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ガンバ大阪 記事まとめ

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2021年8月の記事一覧

【忖度なき採点&寸評】もう…からっぽや。。。史上最もむなしい大阪ダービー

【前書き】残ったのはむなしさだけ。 そんな大阪ダービーでした。 闘志も、技術も、戦術も。 見るべきところはほとんどありませんでした。 セレッソの解任ブーストに焼かれた試合を、必死に振り返ってみました。 【戦評】15連戦の13戦目。 スタメンは4-4-2に。 松波監督は、このフォーメ選択の理由をこう話しています。 「攻撃のところで1トップ、2シャドーをやってきた中で、前に2人置いて1人が孤立しないようなことを考えながら、そうなったときには後ろを4枚にしてというと

【忖度なき採点&寸評】負けた理由は佐藤の退場、三浦のミス以外にもある。ふがいなき横浜FC戦

【前書き】ため息しか出ない敗戦でした。 横浜FCの最下位脱出をアシストする当たり、ガンバらしいと言いますか。。。 グダグダ文句を言う元気もないので、さっそく戦評へ。 【戦評】 共に基本布陣は3-4-2-1のミラーゲームでした。 共にコンパクトな守備から、相手の裏をつこうというコンセプトは共通しているのでは、と解説の戸田さんもおっしゃっていましたが、攻撃のパターンは両チームで違ったように思います。 横浜FCは、ボランチやWBから斜めのパスを1トップの千真に差し込み、

若手選手の起用と移籍

ガンバ大阪は第26節横浜FC戦で敗戦してしまい、順位を上げるチャンスを2試合続けてふいにしてしまいました。完全にスタメンと戦術上の問題だったと個人的には思いますが、最下位の横浜FC相手に完敗したのは上位浮上に向けては痛すぎる結果でした。 まあ昨日のJリーグのトピックは、ついに川崎フロンターレが敗戦を喫し、勇気を持って戦ったアビスパ福岡の素晴らしさを讃える1日でした。昨日はセレッソ大阪も、下位の湘南ベルマーレに1−5の惨敗をホームで叩きつけられ、他人事ながら 「せっかく新しく

【忖度なき採点&寸評】サッカー界永遠の課題に向き合う力は襟兄にあるのか。0-0のFC東京戦で向き合う現実

【前書き】決して悪い試合ではなかったと思います。 今季の目標が残留だ、という現状の力を考えれば。 ではさっそく試合戦評に。 【戦評】スタメンは現時点でのベストメンバーと言える布陣でした。 特に警戒したのは、攻めている時間にFC東京のブラジル人トリオが発動するカウンターでした。 何度か危ない場面はありましたが、ここはガンバのDF陣、特に昌子、三浦、小野瀬あたりの対応は見事だったと思います。 ボールが相手にわたる、さらにわたりそうと察知したら、すぐに小野瀬はアダイウト

【忖度なき採点&寸評】現地観戦の天皇杯・松本戦!! 小野裕二のきらめきに今後の可能性を見た

【前書き】 遅くなってしまいました・・・ きょうはなかなか時間を取れず。。 天皇杯・松本戦は現地観戦してきました! 清水戦からメンバー10人を入れ替えた中で、J2の相手に苦戦しました。 ただリーグ戦では出場機会の少ない選手たちが、しっかりとアピールし、勝ち切ってくれた試合を振り返っていきます!! 【試合総評】 先発はフラットな4-4-2。 井手口を右サイドハーフに起用し、相手に前から圧力をかけようという意図は感じました。 ただ試合が始まると、やはりJ2相手、

【忖度なき採点&寸評】突如現れた救世主!!FW山見大登の戦術的価値を説く

【前書き】この瞬間を、待ちわびていたような気がします。 新加入選手のリリースが来なくとも・・・ 青黒のユニホームで活躍してほしかった若手たちが、クラブから離れるリリースに打ちひしがれても・・・ 山見大登(やまみ・ひろと)選手。 関学大4年生。 特別指定から初ベンチ入り→後半31分にJデビュー→後半37分に超絶ゴラッソで決勝点。 こんな美しすぎるストーリー&ゴールを見せてくれるから、やめられないんです。 【試合総評】 順位の近い清水との対戦。 藤春、柳澤と本来

