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アリスカラッパのカニ王戦レポート


最初に

アリスカラッパです。
完全に便乗する形で第2回カニ王戦についてまとめようと思います。
この記事を見る方はご存じの方が多い気もしますがランクマッチに9割以上トラフカラッパで潜り続け、ほかのカニはほとんど触っていないような偏食プレイヤーの記録となります。
その上で、どのような予想でどのような構成を用いたか、ケンカ中になにを考えていたか書けたらいいなと思っています。

エントリーについて

第1回のカニ王戦に参加し、非常に楽しませていただいたこともあり情報が出た時点でスケジュールを確認し参加を決意しました。
そして、前回大会終了後のお話で「いろんなカニのカニバイザー」を作れるというお話もあり、「出るからには勝ちたい、参加賞もほしいしカニ冠もほしい」という気持ちで大会に参加してました。

やったこと

今回の大会参加に当たり、勝つためにいくつかの懸念点がありました。
特に大きかったのは下記の3つ

  • メインのWジャベリンの情報公開拷問配信をしており、弱点がある程度周知されている

  • 裏に隠して持っていけるような強い構成が見つかっていない

  • 上記の事情から第1回カニ王戦で行った徹底した情報操作もおこなうことができない

これらの事情から複数の構成を練習しつつ、大会のマッチング抽選を待ち
相手の持ち構成3つに対応できる構成を3マッチ全部にぶつけるという戦略をとることにしました。

そのため、複数の構成をランクマッチに持っていて練習をしていましたが、当然勝てない。
勝てないことで普段勝てていたWジャベリンでも不調になるというような状態になりました。
大会当日までこれのはっきりとした解決はできませんでしたが、ある程度ランクマッチで負けまくったらWジャベリンで頑張ってメンタルを取り戻しつつ練習していました。

また、上記の練習に合わせて前回の大会でもやっていた直近1-2週間で当たった相手の構成と配信に映っていた出場者の構成をできるだけメモし、直接対戦した相手についてはこちらの武器構成と勝敗についてもメモをしていきました。
これをベースに当たった相手の対策を考えるきっかけとしていました。

準備できた構成

練習期間で少なくとも相性有利であれば勝てる可能性があるとして、以下の7つの構成を準備していました。

  1. Wジャベリン@チェーンバインド

  2. ロクゴウタイソウ@バット

  3. ジェットドリル/ヘビーソード@バット

  4. Wジャマダハル@ブレイズアップ

  5. フットマンズフレイル@ダッシュブースター

  6. ザグナルステゴロ@デュエリングシールド

  7. トライデント/バット@チェーンバインド

構成予想について

大会の抽選配信の結果、1回戦が小夜木ロイトさんと2回戦の対戦相手がりょくかやさいさんに決定。
決勝戦は1000円はかかっているが対策が難しい相手と2回戦で戦うこと、決勝で戦う可能性のある方の構成がある程度わかること、シードが多いブロックに割り当てられたためもし決勝に進んだ際にある程度の時間が確保できること、最悪負けても本戦でリベンジの機会が得られていることから事前の対策を切りました。

そして小夜木ロイトさん、りょくかやさいさんともに配信をしているため、当日まで2日しかない時間のうち実際にカニができないタイミングをできるだけそのアーカイブを見ることに時間を使いました。
これにより、1回戦と2回戦で戦う可能性がある構成3つとして下記を予想しました。

■1回戦
アカテガニ:トライデント/カタナ@バット
アカテガニ:デュアルブレード@バット
アカテガニ:なにか/ステゴロ@ハルバード または ハルバード@なにか

■2回戦
エンコウガニ:ジェット/投擲ができるもの@なにか
キンセンガニ:Wブーメラン@ブーメラン
タカアシガニ:Wヘビーソード@なにか

持って行った構成について

1回戦

前日の配信アーカイブから突きやすい弱点として、旋回が苦手なことと移動が遅れがちなところが見えていました。
また、近接寄りの構成が多いが武器を投げた後に白刃や落ちている武器を狙わずに自分の持っていた武器を拾いに行く傾向が見えていました。
これによりWジャベリンの明確な弱点である白刃が解消され、背後を取って近接火力をだし、チェーンバインドでコントロールしつつ、投擲や接触よろけで倒すというプランが通しやすく自分でも一番自信がある構成1に決めました。

