見出し画像

夢を持つということ

私は、就活をしている時、夢がありませんでした。(厳密にはあるのにないと思っていた)

就活をしていて、

「何のために就活をするのか?」
「夢や目標がない」

そんな方に読んで欲しいと思います。

私も実際、具体的な夢を持てなかった人間として、就活を通して学んだことを就活生向けにアウトプットしていきたいと思います。

あなたには夢がありますか?

まず、就活生に問いたい。
現在あなたには夢がありますか?

画像1

これは新成人に対して行なった、「将来の夢があるかどうか?」という調査の結果です。(マクロミル調べ)

2018年の調べでは、夢が「ある」と答えた新成人は54.4%でした。そして、年々将来の夢が「ある」と答える新成人は減っているんです。
2018年度は過去最低。

つまり約半分の人が

「夢がない」または「分からない」

と答えているんですね。

それって、人それぞれ「夢」に対する考え方が違うからじゃないか?と思うんです。


私の夢についてお話しします。

私の夢は「父になること」です。

えーそれ夢って言えるの?
ざっくりしすぎww
かなりざっくりしてるww
ブラックサンダーかよww

画像2

そう思った人がほとんどだと思います。

普通ですよね。

そう、私の夢はごくごく普通なんです。

起業したい!
経営者になりたい!
年収1000万稼いで豪邸を建てたい!

などという具体的な夢ではないんですね。


「それは夢なんですか?」


では、今現在、具体的な仕事に対しての夢を持っている人はどのくらいいるんでしょうか?

自分を偽るな

画像3

(私の友人100人調べ)

私がインスタグラムで集計したので、不確定要素満載ですが、まあ私の周りで仕事に対する夢を持っている人も半分くらいでした。

正直、私も就活中、自分がどんな仕事に興味があって、将来どんな会社で働きたいのか、わかりませんでした。

「うおーーー!!やってやるぜ!!(ファイヤー)」

なんていう仕事に対する熱い夢は無かったんです。

どちらかというと作ってた。

「就活してるけど特にやりたい仕事なんてないな、、、」

「まあなんとなく大手がいいな。」
「調べて興味が持てる部分探そ。」

みたいな。

でも面接では

「御社の理念に重なる部分があって、、、」

「御社のこの技術を使って日本を変えたいんです!」

なんて語って、自分を偽ってきました。
(今考えると寒気がする)

そして何度も落とされてきました。
(まあ私が面接が下手だった可能性もある)


結局私は大手の会社に入って

「すごいね〜」
「めっちゃ大手やん!」

ってチヤホヤされたかった。だけなんですね。


『偽った自分を認めてもらって入社しても、その会社では本当の自分を認めてもらえないよ』


私の就職活動を支えていただいていたある方からの言葉です。

会社に入ってからも自分を偽り続けなければならない。本当の自分を出した時に、果たしてその会社は認めてくれるのだろうか?

そもそもそうやって選んだ会社は自分に合っているのだろうか?

これって怖くないですか?

ここで私が言いたいことは、

仕事に対する夢がないからって、
無理に作る必要はない。

そして、

「自分には夢がないんだ」と思わないで欲しい

ということです。

※ここからは完全に個人的な考え方を述べるので、途中であ〜この人とは、私は考え方が違うな〜と思ったら読むのやめちゃって結構です。笑

私の経験談

就活中に「あなたはどんな夢を抱いていますか?」という質問に対して、

「父になることです!!」(ドーン)

って答える人、あんまりいませんよね。

就活中、自分を偽ってきた私は、就職支援会社の人の言葉で気づかされて、

将来、
何になりたいのか?
どうなりたいのか?
どうなれば幸せ?

と考えました。

そして出た答え。


将来安定した家庭を築ければそれで良い。


いいのか本当に。
いいんです本当に。


ただ私は、家族と安定した暮らしができればそれでいい。仕事から帰ったら奥さんがいて、子供がいて、みんなで食卓を囲んで、あぁ幸せ〜と感じたい。


(そんなうまく行かねえよ)


全国のお父様方の貴重なご意見ここで頂きました。ありがとうございます。


そう、そんなにうまく行かないですよね。
ただの理想に過ぎません。

そもそも働く理由になるのか?
という話ですね。

だから私自身、自分の夢として認めることができなかったんです。

でもある会社の面談で、私の夢について話した時、そのときの社員さんはとても褒めてくれました。同時に、

何故そう思うのか?
その夢を叶えるためにはどうすればいいのか?

とバリバリの質問攻めを喰らいました。

でも本当はそこが大事だったみたいで。

話しましたりすべて。私のありのままを。

画像4


そこで初めて夢に対して自信が持てるようになったし、堂々と夢を語れるようにもなりました。

人って自分の意見や考えを誰かに肯定されることで、改めて自分で自分を認められると思うんですね。

また、自信をつけるために必要なことも学びました。

何のために働くのか?

です。

ではあなたは何のために働くのか?

考えてみて下さい。

将来、起業するためのノウハウを学ぶため?
将来、自分の会社をもつため?
将来、外車を買うため?
将来、豪邸を建てるため?

