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誰かの夢を叶える芸人・うすいよしきさん #noteクリエイターファイル

noteで活躍するクリエイターを紹介する#noteクリエイターファイル。今回は、お笑い芸人を目指しながら、noteに投稿した1本の記事がきっかけでオウンドメディアの編集長を務めるうすいよしきさんを紹介します。

うすいさんが投稿した「デブでブサイクな男子大学生が女子店員よりもレディース服を売れるようになった話。」は、42万PVを記録し、noteスキ数は2,271件、はてなブログコメントは1,762件、と大きな反響を呼んでいます。

「note大好き芸人」「至福の瞬間は良いnoteが書けたとき」とnoteやTwitterのプロフィール欄に書かれているほど、”note愛”にあふれるうすいさん。その原点にある想いや、noteが好きな理由とは?

影響力を持って、誰かの夢を応援したい

「誰よりも誰かの夢を叶えられる人間になる」

うすいさんは高校以来、現在まで、ぶれない夢を掲げています。その原点は、強豪校のサッカー部に所属していた時代、出場できなかった試合で、誰かを応援する喜びを知った経験にあるそう。

「受験期に入る前、高校サッカーの“巨人”みたいなチームとの試合で、前半戦は圧倒的に負けてたんですが、ハーフタイムに試合に出られない同級生たちと作り上げた応援を必死にやったら、後半戦は勝ったんですよ。試合後、選手に泣きながら応援がめちゃくちゃ励みになったと言われて、監督にも感謝されて、実際にYouTubeでも応援がバズって、誰かを応援をすることの快感を覚えましたね」

その後、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」クラウドファンディングReadyforのチーフマネージャーとして、実行者の夢を叶える仕事に従事してきたうすいさん。1000件以上のプロジェクトに関わってきたなかで、誰かの夢を応援する可能性を感じると同時に、もどかしさを抱えるようになったと言います。

「クラウドファンディングで資金調達に成功して夢を叶える人がいる一方で、失敗する人たちもいる。そんななか、僕の力不足も感じていて。より誰かの夢を叶えられるようになるためには、自分自身がめちゃくちゃ大きくならないといけない。ライティングスキルを上げて、発信力を高めて、有名になって、世の中と挑戦者をもっともっとつなげていきたい、と思ったんです」

3年間勤めた会社を辞めて、フリーランスになったうすいさんは、自分が有名になって一般層にまで影響力を持てるようにとお笑い芸人を目指し、ワタナベプロダクションのお笑い養成所のオーディションに応募し、特待生として入学金の一部免除を獲得。 養成所の所属はしていませんが、同時に、ライティングスキルを磨き、個人の発信力を高める場所として選んだのがnoteでした。

人生を変えた1本のnote

「フリーランスになってからは、お笑いライブをして、文章を磨いて、noteを書いていた」といううすいさん。

文章を磨くために、noteで好きなクリエイターのひとり、竹村俊助/編集者さんに会いに行き、「優秀な編集者の方でも、我流と努力でそのスキルを獲得している」ことを知り、尊敬していた川代さきさんが講師を務める天狼院ライティング・ゼミに通うように。そこで身につけた型をベースに、読者の“感情の曲線”描くように構成し、バズること=影響力を持つことを常に意識して、18〜24時間かけて、1本のnoteの記事に魂を込める。

「コンテンツとして読者に役立つことを書いて、読んでもらわないと意味がないと思っているので、バンバン打ってヒットを打つよりも、こだわり抜いて、ホームランを打ちにいくつもりで書いています」

noteをはじめた当初は「5スキ」程だったけれど、自分のキャラクターをつくったり、インフルエンサーを巻き込んだり、試行錯誤を重ねるうちに、記事がnoteのオススメに取り上げられ、スキも100を超えるように。

「自分では面白いと思っている記事がなかなか広がらないなあと思っているときに、noteのオススメにピックアップされて、スキも増えて、自信につながりました」

うすいさんがひたすら自分の文章を磨き、自分が面白くて読者に役立つと思うコンテンツを、まる4日24時間以上をかけてつくったのが、冒頭で挙げた「ブスでデブで〜」のnote。
うすいさんの狙い通り、大きなバズを生み、多くの人に届きました。

「公開当初からすごく反響がありました。実際にアパレルをやっているハヤカワ五味さんの山手線で泣いたというコメントは嬉しかったですね。書籍や講演の依頼もいくつか来たんですが、そのなかでVoicyの緒方さんからオウンドメディアの編集長の依頼をいただいたんです。はじめは全く興味はなかったんですが、お会いしたらものすごくビジョナリーで、考える余地もなく、その場で編集長を引き受けていました」

影響力を持つために、お笑い芸人を目指しながらnoteを書いていたうすいさんは、1本のnoteがきっかけで、思いもよらない進路へ進むことに。

「今生き残っている会社は、ユーザーに必要とされていて、必ず素敵なところがあるけど、言語化されてなかったり、表に出てなくて、その魅力が伝わってないことが多い。素晴らしいサービスや働く人たちのことを知ってもらって、もっと好きになってもらいたい」

うすいさんにとっては、お笑い芸人になることと同様、Voicy Journalの編集長も「誰よりも誰かの夢を叶える人間になる」ためのひとつの手段であり、すべてはそこに通じています。

noteに救われたから

「noteのおかげで、文章を通じて誰かの夢を応援できる経験ができたのは大きいですね。めちゃくちゃ影響を受けたサクちゃんの『叶え組・夢組』(世界は「夢組」と「叶え組」でできている)にも出会わせてくれたし、友だちもできたし、仕事も生んでくれたし、noteに救われています」

そう語るうすいさんは、noteユーザーとつながって、小さなコミュニティをつくり、スラックでやりとりをして、公開前のnote記事へのフィードバックをしたり、noteオフ会を開いて直接会って交流を深めたりもしているそう。当初は非公式で集まるだけだったオフ会も、最近は勉強会に発展したり、公式オフ会が開かれるようになったりと、広がりを見せています。

「noteは、誰でもクリエイターになれて、面白い記事さえ書いていれば、深津さんや加藤さんをはじめnoteのなかの人たちが記事を読んでくれていて、評価してくれるプラットフォームとしての仕組みがすごい。インフルエンサーじゃなくても、noteでいい記事を書いていれば読んでもらえる。noteで発信をしていけば、夢を叶えることができるということも体現していきたいですね」

究極の”叶え組”になるために、時間も労力も心も込めて書かれているうすいさんのnote、やりたいことを実現したい“夢組”の人は必見です!

■クリエイターファイル
うすいよしき
肩書:Business comedian(お笑い芸人)/サッカーライター/元READYFORマネージャー/note大好き芸人 note内容:クラウドファンディングについて/サッカーを一歩面白くするコラム/お笑い✕ビジネス論/日々の思ったこと/等など記事を書いていきます。
note:https://note.mu/yeahmen
Twitter:https://twitter.com/usui_comedian
オススメnote:世界は「夢組」と「叶え組」でできている


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