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ほんを つくる

本を作るという記事を読んで思い出した。
高校生の頃に、国語の先生の意向がガッツリ反映された授業で【人生の本】を作ったことがあった。自分が産まれてから今ここまでの人生についての本。自分史って言ってたな。物語でも可、と。

私は何章かに分けて、思い出達を並べた。
楽しくて楽しくて楽しかった。
ほとんど話したことのなかったクラスメイトと交換して読み合って。その男の子は物語にしていて、続編も書いていたような。
全く接点はなかったのになぜ、あの瞬間だけ意気投合したのだろう。あの子は今どうしているのだろうか。今、改めて話がしたいな。

中学で仲の良かった子に貸して、そのまま。
さて。無くされたかな?笑
そう言えばその子も今となっては全然連絡を取っていない。
無くしたならそれで、とも思う。
半分はそのくらいの気持ちで渡した記憶も。

随分遠いところまで来たな。
あの頃の私、何年も経って今、なんだか似たようなことをしているよ。

本を作る。
内容。フォント。色。デザイン。
今ならどういうふうに作ろうか。
わくわくしかない。

テレビっ子なくせにスマホが苦手でにらめっこしていたくないからきっと進まないのだろうけど。思い描く、幸せ。