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エンジニアのキャリア決定で知っておいた方が良い各界の特徴の話

新卒でとりあえず良さげなIT企業に入ってみた。俺はエンジニアだ。
学生自体に思い描いていたキラキラした世界。
でも世の中そんな甘くないなって。

そんなことを思いながら、とりあえず目の前にある仕事をこなして気付いたら夜だし、疲れたし寝るか。って毎日の繰り返し。
夜ベッドに入ったあと、ふと俺はこのままでいいのだろうか?って思う。
転職してみるか?でも、自分がどんなことできるかわからん。

って人向けの記事です。

自分のやりたいことを考える

夢とか現実とか置いといて、
今自分がやりたいことを胸に手を当てて考えてみる。

・年収をあげたい
・柔軟な働き方をしたい
・将来自分でサービスを立ち上げてみたい
・最新の技術を使ってみたい
・楽してお金を稼ぎたい
・誰かに尊敬されたい

「色々出てきたけど、所詮は夢物語。寝るか。」とならずにもう少しだけ考えを進めてみよう。

業界のメリットデメリットを知る

まずは、自分がどの業界に属している企業に勤めているのかを知り、そのメリットデメリット、他業種のメリットデメリットを知ろう。
(各業界の詳細は別途記事にします。)

■ 堅いSIer
・メリット
- スーツでバリバリ働いている姿がかっこいい
- システムを納品することを目的としているので、チームの練度、頑張り度と売り上げが比例する。
- 福利厚生が整っている企業が多い
- すごい仕事をやっている気分になれる
・デメリット
- 技術力が偏る
- 仕事で学んだことを元に自分一人で何かを作り上げる能力がつかない
- 時間が固定されていて、生産性よりマンパワー重視
- 文化として、気合や根性が良しとされる風潮がある 
- 実力=給料とはならず、年功序列的な風潮が残っている
■ IT企業以外の雇われSE(社内SE)
・メリット
- 自社のシステムの保守運用開発を行っているため、スケジュールが比較的緩く、定時に帰れることが多い
- 人数がそんなに多くなく、比較的自由な環境で仕事ができる
・デメリット
- 業務内で身に付けることできる技術レベルが低く、新しい技術に触ることができない
- 業績が悪化すると風当たりが強くなる
- 人数も少ないため、問題が発生したら解消するのが大変
■ Web系スタートアップ
・メリット
- 私服で柔軟な時間に働き、Macを使って開発。かっこいい。キラキラ系。
- 自分で使いたい技術や、企画などの提案を行えることが多く、やりたいことに挑戦できる
- 自社サービスを作っている場合は、サービスの全体像、マーケティングやキャッシュフロー、KPIの策定等、ビジネス面を学ぶことができる
- ストックオプションが存在し、事業が成功すると大金が手に入る可能性がある
・デメリット
- 安定性がなく、事業が立ち行かなくなった場合、給料が下がることや、倒産が身近に存在している
- どれだけ頑張っても利益という結果につながらない限り評価されない
- 福利厚生が少ない
- 突出した実力がない限り給料が比較的安め
■ 中規模〜メガベンチャー
・メリット
- 優秀なエンジニアが多く在籍していることが多く、質の良い人脈が作りやすい
- 最新技術を取り入れていることが多く、高度な技術を習得できる環境が整えられている
- ブランド力があり、将来的に転職や企業する際のキャリアとしてネームバリューがつく
- 給料が高い
・デメリット
- スタートアップより、ビジネス面を学べる機会が減る
- 担当分野が細分化されており、技術が尖ってしまう可能性がある
- 入社時、入社後も高いスキルが要求され、休日も技術の勉強が必要になる

IT業界はかなりざっくりと分けるとこれらの4つの業界が存在する。
それぞれのメリットを知って自分が入りたい業界はどこかを考えてみよう。

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具体的な業界チェンジのやり方やキャリアの道筋は次回以降解説します。



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