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教育に関わるみなさんに向けて、note活用事例やアイデアをまとめました

新型コロナウイルス対策による休校が長期化し、学び方にも変化が起きています。そんな中、noteではすでに教育関係者の方がさまざまな発信をしてくださっています。

この記事では、新しい教育のヒントになるような、noteの活用事例や活用アイデアを紹介していきます。ぜひ、参考にしてください。

1. 学校の取り組みをあえてオープンに

■ クラーク記念国際高校の「学びの可視化」
「学びの可視化」を目的にnoteを開設しています。たとえば探究学習の成果発表を「模造紙に書いて発表する」のではなく、noteでオープンに発表し、反応を得てブラッシュアップするのが目標のひとつだそうです。
また、マガジンにも工夫があります。「生徒の部屋」「先生の部屋」などのマガジンに、今後は個人の記事をまとめていくそうです。保護者のかた、新入生のかたにも学校のことがよく伝わるウェブサイトにしていくことを目指しています。

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■ 地域連携教育で、noteを活用
noteで学生と地域の方々がつながる、という思いつき。
地域で活躍されている人と、学生をつなぐ場にnoteを選んでいただきました。地域の人のnoteの発信を、ゼミ生のみなさんが支援しながら学んでいくプログラム。今後、どのように展開するのかが楽しみです。

2.先生や学校から、生徒へメッセージを発信

学校内部での案内も、見られて問題がなければnoteに公開することもひとつです。外部の人も見られる形で発信することで、新しいアイデアや交流が生まれるかもしれません。また、ストックになって次の機会の参考になるかもしれません。ぜひご活用ください。

■ 生徒に向けたメッセージを発信する
神奈川大学国際日本学部に入学されたみなさんへ
休校で会えなくなってしまった新入生に向けたメッセージが温かくて、授業が楽しみになるnoteです。おすすめの本を紹介しながら、授業の事前課題にもなっています。
■  お題企画「#オープン学級通信」で投稿
noteでは先生が児童・生徒のみなさんに率直な思いを届けるきっかけになるようなお題企画も行なっています。先生からだけでなく、学生のみなさんが先生に伝えたいこと、クラスメートに伝えたいことも自由に投稿してみてください。数年後に読み返したときに、だれかの力になるかもしれません。
■  履修登録方法を案内
【神奈川大学】履修登録ガイドブック(全学部全学科対応)

新入生に向けて履修登録の仕方を懇切丁寧に説明しているnoteです。
■  大学の教科書の購入について
早稲田大学生活協同組合 早稲田キャンパス教科書購入のご案内

オンライン授業にともなう教科書購入の方法などをまとめています。

3.教育関係者で知見を共有し合う

団体、地域、立場を問わず、教育に関わるみなさんの知見をオープンにしてみてはいかがでしょうか。

■  映像講義のコツを公開
映像講義の収録について、予備校講師からのささやかなヒント

ご自身の経験から映像講義のヒントをまとめてくださっています。
■  オンライン教育を受けた目線での感想、フィードバックを記録
東京大学でオンライン授業を3週間受講して <課題・対策・リクエスト>

受講者目線で気づいた改善点や課題などがまとめられています。
■  教材研究を共有する
「水の東西」を教材研究してみた

高校国語の定番『水の東西』の教材研究を公開しているnote。先生それぞれの教材の解釈や、授業のやり方などをぜひnoteに公開して、情報交換をしていくのはいかがでしょうか。
■  プリントのテンプレートを共有する
国語の授業で使っているプリントのテンプレートを作ってみました

授業で使うプリントをどのように作っているのかを言語化し、テンプレート化して公開してくださっています。
■  授業で使える教材や音声を公開
英語情報Web(公益財団法人日本英語検定協会)さんが、英語科教員向けに、授業づくりに役立つ情報を公開しています。

4.児童・生徒向けに教材を公開する

■  受験生がこの時期何をすればいいかフォロー
4月からまなぶ現代文①言葉の知識

受験「現代文」で4〜5月にやるべきことを、スケジュール単位でまとめていただいてます。
■  教育系イベントの動画や結果などをマガジンにまとめる
スプリンギン・フェス シーズン1

小・中学生を対象にしたビジュアルプログラミングアプリ「Springin’(スプリンギン)」を提供している、しくみデザインさんは、休校対応に伴い開催したオンラインイベントの、動画や受賞作品結果発表などを、マガジンにまとめられています。

ちなみに、Springin’(スプリンギン)はnote proで作成されたページなのですが、メニュータブが「作ってみよう」「参加しよう」など行動に落とされていて、とてもわかりやすく参考になります。

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学校でnoteproを使ってウェブサイトをつくるときには、目的ごとに記事をまとめることもおすすめです。

5.生徒のまなびを公開する

■  発表資料をnoteに公開
コロナで休校となっている今、高校生ができる“勉強”とは

本郷学園 社会部の生徒のみなさんが、調べたことをまとめてnoteにアップしています。さまざまな立場の人に見ていただくことで、また新しい学習につながるかもしれません。
■  美術系学生の「卒業制作」投稿企画 #わたしの卒業制作
新型コロナウイルスの影響で卒業制作発表の場が減ってしまったことを受けて、noteでは卒業制作のお題企画を開催しました。

作品の見た目や概要だけでなく、思考の過程や思いを語っていただくことで、読者の想像力を刺激するnoteがたくさん生まれました。
Twitterで卒制を公開した本当の理由
卒業制作「メントリスツールズ」
卒業設計 Graduation Design
患者の意思決定を支援する「俯瞰型」リーフレットの制作
消えていく親友の記憶 卒業制作「Phantom」

まだまだ、さまざまな使い方を募集中です。

noteを使った教育は、まだまだこれから可能性が広がっているジャンルだと考えています。紹介している事例のほかにも、このような使い方もあるのではないでしょうか。

学齢とシーン別note活用方法について

「こんな使い方をしてみたい!」「こんな教育情報が知りたい!」など、ぜひご意見をお寄せください。新しい教育を、みなさんと一緒に考えていきたいです。

その他 教育関係者のみなさんにおすすめの情報

■学校にnote proを無償提供、noteの学校支援プログラム
noteは学校に対して、オウンドメディアやホームページ構築が簡単にできる「note pro」を無償提供しています。公立・私立は問わず、全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校が対象です。


■noteの出前授業
全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校を対象に、出前授業を開催しています。noteの利用有無やnoteの利用意向に関係なく、お申し込みいただけるプログラムです。


■note教育 アカウントによる情報発信
教育に関する公式noteです。学校のnote活用事例のご紹介や、教育関係者のかた向けの情報などを発信していますので、ぜひフォローしてみてください。


■教育カテゴリページ
学問や教育への思いを語った投稿や、学校のnoteアカウントなどご紹介しています。教育関係者のかたはもちろん、教育に関心のあるみなさんにおすすめのページです。


noteはこれからも、学校や児童・生徒、そして教育関係者のみなさんの情報発信を積極的にサポートしていきます。




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