2回戦

打って変わって明確な弱点が見つからず構成の幅もかなり広いため、非常に対策のしづらい相手でした。
しかもどの構成だったとしても白刃取りが選択肢に入ってくるようなハサミと、明確な答えを出せない場合に圧倒的な耐久力とブーメランのよろけが入り近づくことすらままならないキンセンガニトリプルブーメランの存在がありました。
そのため、トリプルブーメランを払いのけつつ戦うことが出来ると想定し、ジェットエンコウとも遠距離から戦えて、タカアシガニWヘビーソードはカニコプターで破壊できる構成2のロクゴウタイソウに決めました。

結果

1回戦 1マッチ目

■使用構成
トラフカラッパ:Wジャベリン@チェーンバインド

VSアカテガニ:トライデント/カタナ@バット

1ラウンド(星振の浜辺)

予想通りの構成が出てきたため、予定通りひたすら背後を取る動きをし続けて火力を取りつつコントロールしていくプランに決定。
序盤から武器を落としたり、謎のダウンが発生するなどアクシデントはありましたが、相手ハイパー中のチェーンバインド高速もしっかり決まりプラン通り終始有利を確保したまま1R目を取ることに成功しました。

2ラウンド(カニ神殿)

ステージにより有利になることはあっても不利になることのある構成ではないため、1ラウンド目と同様のプラン。
1ラウンド目と違い、武器を落としたり謎のダウンが発生したりもなく想定通りにリードをキープしたまま、終盤まで流れることができました。
詰めの場面では連ダウンで勝てそうだったが、相手のハイパーが溜まってしまったため昇降する足場とチェーンバインドを絡めた対処を想定しつつよろけを取るプランに変更。しかし、相手のダウン直前のハイパーが出なかったため、そのまま1マッチ勝利することができました。

1回戦 2マッチ目

■使用構成
トラフカラッパ:Wジャベリン@チェーンバインド

VSアカテガニ:ハルバード@チェーンバインド

1ラウンド(火山)

マッチのロードがおわり聞こえてきた音楽が「てーててーてーてー」という火山のテーマソング。
これには思わずテンションが上がりつつ、落ち着いて相手の構成を確認。
トライデントを持っていないことを確認し、即逃げ切り作戦の判断をしました。
初動から距離を開けつつ投擲をメインに切り替えて細々としたダメージを稼ぎつつ、逃げ回るムーブ。チェーンバインドは完全に予想外でしたが距離が離れていたため、反応して即チェーンバインド返しを選択でき、リードを守ることができました。
それ以降は距離を保って相手のハイパーをチェーンバインドでいなし、最後の15秒はハイパー飛翔で逃げ切りに成功。
相手のチェーンバインドに捕まった以外は完全に開幕のプラン通りの動きだったと思います。

2ラウンド(闘蟹場)

打って変わって逃げ切りのできない闘蟹場が抽選されたため、近距離でダメージを取りつつチェーンバインドでコントロールするプランに変更。
また、相手のチェーンバインドも見えていたためできるだけハイパー先切りさせてチェーンバインドで拘束し、返しのハイパーでダウンを取る動きが理想であり、概ねその通りの動きが出来たと思っています。
予想外だったのがハイパー終わり際のチェーンバインドでの拘束でしたが、「飛んだらジャベリン投げてダウン取るからな」という圧を出しているつもりで右手のジャベリンだけを投げてよろけを発生させ続け、飛んできたところにもジャベリンを刺しダウンを獲得。
そのまま連ダウンで2マッチ目も勝利し2回戦に進むことができました。

2回戦 1マッチ目

■使用構成
トラフカラッパ:ロクゴウタイソウ@バット

VSキンセンガニ:Wブーメラン@ブーメラン

1ラウンド(リング)

選出にあると思っていたけど、実際行けるのこれ…?という机上論での対策だったトリプルブーメランとの対面。
初動の段階でブーメランを薙いだことでいける確信を改めて得ましたが、ステージが狭くうまくリーチを生かすことが出来ませんでした。
また、常にブーメランが飛んでくる影響で終始スタミナがきつく見た目よりもずっとぎりぎりの戦いでした。
終盤にはロクゴウタイソウの耐久もやはり怪しくなり、裏に仕込んでいたバットを召喚しましたが、いつものように白刃で奪われキンセンガニの耐久で倒すこともできず、1R目は取られる形となりました。(ウオー!バット-!バット-!バット-!)

