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記事84:おーらにでぃず

家で仕事をすることにより、事実上の4連休を作り上げた。公には言えたもんじゃないが、分かっていて会社から後輩が「お休みのところすいません」と電話をかけてきた。我ながらよく教育された後輩だ。
すでに他の人の出社状況を気にするレベルを脱することができているので、このフィールドには誰も入れないのだ。

もう11月になっていた。11月のわりには、気温の方は頑張っていると思う。褒めてあげてもいい。10月の存在感の薄さはなかなかだった。自らもそれに気付いているのか、「あ、僕はもう大丈夫なんで」とすごく早く去っていった感じがする。
11月も存在感の薄さでは負けないものを持っていると思うが、こちらはあまり早く去られると12月ということらしいので少しはそっちの自覚も持っていただきたいものだ。

毎年年末には、自分の中でひっそりと『その年よく聴いた大賞』を決めている。決めているというか、ほぼ実際の再生回数とリンクしている。
noteの更新は100回で一区切りということで、順調にいけば年末を迎えないすごく半端なところで一旦飽きる予定にしている。2020年はともかく、それ以前を振り返るなら今しかない気がいきなりしたので過去の受賞作を振り返ってみようと思う。

審査基準は、以下の2点だ。
・その年に出た新譜で、新品で盤を購入 or データをダウンロード購入したもの
(前年以前に発売したものを購入又はダウンロードしてもノミネート外)

・アルバム単位を基本とするが、気に入ったならミニアルバムやEPも選べばいいじゃん

【2016年】エントリー数37(たぶんちゃんと数えられてない)
LIBRO『風光る』

何枚買ったかのデータは怪しいが、何枚だとしても大賞はこれでしょう。LIBRO復活の狼煙。活動はずっと継続していたけど、この1枚で全部ひっくり返しにきたと思った。
M-5『NEW feat. ポチョムキン』 M-9『熱病 feat. 5lack』あたりの客演がシングル曲候補だが、M-12『あまなりしき』で日本の祝日を読み込むラップをはじめ、文学ともいえる内容の曲が並ぶ。
トラックも骨がしっかりしていて、地味な顔からは想像できないヒップホップ指数高めおじさんだ。当時、隙あらばこのアルバムばかり聴いていたと言っても過言ではない。

次点でBiSH『FAKE METAL JACKET』、MGF『Float in the Dark』、KANDYTOWN『KANDYTOWN』、Refugeecamp『Raise The Flag』、鶴亀サウンド『AWAKENING』あたりをよく聴いていた。
が、ここで実は宇多田ヒカル『Fantôme』が大賞だったかもしれんと気づいた。でもそれだとあまりにもつまらないのでそれはそれで。

もう何年分か振り返ろうと思ったけど、予想より話が長くなったので続きはまたあとで。

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