12災厄の女王

アレイスター・ハート・フルーレ
ハートのエース守護剣士。

ダイナスター・スペード・ロッド
スペードのクウィーン守護法士。

テトラスター・ダイア・グレイヴ
ダイアのキング守護槍士。

ランドスター・クラヴ・サークル
クラヴのジャック守護盾士。

↓↘→雹牙弾
前方へと凍て付く雹を放つ。

↓↘→長押しにて邪妖雹牙弾
前方へと巨大な雹を放つ。

↑渦流穿
滝のように渦巻く水を流す。

↑長押しにて邪妖渦流穿
何もかも押し流す。

→↘↓空影乱
見えない刃にて対象単体を切り刻む。

→↘↓長押しにて邪妖空影乱
対象単体へ対して裂傷と不動を与える。


何かの反応でも辿ってるのか、ヴァイオラの指示通りに山道を進む。ニンフィオを連れて来ても、ヴァイオリンのMPが減るだけ。見張りとしてドールを置いて来た。チェロだけスピードを上げられてるのに遅れ気味。それでも前衛へと付く事は早い。鏡のような大きなシールドを構えてるのが現れた。その左右に細長い剣を手に持つ者と槍や斧が組み合わさった武器の柄を肩へと載せてる者。その後ろに不格好な杖を握る者が立つ。全員が2回動けるように調えたヴァイオラが敵の身動きを封じ込めたために楽に戦える。ライフを単に削るだけの作業と化す。盾へ対して前からの攻撃が意味を成さないために雷刃穿にて上空より狙う。剣へと借りでも有するらしく、恨みでも晴らすようにチェロが斬り付ける。斬り付けから踵落としへと繋げて更に振り下ろすランド・フェリスを繰り返す。斧槍へとサンダー・クラストを落とすヴァイオリン。全体攻撃にて追い詰めるヴァイオラ。残った杖へと光刃砕を決めて仕留める。地響きと共に現れた真為る敵。見上げる岩山のような存在。左右の腕が独立した対象として機能してる。ヴァイオラがパラメータを上げる事に終始してる時点で動きを封じられない事がわかり、気合を込める。対属性の技にて相殺されてしまうために1人では戦えない。仲間が腕を引き受けてくれてるから思いっ切り技を振るえる。しかし、見た目通りに岩肌へと斬り付ける感触。削れなくても、折れないのはヴァイオラの魔力が注がれてるお蔭と思われる。何だか掘削作業でも行ってる感覚。

「よし、今だ!」

「お嬢様まで封じる訳!?」

「身体の中に封印するのよ」

砕けた岩の中から現れたお嬢様が牙を剥く。操られてるとわかっても、力尽くでは押さえ付けられず、対応に困る展開なのに平然と魔力にて捕らえたヴァイオラの言動へと慌てるチェロの勘違いを訂正してる。漏れ出る魔力によって強化されるとか、死なない限り解ける心配がないとか、より警護が重要と為るとか、説明してる。ヴァイオリンが蝶々を追い駆け始めたから戦いが終わった事を知る。チェロによって抱えられたお嬢様が目覚めれば任務完了。

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