今実習生がきています。

4年生で最後の実習になるため、これからの仕事に向けて役に立つような指導をしていきたいと考えています。

この実習が終わり、国家試験に受かればもう「作業療法士」なのです。

私たちと同じ給料をもらって働くようになるのです。

なので、単位の意識、スケジュールのマネジメント、勉強の仕方など、これから絶対的に必要なるものを指導しています。

◯ 勉強法

勉強の仕方では、学生の多くは教科書をコピーして貼り付ける。
教科書の内容を書き写すだけ。

そんな勉強法が多い気がします。

そして次の日にそれを聞くとほとんどの場合が覚えていないことが多いです。ただ打っているだけなんですよね。

なので学生にはぜひ、気になった症例ベースで調べ物をして欲しいですし、勉強の幅を広げていただきたいと思います。

例えば、高次脳機能障害を持っている人だったら、

① 画像や検査結果から予測される高次脳機能は何か
② 高次脳の中核症状はどこか
③ 予測と実際の行動場面上はどうか
④ 高次脳の中核症状はどこか
⑤ その人の高次脳の中核症状の病巣は?ネットワークは?評価・訓練内容は?

などと1人の症例を通して深めていくような勉強方法をとって欲しいと感じています。


と、とりあえず1週間学生を指導して見た感想でした。

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