いいじゃないですか。
どれも全部将来の夢になります。

私は、夢とは何かをするときのモチベーションになるものだと思うんです。

必ずしも仕事に対するものに限定されないし、これまた小さすぎでしょ!一つだけよ!なんてものでも無い。

これから社会人として働くわたしたちが持つべきものは、何のために働くのか?という疑問に対する答えです。

私はその答えが、将来、安定した家庭を築くためだという話。

夢の深掘りで根拠を見つける

大切なのはその夢を掘り下げて、掘り下げて、じゃあ叶えるためには私はどうすればいいの?という疑問の答えを明確にしていくことです。

画像5


例えば、将来外車を買いたいと思っている人。

画像6

その外車はいくらするのか?
いつまでに買いたいのか?
どれくらい稼げばいいのか?

こんな風にどんどん掘り下げます。

どの会社が稼げるのか?
どのくらいの地位になれば稼げるのか?
その地位になるためには?
どんな人間が稼げる?


「〜したい」「〜なりたい」を見つける

どんどん掘り下げ、具体的にしていく

答えを出す①

①に近づくために何をすればいいのか?

答えを出す②

②に近づくために何をすればいいのか?

③、④、⑤....


この繰り返しです。

そしてこの過程の中で
そもそも私はなんで外車を買いたいんだろう?という疑問の答えを探してください。

夢に対する根拠ですね。

するとざっくりしてるな〜とか、何だそれ?とか、でかすぎ!なんて事もどんどん明確なあなたの夢へと変わっていきます。

そしてその夢を叶えるために私は何をすればいいのか?が見えてくる。

私の場合、

子供は3人欲しいです。そして子供3人とも、将来自分の進みたい道に進ませてあげられるだけの財力のある父になりたいです。

そんな家庭を築くために働ける父になりたい。

だからこれが私の本当の夢ですね。

なぜなら父が私にそうしてくれたので。

憧れと理想をもて

私の夢の根拠となる話です。参考までに。

私は長男で3人兄弟なのですが、小学校から大学までずっと野球を続けてきました。そしていつも支えてくれていたのは父でした。

私の父はいつも自分よりも子供のために行動する人で。自分が経験したことのない野球を私が始めると、なんでも調べて、研究したり、自分も一緒に練習したり、とにかく子供のことに対して熱心になれる父だった。

将来家族を持つなら、

父のような父になりたい。

そう思いました。


あ、ファザコンじゃないですよ?

でも将来は、私が過ごしてきた家族のような家族を作りたい。子供のために何かしてあげられる父でありたい。そう思ったんです。

これが夢に対する根拠です。

まあ言い換えると、

他人のために行動できる人になること

これが私の理想像です。

こんな感じですね。


重要なのは自分の夢は現実味があるかないかじゃなくて、”将来〜したい。〜なりたい”という憧れ理想を常に持つこと。そしてその憧れや理想に近づくための努力ができるかできないかです。

夢を働くモチベーションに

例えば、

「あの星に行きたいんだ!」

っていう子がいたとします。でもその子がパジャマを着て、夜空の星を指差しても、いつまで経っても宇宙には行けないですよね。

でも宇宙に行くために勉強したり、トレーニングしたりして、宇宙の知識や生活するための体力をつける。もうこの時点で近づいてるんです。憧れに。そして近づくと急にそれが行けるんじゃないかって実感できるようになる。

そしていつの間にか宇宙服を着てるんです。

画像7


その人は星を指差して言います、
「今からあの星に行くんだ!」って。

これは宇宙飛行士を夢見た主人公が夢を叶えるというあるあるの漫画のストーリーなんですけど、実際に夢を叶える人って必ず、憧れや理想をモチベーションに変えて生きているんですね。

その時々で自分は夢に近づいている!実感できるとさらにそのモチベーションは上がります。

つまり、わたしたちは働くためのモチベーションをどこに置くか?が大切なんです。

これが実際に就活生たちに伝えたい、
夢を持つことの意味です。

その憧れ理想に対して近づくための努力ができるならば、その憧れ理想として語れるものじゃないですか?

結局は、

どんな人間になりたいのか?
の答えに繋がります。

夢を叶えられる人は
自分で出した答えに向き合い続けることができる人

だと思っています。


将来の夢は何ですか?と質問してくる面接官は、あなたの夢が大きいか小さいか、現実味があるかないかなんて事を知りたいのではありません。


企業が本当に知りたいのは、

「あなたがどんな人間なのか?」

ということなんです。

夢を語れ

もう一度言います。

夢は仕事に対するものでなくてもいい。
あなたの〜したい。〜なりたい。〜たい
を夢にしちゃいましょう。

その夢を掘り下げて行けば、その夢はあなたの働くためのモチベーションとなるものに変わります。

そしてあなたはどんな人間でありたいのか。
理想となるものが見えてくると思うので。

小さな憧れ、理想、働く理由、全部あなたの夢にしていいと思います。

そして、誰かに語ってください。恥ずかしがらず、見栄を張らずに。少し自分おかしいかな?普通すぎるかな?と思うことでも語りましょう

そして、誰かに肯定してもらってください。
そして、自信につなげてください。
そして、あなたの夢に責任を持ってください。

それがあなたの夢の実現に大きく関わってきます。

私の記事を読んで少しでも夢に対する考え方が変わったなと思った人は、ぜひ、自分の夢をもう一度探してみて下さい。

そして今日もブラックサンダーを食べて、
元気に頑張りましょう!!

最後までお読み頂きありがとうございました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?