2ラウンド(闘蟹場)

少なくともトリプルブーメランにロクゴウタイソウでダメージ有利が取れることは1ラウンド目で確信し、広いステージと足回りを活かして引き続きロクゴウタイソウを移動しながら当てていくプラン。
このマップではブーメランのはじき返しもうまく機能し、かなりのダメージ有利を取った状態でハイパーが溜まったためそのままカニコプターを選択。
ダメージを稼ぎつつハイパーを吐かせて自分はパーセンテージに余裕があるためもう1ハイパーで〆という予定でしたが、カニコプターが上手く刺さりそのまま2R目を取ることに成功。ロイトさん命名のカラッパタイフーンかっこいい。

3ラウンド(蟹蒸街)

2ラウンド目と同じく平面かつ広いステージに加えて列車というサポート付きの当たりステージを引きました。
同様の動きをしつつ列車等も使い、リードを取る予定でしたが白刃が入ってしまいロクゴウタイソウを落としてしまいました。奇しくも武器を完全に交換したまま最終局面に流れましたが足回りがこちらの方が良く、キンセンガニがロクゴウタイソウを振りづらそうなところを突けて、ブーメランで殴ってよろけを取り、1マッチ目を獲得しました。

2回戦 2マッチ目

■使用構成
トラフカラッパ:ロクゴウタイソウ@バット

VSタカアシガニ:Wヘビーソード@ウイング

1ラウンド(巨蟹街)

なぜかゲージ有利(13VS20)のため当初の予定通り、ハイパーゲージが溜まった瞬間にカニコプターを選択し致死ダメージを確保するプラン。
第1回カニ王戦の経験を活かして少しでもリーチぎりぎりでダメージを稼ぎつつ、最初のカニコプターで120%のダメージ稼ぎと最初のダウンを獲得。
ハイパーが溜まり切る前にもう1つダウンを取ることができ、そのまま起きなかったため運よく1R目取得しました。

2ラウンド(リング)

ここですべての決着がついていたといっても過言ではないラウンド。
プラン通りに進めダメージも1R目より稼ぐことに成功し、ハイパーモードの切合いで最終盤へ。
2回目のハイパーモードの最後で詰め切れず、同時によろけが入ったがこちらは数秒ダウンまでの遅延ができる状態だったため勝ちを確信…したところで飛び立つタカアシガニ。ここまでウイングを隠してるのうますぎた…。
このまま立ち上がることができずに2R目を返されてしまいました。

3ラウンド(巨蟹街)

2ラウンド目の最後のウイングで半分放心状態のまま、3ラウンド目が開始。
正直なにを考えてたか全く思いだせないレベルで放心していたため、あまり書けることがないです。
ウイングで飛び立った時に屋上のダメージエリアのよろけで背中打ってそのまま倒れてくれと思ったことだけは覚えています。

2回戦 3マッチ目

■使用構成
トラフカラッパ:ロクゴウタイソウ@バット

VSタカアシガニ:ヘビーソード/メイス@バリケード

1ラウンド

ラウンドが始まった瞬間に聞こえてきたのは絶望の音楽「かーにーたべたい かーにーたべたい」
また、相手の構成は片手が変わっていましたがタカアシガニヘビーソードの亜種みたいなものでした。先述のとおり、VSタカアシガニヘビーソードはカニコプター前提の立ち回りをするつもりだったため、それがステージにより封じられる形でした。そして対戦が少し進みスペル発動で見えたのがバリケード。
あとは武器が壊れなにもすることが出来ず、メイスの連ダウンで詰められるという完全に出し負けた形での敗北でした。

2ラウンド

ラウンドが始まった瞬間に聞こえてきたのは絶望の音楽「かーにーたべたい かーにーたべたい」(以下略)
同じくロクゴウタイソウは壊れ、なにもできずに負けました。

まとめ

負けてぐやじいいいいいいいいいい!!!!!
正直対戦カードが決まった時点で厳しいかな…とは思いつつ、やはり勝ちたいという気持ちで全力で対策してたこと、あと一歩で勝利に手が届いていたこともあり未だに悔しいです。
しかし、納得して上手かった楽しかったというすっきりした気持ちでもあるため、今回の大会も非常に楽しむことができました。
勝ち進んだ方の練習にお付き合いさせていただいたりするので本戦の応援も頑張るぞー!
改めて、大会で対戦いただいた小夜木ロイトさんとりょくかやさいさん対戦ありがとうございました。
そして主催の皆様、楽しい大会をありがとうございます、次回があれば(ありますよね?)ぜひ出場させて下さい!

備考(選手紹介カードで宣伝を忘れたので)

アイドルマスター シンデレラガールズin熊本
非常にいいイベントだったのでぜひ熊本に行ってラッピングバスに乗り、小日向美穂のアナウンスを聞いてください

アリスカラッパ

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