由堂アロマテラピー講座・第1回
こんにちは。由堂です。サムネは手作りバナナフランベ。異国のデザートは心が躍りますね。私は食べませんでしたが。
さてさて、今日は記念すべきアロマテラピー講座第1回を始めましょう。ハーブティーや紅茶でも飲みながら、まったりとね。
そもそもアロマテラピーって何?
アロマテラピーとは、植物から抽出した香り成分、つまり精油(エッセンシャルオイル)を使ったホリスティック(全体的)な自然療法の事です。心身共に癒す療法、と捉えて頂いて構いません。
(ちなみにアロマテラピーという言葉はルネ・モーリス・ガットフォセさんの造語なのですが、彼の事はかなり後でお話します)
このアロマテラピーに使う精油についてもう少し詳しく言うと、
植物の持つ香り成分──芳香物質を取り出した、揮発性有機化合物(きはつせいゆうきかごうぶつ)の集合体という事になります。
植物油とはまた別の存在です。
精油の4つの性質
精油には4つの性質があります。
芳香性
香りがある事です。レモングラスやローズなど、植物ごとに違う香りがありますね。それです。
揮発性
液体が気体になるのを揮発性と言います。香りが広がりやすい事です。精油は小皿に入れておくと揮発していくので、元の容器に入れて保存しましょうね。
親油性・脂溶性
水に溶けにくく、油に溶けやすい事です。アロマスプレーなどを作る時は無水エタノールと混ぜてから水に加えます。
由堂はこの過程を死ぬほどやりました。楽しいです。
引火性
燃えます。よいこの皆さんは火のそばで使わないでくださいね。
今日の所はここまでにしましょう。これまでの内容をざっくりまとめます。
・アロマテラピーとは、精油を使ったホリスティックな自然療法の事。
・精油とは、植物の芳香物質を取り出した揮発性有機化合物の集合体。
・精油は芳香性、揮発性、親油性(脂溶性)、引火性を持つ。
次回予告
次回は精油の元となる植物について。生物の授業みたいな事をお話します。
今回より少し長くなるので覚悟してくださいね。ふふ。
これで講座第1回はおしまいです。また会いましょう。
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