5月14日金曜日

海が荒れて入れないために水路にて泳ごうと思ったのに流されてしまうのは何ら変わらなかった。地下道では青白いワンピースを纏ってる女の子が何やら呪文を唱えてる。観てはならなかったとその場を離れて外階段を上る者の後へと続く。見失って迷い込んだ狭い部屋には何もない。窓からは通りを見下ろせるだけだった。コンクリート打ちっ放しの外と異なり、レンガ作りの内装。誰かが入って来るために扉の陰へと隠れるのだけれども、コート姿の大男によってすぐに見つかってしまった。立ち回り出来るスペースなんてなく、逃げるしかないのに廊下には赤い着物の少女が立っており、行く手を遮る状況となってる。万事休すのまま意識が途切れた。


玲紅に付き合って買い物を手伝う。単なる荷物持ちとしても、頼まれてた画材を忘れないように立ち寄る。帰宅して買って来た食材を冷蔵庫へと容れてると「アイス、アイス」という声が聞こえて来た。視線を向けたら梨紅が全裸にて近付いて来てた。

「相変わらず、はしたないわね」

「良いじゃん、家の中なんだから」

シャワーを浴びて来たらしい梨紅へ対して眉をひそめる玲紅だった。溜め息を漏らして画材を手にしてその場から離れた。


⬇↘️➡パンチにて昇龍拳のような対空技。

⬇↙️⬅パンチにてバーンナックルのような技。

炎熱属性らしくて弱ならば腕、中ならば上半身、大ならば全身が炎によって包まれる。パンチやキックを入れてからコマンド入力を行う。何故か左右が入れ違う事が多い。


幼く見える女性が目を覚ましたら、ダークエルフの愛弟子が覆い被さってた。感じた痛みが自動的に消された。

「弟子に純潔を奪われた気分はどうだ?」

「よくぞ、ここまで成長した。ようやく、次のステップへ進める」

ベッドを覆い尽くすサイズの魔法陣が現れて2人の身体を淡い輝きにて優しく包み込んだ。


どうも広告として表示された一コマから影響を受けたらしい。

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