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私の推しは年齢不詳 完成


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あとがき

私は雑誌に漫画を載せることを考えていない。

そういうところは、
小、中学生ぐらいから愚直に自分の強みをある程度理解できている漫画書き
が入るであろうし、
もう初めから私のフィールドもレベルも違うのだ。 

メディア力のない私は、
そういう人たちとは全く違うことをしなければならない。
私は俗にいう普通のテーマ、
普通の話ではお門違いなのだ。

その人たちが愚直に原稿に向かってきていた
間にしてきたこと、
つまり脇道にそれていた時の事、
これを武器(テーマ)とする。

私の武器ってなんだろうと考えながら
次に書く連載テーマを練り、
アンケートを取ってみた。

アンケートの項目と結果はこうだ。


アンケート前は1位のテーマのみ書こうと考えていたのだが、
アンケートを取ってみてびっくり。
4位のテーマでもかなり票が入っていたのだ。

リプでもありがたいことに
「全て読んでみたい」の声が複数あり、
考え直した。どれを書き、どれを捨てるか
という前提自体を捨て去り、
全てを書いてしまえばいいだけだと気付いた。

なので、
一位のテーマから優先的に
連載をしていくことに決めました。

みなさん投票してくださりありがとうございました。
アンケートを取ることにより、
私が書きたいだけじゃないんだ…
少しは需要のあるテーマなんだ…!
と知れた事が作者としてはとても大きかった。

ブルーオーシャン(書く人の少ないテーマ)
を早く見つけ、
恥と発見をとことん描きこむ。

脇道に逸れて、他のものを見てきた
そして、好きなことが増えて
何が特に好きなのかわかった。
このキャリアこそが私の強みだ。 

この漫画業界というものは
しぶとく描き続けてきたものが生き残れるらしい。
毎日漫画を書けばそれは、
過去の作品として溜まっていき、
未来で私に興味を持ってくれた人が、
私という人間の判断材料に使える。
判断材料は多ければ多いほどいい、
少なければ、そこで見るものがなくなり
終わってしまう。

まぁ、毎日漫画を誰に頼まれたわけでもなく書ける、
書くことが楽しくて仕方ない異常者だと
いうことは一目瞭然なのだ。

昔に比べ、
作者と、作品を切り離して考える人は減少している。

漫画家はツイッターを運用している人がかなり多い。

作品の宣伝ばかりしている先生が
生活の香りを感じるようなツイートを
した時は、読者として嬉しくなる。
身近に感じると、それだけで嬉しい不思議。

読者という立場は、
作家が、自分達と同じように当たり前の生活を
しているイメージがつきにくい。
当たり前に作者だって、
スーパーで
お値打ちな食べ物を買うこともあるだろうに
それがなかなか想像できない。

叙々苑で焼き肉を食べていたり、
高級ホテルで缶詰めしている方が
イメージしやすいのだ。

作者だって、普通の生活を送る。
私は普通に実在して、生活している。
毎日投稿ではお金を稼ぐと言うよりは
「私ってこういう人間なんですよ〜」
をアピールする場だと思い使っている。

その一つとして今回は4/7から始まるコルクラボマンガ専科の
マンガ課題:「自分の好きなキャラ、
タレントの推しポイント」を
幼少期のエピソードを絡めながら書いてみた。

自分が子供の頃から好きなキャラは水木しげる妖怪で、
それは今も変わらない。
今と昔、好きなものは変わらないが、
漫画を描く側になった現在。
漫画を楽しむだけでなく、
作者の気持ちを意識して読むことが増えた。

そして後半はそんな私の気持ちも乗せて書いてみた。

私にはこの話は書けない。
だけど書けないこと、経験しなくて済む事が幸せだ。
自分の身の丈に合った、
自分の書きたい話ともっと向き合おう。
そんなことを思えた漫画が書けてこれもまた幸せだ。

終わり

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