人は言う。
「仕事なんかやめてのんびりしたいなぁ。」と。
仕事をやめて初めのうちは楽しい。
でも1週間も経てば、やることもなくなってきて暇を持て余すようになる。
そして人生の大半は、仕事で時間潰しをしていたことに気がつくのだ。
仕事が無いと人は暇で暇でしょうがない。
実は人生には大してやることがないからだ。
そしてただ生きながらえるだけじゃ人間は到底満足できない。
何か楽しみがないと心が活きていけない。
とにかく生きていくのに暇は大敵なのだ。
本当の人生の楽しみは忙しいことだ。
やることがあること。
それが幸せ。
仕事で忙しいのと暇なのとでは、暇な方が辛い。
さて、金が無くて絶望のどん底に落ちた状態と、金があって毎日何でもできる状態と、どちらが幸せでしょう。
それはやはりどん底の方が幸せかもしれないのです。
それは生きる為に働かざるを得ないから。
生きる為にという大義は人を奮い立たせます。
でも金があって何でも好き勝手にできますよという状態には、生きる大義はない。
人は満たされていると腑抜けになるのです。
金を持っていても自ら死を選ぶ人もいます。
それはもう生きる大義がないことに気がついてしまったからかもしれないのです。
だから絶望したのです。
金があって絶望するよりも、金が無くて絶望した方が生きるのです。
私がそうでした。
金があった時は空虚でした。
金が無くなったら働かなければいけないという生きる大義が見つかったから、イキイキとし出したんです。
金が大義ではありませんでした。
生きることが大義だったのです。
どうにかして生き残ること、それが人生における大義でした。

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ごめんなさいね〜サポートなんかしていただいちゃって〜。恐縮だわぁ〜。