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スーパーのとあるオバ様

今日、私はスーパーに行って参りました。
このご時世、そして金曜の夕方ということもあり、スーパーのレジには大行列。
感染症対策の為、列の間を開けるということもあり、その行列は長くなっていました。
明日は大雨だというので、私はいつもより食料を多めに買い込んでレジに並びました。
私の前には60代くらいのオバ様が並んでおりました。
カゴを見たら結構な量です。
週末の食材をたっぷりと購入される様です。
オバ様の商品がレジで精算され始めました。
買い物カゴたっぷりの商品なので時間が掛かっていましたが、しばらくしてようやくその精算が完了しました。
その時です。
オバ様はレジ係の人に「持ってって。」と言い放ちました。
商品の入った重いカゴを、袋に詰める為の台まで持っていけという指示でした。
「持ってってもらえますか?」ではありません。
「持ってって。」です。
.....
おい、ババア。
レジ係はオメーの女中じゃねーんだよ。
さぁ、私の怒りの導火線に火がつきました。
何様だ、このやろー。
このクソババアめ、何て生意気な奴だ。
いや、そんなことを年上に向かって思う私の方が生意気なのですが、しかし私はそのババアに心からの軽蔑を投げつけてやったのです。
このご時世、しかもこんな忙しい時間帯に...
レジ係が忙しいのをわかっているくせに、わざとそんなことをさせているに違いない...
そこのレジの人はまだ研修中の身でした。
ですから精算はスムーズではなく、ババアの前の人の精算もモタモタとしていたのですが、おそらくババアはその事にイライラして、ねちねちとそのレジ係にカゴを運ばせたのかもしれません。
かぁ〜、何てイヤらしいクソババアなんだ。
The⭐︎姑といった面持ちです。
家に帰ったらさぞかし息子の嫁をいびるタイプでしょう。
あ〜、ねちっこいババアはたまらない。
ババアに悪気はなかったのかもしれません。
私が言葉に敏感過ぎるのかもしれません。
しかしどうしても私は「持ってって。」という
物言いが、生意気に聞こえて仕方がなかったのです。
このご時世で世の中がピリピリとしているところに、ババアのその一言。
そういう小さな所からわだかまりが生まれ、そしてその小さな小さな憎悪は至る所にあり、それらがやがて大きな塊となって、社会の雰囲気がどす黒くなってゆくのではないでしょうか。
と言うことをそのババアを見て思いましたので、その点ではババアに感謝です。
何だかんだ言って、そのババアも人。
そんなババアにすら愛を持って接することが、この社会に憎悪を生み出さない小さな心遣いなのだと学習しました。
ババアよ、サンキュー。

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ごめんなさいね〜サポートなんかしていただいちゃって〜。恐縮だわぁ〜。