なったらなったで仕方ねぇ

俺はそう思うタチだ。
別にハナから諦めてるわけじゃねぇ。
なったらなったでしょうがねぇってこった。
抗えないこともある。
あーでもねーこーでもねーと騒ぎ立てるのも一つの解決策だが、でも一方で「もう何でもきやがれ!」という、刹那的というかハングリーさとかいうか、そういったものも時には必要だと思う。
それとそういう時には本当に人間の本性が出るな。
そりゃ基本はみんな自分が一番だ。
他人を押し除けてでも自分が生き残りたい、助かりたい。
それが普通なんだろうな。
でも俺はそこまでしてっていうのはないな。
別に他人を助けたいなんてそんな綺麗事は思わない。
そんなことは好きにすればいい。
でも人を押し除けてまで自分をどうにかしようとは何だか思えない。
死にたいと積極的に思うわけではないけど、かと言って前向きに生きたいという意欲もそう高くない。
だからそういう心境になるのかな。
みんなはまだやりたいこととか希望とか、大事な人がいるからとか、そういうことなんだろうな。
でもそれにしても浅ましいのは嫌だな。
人間、汚いのは当たり前だが、でもいざそれを目の前にするとやっぱり気持ちの良いものではないよな。
どうやら自分は人間に幻想を抱いているらしい。
人間なんて大嫌いなのにな。
それでなければそんな幻滅なんてしないもの。
みんなは幻滅している暇なんてない。
だって自分が生きることが一番だから。
何としてでも生き残ってやるという、種の保存の本能が活きているのだから。
動物的だ。
でもそうやって動物的に夢中になれることを羨ましくも思える。
純粋だから。
みんなは純粋な人間の格好をした動物なんだ。
俺もそう熱い人間になりたかった。
生きてるって渇望したいんだ。
その為には動物的である必要があったんだ。

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