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フルマラソン挑戦/27日目/シュ-ズ相談会



27日目。
日曜日の朝。晴れ。
とても日曜日っぽい日曜日。
そういう日曜日、ときどきありますよね?


歩きはじめから暑い。そろそろ衣替えしなくてわ。ランナーのなかにはTシャツ1枚の人もいた。平日とはまたちがう顔ぶれで、でも平日よりもあいさつをした回数は多かった。通学男子AB(コンビ名)のおふたりを見習って、タイミングをみてなるべく自分からあいさつをするようにしている。返ってくるときもあるし、こないときもある。



あんなに鳴いていたカッコーはどこへいったんだろう。朝から晩までカッコーカッコーにぎやかだったのに、聞こえなくなるとさみしく感じる人間の身勝手さ。どこかへ引っ越したのだろうか。



昨日のシューズ選び相談会のこと。


結論から言うと、購入していません!!
合うものは見つかった。けれど最後まで色が納得できず迷った末に要検討。嵐の二宮和也さんのお誕生日だし、きょう購入したら記念になっていいなぁと思った。けれど、これからの暮らしと挑戦を共に支えあう相棒なので「これぞ!!」と思えるものでありたい。焦らずいこうぞ。


購入は見送ったものの、プロの方に採寸していただいていくつかのランニングシューズを試着したことは想像以上に大きな収穫だった。40歳。自分の足を採寸するのは生まれてはじめてのこと。この体験がなければ、あのランニングシューズの大海原でまったく的はずれなシューズを選んで溺れ沈んだと断言できる。


驚いた。というよりぶったまげた。ひとつ試着するごとに「えぇ?!」とか「うっそ…」とか「こんなに?」とか、ぶつぶつ口にしながら歩いたり走ったり情緒不安定極まりない。にわかには信じがたいほどに、ランニングシューズはそのひとつひとつの履き心地がなにもかもちがっていた。



中野ジェームズ修一さんの『ランニング教科書』のなかで、足全体が包まれているようなフィット感が理想とあったのでこれが目安になった。スタッフさんが選んでくださった最初の一足がかなりしっくり感じたことも幸いし、その後に試着するシューズの履き心地のちがいが如実にわかった。




①心地いいけど足裏がもにょもにょする
②前のめりに引っ張られる
③左足だけ出っぱった骨にこすれる
④靴底がうすくて心細い
⑤横幅が合ってない
⑥なんかもうぜんぶ合ってない


などなど、あらかじめ合うものを体験しておくと合わないものは違和感の理由が明確になる。24.5cmの同じサイズなのにメーカーごとにまるでちがうし、同じメーカーのシューズでもちがいがあった。世の中にこれほどたくさんのランニングシューズが存在する理由がわかった気がした。



スタッフの方の選ぶ言葉にも驚かされた。「先ほどのものとくらべて履き心地がカジュアルですが…」と、おっしゃった。履き心地が、カジュアル??疑問に感じたが履いてみて納得した。カジュアルだった。すごいと思った。その足で数え切れないほどの履き心地を味わってきた重みを感じた。



丁寧な対応と、たくさんの知識と試着に感謝いたします。よりいっそう『走りたい』という想いも強くなり、たのしみです。貴重な体験でした。



スポーツデポ釧路店さんありがとう。
また来ます。



27日目。無事終了。
おつかれさまでした。
………はっ!!父の日?!?!






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