データセット_10連ガチャ結果の準備.R

要約

・random::randomでランダムな整数値をマトリックスで生成
・10連(10回試行)を10セットを用意

10連ガチャ結果のデータセットを作る

 前回記事の最後で思いついた、10連ガチャ結果のデータセットを作ってみることにした。
 R同梱のirisは数値なので、文字列を扱ったときとは多少挙動が異なる。正確には、文字列が扱えない関数がちゃんとエラーを吐いてくれない。
 そもそも、自分が普段相手にするデータと違って”整っている”。

方針

・引いた結果(試行結果)は乱数で生成
・生成する値は、N,R,SR,SSR,URに相当する5段階
・10回試行を1つのまとまりにして(=10連1セット)10回分
・何セット目の10連か、10連のうち何回目の試行かを明らかにしておく

作り方

#15の整数値をランダムに100個生成、10列で折り返して1010行を生成
#n回目の10連(set)のn回目の試行(#V1V10)の結果
> df <- data.frame(set = c(1:10), 
     random::randomNumbers(n = 100, min = 1, max = 5, col = 10))
   set V1 V2 V3 V4 V5 V6 V7 V8 V9 V10
1    1  3  2  5  4  3  1  2  4  2   2
2    2  5  1  1  5  1  3  1  3  4   4
3    3  4  4  1  1  3  4  4  4  2   3
4    4  3  5  2  2  2  3  4  1  3   5
5    5  5  2  3  1  3  5  1  5  4   3
6    6  5  4  4  3  3  2  4  1  5   2
7    7  1  4  4  3  4  3  1  1  4   5
8    8  2  1  5  5  2  1  2  4  4   2
9    9  5  1  5  2  2  3  2  2  3   4
10  10  5  4  5  1  3  4  4  4  2   3

 random::randomNumbers()は整数をランダム生成してくれる関数で、列数colはデフォルトでcol = 5。負の値も対応してくれる。
 また、random::には1次元での出力(randomSequence)や文字列(randomStrings)がある。
 思った以上に早く終わってしまった。ありがとう先達。

想定されるデータ処理

 このデータから何を出したいか。
 例えば、各レアリティの出現確率と各setごとでのバラつき、場合によっては10連内での確率調整(UR1枚確定とか)を見るために試行回ごとで見たい場合もあるかもしれない。
 そのためには「各値が何回出たか」、「setごと・試行回ごと」を集計したくなる。するとその次には「表がどうなっているとよいか・表をどのように変形する必要があるか」が控えている。

以上。

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