと」では活動メンバーを募集します。
ご参加を希望される方はこちらのフォームまでお願いします。

ご支援をいただける方も募集しております。
代表の個人口座を緊急で開設しましたので、こちらまでお願いいたします。

口座情報 ノウダ カオル
金融機関名 PayPay銀行
金融機関コード 0033
店番号(支店コード) 007
支店名 かわせみ支店
口座番号 3266065
預金種別 普通預金

これからも皆様のご支援ご協力を心よりお願い申し上げます。
被災地での5日間の活動で感じたことをまとめました。

活動報告はこちらでもご覧いただけます。
公式Webサイト
https://preview.studio.site/live/ogO0wgvDW2/
公式X
https://twitter.com/notofukkou
公式Instagram
https://www.instagram.com/notofukkougakusei/

能登地震学生グループ「わかものと」広報 舟橋遼亮


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