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企業として中立の立場で「美容×ITメディア」をnoteで運営するBeautyTech.jp #noteクリエイターファイル

noteで活躍するクリエイターを紹介する #noteクリエイターファイル。今回は、美容業界の国内外のイノベーションを発信するメディア「BeatyTech.jp」の登場です。

日本そして世界で進む、テクノロジー、マーケティング、サイエンス、ビジネスと融合する美容業界のイノベーションを深掘りして伝えるBeatyTech.jp。

韓国、中国、アメリカ、フランス……現地在住ジャーナリストによるリアルな情報や、カンファレンスに登場した最先端の技術など、その名の通り、ビューティーテックの最前線を追い続けています。

noteでメディアをどのように運営しているのか。編集体制や方針、BeautyTechが目指すものについて、編集長の矢野貴久子さんと編集者の小野梨奈さんにお話をうかがいました。

美容業界を盛り上げるために中立な立場で発信

BeautyTech.jpの運営母体は、日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を運営する株式会社アイスタイル。企業のブランディングや広報としてのオウンドメディアとは一線を画した立ち位置のメディアは、どのような背景で生まれたのでしょうか。

「アイスタイルはBeauty×ITで世界No.1企業になることをミッションとしています。これからビューティーテックの時代がくることは間違いなく、弊社としても国内外の動きに注目しているけれど、特化したメディアがありませんでした。ならば、自分たちが情報を仕入れることも含めて、ビューティーテックの最前線を発信するメディアを立ち上げようということになったんです」(矢野さん)

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(写真左 : 矢野貴久子さん / 写真右 : 小野梨奈さん)

編集長として抜擢されたのは、雑誌編集を経て働く女性のためのメディアcafeglobe.com(現MashingUp.jp)を立ち上げるなど、企業のブランディングやメディア運営の経験が豊富な矢野さんでした。

「現経営陣から美容業界を盛り上げるために、BtoB向けのメディアを立ち上げたいと相談を受け、アイスタイルにジョインしました。経営陣から言われていることは、オウンドメディアではなく、あくまで中立なメディアとして美容業界全体のメリットのための発信をすること。それ以外は、編集体制も方針も、裁量をもらって、自由にやらせてもらっています」(矢野さん)

cafeglobe.com時代に一緒だった小野さんをはじめ、矢野さんが信頼をおける編集者に声をかけ、BeautyTech.jp編集部が誕生。半年の準備期間を経て、2017年11月30日にβ版として配信がスタートしました。

各国在住のライター50人と、最先端で深い情報を毎日配信

現在の編集部は、メディア運営のプロフェッショナルである編集長の矢野貴久子さんと、編集のスペシャリストで英語が堪能な副編集長の十河亜矢子さん、サイエンスやITに詳しい理系編集者の小野梨奈さん、名だたる企業で事業開発コンサルを行うアドバイザーの秋山ゆかりさんの4人をはじめ、地方や海外在住のリモートワークスタッフが3名。

それぞれの強みと得意分野を生かして、企画・執筆を行なっています。また、2019年7月からはアイスタイル傘下の株式会社Dot&Spaceから福岡さくらさんが、メディアグロース担当として参画しています。

「編集部で毎週、Zoomで編集会議をしてネタを出し合い、更新スケジュールも決めます。そのほかのやりとりはすべてSlackで行い、Trelloと連動させて更新スケジュールやタスク管理、ライターの方々とのやりとりをして、編集作業自体はフルリモートで対応できる編集部なんです」(矢野さん)

記事を執筆するのは、世界各国に駐在する50人を超えるジャーナリストやライターたち。編集部から執筆をお願いすることもあれば、企画を提案してもらうこともあるそう。

「ライターの方々には、美容というよりも、テックや経済などに明るい方を中心に声をかけています。紹介もありますが、書いている記事を拝見して、いいなと思った方に直接お声がけすることもあります」(矢野さん)

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最新の情報をキャッチするために海外メディアをチェックするだけでなく、年に4~5回は、アメリカ、フランス、中国をはじめ世界各国で開催されるカンファレンスにも足を運んでいるのだとか。

「最先端でありながらも、単に事実を伝えるだけでなく、編集者とライターの得意分野を生かし、分析・考察をして、深掘りした内容を届けることを意識しています」(矢野さん)

2018年3月1日からは平日朝7時に毎日更新し、LINEとメルマガに配信、TwitterとFecebookで拡散し、Beauty×ITに特化した骨太な記事を届けています。

社内開発ではなく、noteでメディアを立ち上げた理由

そもそもメディアを立ち上げるに当たってnoteを選んだ理由はなんだったのでしょうか。

「もともと私自身が前職時代にnoteを運営するピースオブケイクCEOの加藤さんに取材をさせていただいていて、noteの可能性を感じていました。唯一課金ができるメディアで、編集画面の操作がシンプルで使いやすい。立ち上がりのスピードも重視して、社内開発ではなく外部システムで一番よいところをと思って選びました。初期費用もメンテナンス費も大きなコストをかけず、気軽に始められるのも魅力に感じました」(矢野さん)

運用に関しては、noteディレクターの玉置に相談しながら、ITに詳しい小野さんがメディア設計を考え、試行錯誤を重ねてきました。たとえば、ヘッダーのタグはシンプルに、マガジン機能を活用し、キーワードや国別に記事検索をしやすいようにサイトマップも制作。

成果の指標としてはリピーター率やPV数を見つつも囚われすぎず、現場の声に手応えを感じていると言います。

「当初は業界の方に見ていただきたくリピーター率を指標にしていて、1年くらいは思ったほど伸びませんでしたが、PVとUUは順調に右肩上がりで、昨年後半あたりから伸びが大きくなってきました。

一般のメディアと比べると、PVは一桁少ないのですが、たとえ1本の記事の初動が1,000PVでも、それだけ美容業界の方にアプローチできていると思うと我々にとってはとても大きな数字です。社内の他部署の人たちが現場で声をかけられることもあるようで、業界内で少しずつ評価してもらっていることが嬉しいですね」

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読者は美容業界の人を中心に、スタートアップ業界の人や投資家記事によっては旬のキーワードで検索され、一般の人にも読まれていると分析しているそう。

「CEO加藤さんの“野原に一軒家を建てるのではなく、街の大通りにお店を出さないと”という言葉が印象に残っています。noteで始めたからこそ、現在フォロワーが60,000人に近づいており、より多くに人に読んでいただけているのだと思います」

現在は、2年間で培ってきたメディア基盤をどのように展開していくかを検討している真っ最中。課金も調査資料などでスタートしており、冊子やビジネスイベントにも挑戦中のBeautyTech.jpがメディアとして、どんな発展を見せてくれるのか、期待が高まります。


■BeautyTech.jp
美容業界の国内外のイノベーションを発信するメディアです。
詳しくは → https://goo.gl/7cDpmf
BeautyTech.jp(English)move to https://medium.com/beautytech-jp
note:@beautytech.jp/magazines
Twitter:@BeautyTechjp


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コメント (1)
PV数に囚われない!仰る通りだと思います!
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