【夏の移籍最終日! ガンバ大阪 戦力分析】

2021/8/13(金)本日が夏の移籍市場最終日となる。各チーム国内移籍が活発になる中、ガンバ大阪の移籍による戦力図を見ていこう。 夏季移籍市場今夏のガンバ関連の移籍は8/13 16:00現在、加入1名、退団2名となっている。 加入はJ2水戸ホーリーホックから両サイドバックをこなせる柳澤亘選手が加入。退団は、直近の徳島ヴォルティス戦に先発出場していた一美選手が徳島ヴォルティスへ、オーストリア2部FCジュニアーズにレンタル移籍していた中村敬斗選手がLASKリンツへと移籍した

【ガンバ大阪】残りシーズンについて簡単にまとめてみる

お疲れ様です。久しぶりに筆をとります。単純に気乗りしなかった。今のところのガンバ大阪をおさらいしてこれからのことをまとめておきたい。 コロナクラスター発生と監督交代 もうこの時点で厄年となることが決まってしまった。キャンプから積み上げようとしてたこともうまくはまらない中で、開幕の神戸戦で何かきっかけをつかみかけたところでのクラスター発生。再開後も波に乗れず、クラブは監督交代を決断。戦術的なことを捨ててとにかく今いる選手の長所を活かしたサッカーに切り替えた。 監督交代の判断

【忖度なき採点&寸評】我慢を忘れた徳島戦。垣間見えた上から目線が敗北の原因に

【前書き】 戦略的に敗れ、我慢もできず。 そういった試合に見えました。 超過密日程のため、メンバーを固定できず、試合ごとに出られるメンバーから戦い方を選んでいるような印象もある今のチームですが、きょうは後半ロスタイムまで相手の策略にはまってしまった気がします。 ではどう戦うべきなのか。 試合を振り返ってみます。。。 【総評】毎試合ターンオーバーを行う中で、3バックに中盤はアンカーを置いた逆三角形、2トップという布陣に。 ペレイラ、一美の2トップに加え、倉田、矢島

【忖度なき採点&寸評】3失点を重く見るのか、2得点をよしとするのか。痛しかゆしのマリノス戦

【前書き】打ち合いの試合を見ると、なぜか負けた気がしないのは僕だけでしょうか。 いや、そんなことを言っているから、ダメなのかもしれません。 新たな負傷者も出てしまいましたが、2人帰ってきたからよしとするか、とか思ってしまう自分が怖い。 厳しい目を持って、試合総評に臨みたいと思います!!! 【試合総評】スタメンは5人入れ替え、ハイプレスのマリノスに対し、宇佐美をトップ下に置いた4-3-1-2というシステムで臨みました。 立ち上がり、マリノスの前プレを東口のロングパスで

2021年8月6日J1リーグ第6節ガンバ大阪対横浜F・マリノスDAZN観戦の感想

五輪サッカー日本代表とガンバの延期分の試合開催が重なるのは8月3日と同じですが、前回はガンバの試合が19時キックオフ、日本代表が20時キックオフでした。今回も同じかと思いきや、女子サッカー決勝の変更の割を食って18時キックオフに変更になったため、日本代表が先、ガンバが後の順番となりました。 ガンバにとってはマリノスは難敵ですが、勝てば11位にまで上がれるチャンスを逃すわけにはいきません。移籍したばかりの左右のサイドバックが出来る柳澤がスタメン入りで、メンバーを見る限りは4バ

【忖度なき採点&寸評】スペイン戦の裏でうまいの定義を考える。本当に宇佐美貴史はうまいのか

【前書き】まずは謝らなければなりません。 ガンバに禊を誓いながらも、日本ースペイン戦に浮気したことを。 「ちょっとだけ・・・」と思ってのぞいたら、そのまま試合に引き込まれました。 堂安律や谷晃生の頑張りに心揺さぶられ、吉田麻也って本当にいい選手になったよなあ・・・と感服しましたが、やはりスペインとの力の差はあり・・・ しかし10年前なら、世界トップクラスになんて30回に1回しか勝てないやろ、と思っていた割合が、10回に1回ぐらいは勝てるんちゃうか、と思うように。 そ

谷晃生選手の「らしさ」をみた

五輪サッカー男子準々決勝。日本はニュージーランドに辛くも勝利を収めることができた。 その中で、谷選手の活躍を誰よりも願っていたのは、湘南サポーターでもあるこの僕です。 【谷晃生とは】谷選手は昨年からG大阪よりレンタル。出場機会の少ないG大阪から、縁もゆかりもない湘南へやってきた。もちろんそれは、五輪を見据えた移籍だろう。 一年目から活躍し、レギュラーのポジションを取ると、湘南のザルディフェンスから来るシュートの嵐を、好セーブ連発。彼にとっては成長するいい移籍だった(はず