外では良い子、家ではわがまま。ちゃんと育っているか不安になりませんか?
〈僕の答え〉ご心配なく!
外では良い子、家ではわがまま。
これって健全に育っているんですって。
むしろ逆が危険!
▷ 家でわがままになる理由
まず、胸に手を当てて考えてみてください。
自分も外では良い顔をし、それに疲れて家に帰ったらソファでぐったり。素の自分を出してリフレッシュしてませんか!?
子供もそういうことなんですって。たとえ、保育園児であっても大人と同じようなことが起きているそうです。
保育園での様子を見たことありますか?決められた時間に机に座り、家よりお利口さんにご飯を食べる。お友達とおもちゃの貸し借りをする。
保育園児でも社会生活をしているんです。社会生活を送るために、大人と同じように仮面をかぶることを少しずつ覚えているんですね。
なので、親と同じように家に帰ると素の自分が出て、ママやパパにわがままを言ってしまうんですって。
そう、社会での生き抜き方を身に着けているからこそ、疲れるんでしょうね。
▷ 「いい子症候群」がヤバいらしい
『尾木ママ』こと、教育評論家の尾木直樹(おぎなおき)さんが提唱して話題になった「いい子症候群」ってご存じですか?
子供は親を喜ばせようと頑張ってしまうもの。こんなことをしたらママパパは喜んでくれるだろうなぁ、と予測して行動している状態だそうです。
「親に愛してもらうために〇〇できないといけない」「僕、私は〇〇できない…」「自分の気持ちが言えない」などを感じてしまうそうです。
この「いい子症候群」は、他人と自分とが別であることを理解する2歳~3歳にはじまると言われています。この自我が出てくる時期に、自分の感情を抑え込むと「いい子症候群」の心配があります。
「いい子症候群」の何がヤバいか。
気持ちを抑え込んでいることで、将来、精神的ひずみが生まれてくる場合があるそうです。
他人から言われた事が断れなくなる。本当はやりたくないようなことでもNoと言えず、イタズラ、万引き、いじめなどに加担してしまうかもしれません。また、突然キレたり、心が病んでしまったりと精神的につらい状態に陥ってしまいます。
僕はこれを聞いて、我々のような親世代が受けた「右向け右」の教育となんとなく似ているような気がしました。
こういった「いい子症候群」とは対照的なのが、自分の考えで行動する「マイペース」な性格の子だそうです。これからの時代にフィットしているようにも思えました。
▷ 「いい子症候群」にさせてしまう間違った育て方
子供がママパパにほめられたいと思うのは自然なことで、どんな親子にも言えることなので、子供が「いい子症候群」に近づいていく育て方を調べてみました。
✔ 親の愛が条件付き
テストで100点を取るなど「出来たときだけほめる」と評価されるために頑張ってしまうそうです。これ、正直やってしまいませんか!?僕はやっちゃってます。。。
では、どうすればいいのかというと、子供の意思、頑張り、経過などに心を寄せればいいとのことです。これならできそうな気がします。
たとえば、子供が選んだ服に「かわいいね」と言ってあげる。子供が決めたことを尊重する。といった感じでしょうか。
✔ 「嫌いになる」といって怒る
「そんなことしたら、ママは嫌い」「ほら、パパが言う通りにしないから」ってやつですね。これもやりがちです。。。
この怒り方をすると、親に気に入られる行動を取ろうとする心理になります。すなわち、親に嫌われたくないという、子供の弱点を利用していることになります。
✔ 親の意思を押し付ける
習い事を選ぶときなど、親がやらせたいことに誘導してしまうように、子供の意思を尊重しない。これは僕はやってしまっています。
僕は子供に海を好きになって欲しいので、海遊びを勧めて進めています。ほんとうはどんな風に思っているのか、ちゃんと子供と向き合わないといけないですね。
▷ 子供だって一人になりたい
家にいるときくらい子供のわがままを聞いてあげましょう!と言われても、ママパパも疲れている。また、子供だって一人になりたいと思います。
子供が一人になれて、親の目が届くような場所があると外の疲れを取る時間を持てるんじゃないかなと思います。
▷ 我が家の子供の居場所の紹介
我が家では、親の目が届くところに、子供用の机といすをおいてその上に幼児向けタブレットを置いています。
タブレット学習のために机に向かう時もありますが、親と距離を置きたいときなど静かにタブレットで勉強しに行くときがあります。
そのあと、お互い気持ちを落ち着かせてから、一緒に時間を過ごすことで、良い関係を築くことが出来ると思っています。
ちなみに、写真に写っているタブレットは「RISU"算数"」。
幼児向けタブレット学習の記事もありますので、興味のある方は以下のリンクからどうぞ。
➡ 幼児向けタブレット学習を比較してみた(RISU/すまいるぜみ/iPad:トドさんすう)
➡ 小学校入学前の準備できてますか?幼児向けタブレット「RISU"算数"」が良い理由
まとめ
・子供も社会生活で疲れている
・家でのわがままは、成長のあかし
・親の目の届く範囲で一人になれる居場所
子供にしっかり寄り添うためは、親が余裕を持つことが大事なんだと記事を書いてて思いました ――
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