旅の雰囲気を楽しめる食たち。列車内カップ麺と雲南ファストフード【中国・成都⇒昆明】

2016/7/3投稿

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今回は［2016/6/6］の話。「私、ここなら住める！」と思うほど馴染んでしまった成都(せいと・チェンドゥー)の街ともお別れ。新たなる旅を始めるべく、寝台列車で雲南省の昆明(こんめい・クンミン)まで向かいました。

新たな旅立ちは別れと表裏一体。
この日の朝一で出発だったWさんとお別れしてから、朝ごはんに重鎮Oさんとごま塩ご飯や日本茶を頂き(ごま塩も緑茶も日本で食べてた時とは比べものにならないほど美味しいと感じた！)、さらには駅まで送っていただき、1人で列車に乗り込みます。

ひさしぶりのひとり旅は何だか寂しい。世界一周出発前に同じ時期に旅をするということで知り合ったSさんと「ひとり旅だから、孤独を噛みしめる旅になると思う」なんて共感しあったけど本当にそんな感じ。
私が乗った車両には団体旅行っぽいおばさん達がいて、発車してから消灯時間まできゃっきゃと騒いでいたから余計に孤独を感じてしまいました。

ところで前回寝台列車に乗った時に後悔したことがあります。それは…カップラーメンを買わずに乗り込んだこと！

中国の寝台列車には無料でお湯を入れられる設備があり、朝食昼食夕飯の時間になると、カップラーメンのいい匂いが列車中に充満するのです。

(B寝台(ハードスリーパーシート)では各車両に1つずつついているっぽい)

今回も前回同様あまり食欲がないタイミングだったのですが、どうしても列車のなかでカップ麺を食べてみたかったので買いました！

（スープは塩味でした。辛くなさそうな味を探すのにほんと苦労したぜ！）

（他にソーセージも買ってみた。）

約20時間の列車旅に買い込んだ食料はカップラーメン（小）とソーセージ2本だけ。食欲がなかったのに加え、お腹の調子が悪かったので1食丸々抜いてしまおうと、このラインナップになりましたが、まさかのこの日から食欲全開状態がスタート！！

空腹を紛らわしながら我慢していましたが、朝ご飯にソーセージを1本食べたところで、食料はなくなってしまいました。

(トウモロコシが中に入っていた)

どうにも我慢できなかったので、割高な車内販売メニューを買ってみることに。中国的に言うと「面」なのかと思いきや「粉」とのこと。この2つの違いは…わからない。まぁどちらにしろ、日本人的には「麺」なのだけど。15元（約246円）

そんなこんなありながら到着した雲南省の昆明。雲南省の省都で、かなり南にあるのですが標高約1900mの高地にあるため、そこまでムシムシとした暑さではありません。それでもやっぱり植物の緑が濃くなったり、露店に並ぶ果物が南に来たことを感じさせます。

昼前。宿に着いて洗濯をしているとさっきまで快晴だったのに突然の雷鳴、そして土砂降りに！スコールなんでしょうか？これも南の地域っぽい。

外に出れるような雨じゃなかったので、昼ごはんは宿のカフェで水餃子。11元（約181円） 

（タレは酢醤油！四川省を離れたら、途端にタレが辛くなくなった！）

そして雨が止むのを待って、ラオスへ移動するためのバスチケットを南部バスターミナルまで買いに行きました。チケットは、390元（約6386円）
さすがは国際バスの出ているターミナル。英語が通じる場所の少ない中国でも窓口のおばちゃんは英語を話せたので簡単に買えました。

あ、タイトルにひかれて記事を読んでくださっている方、お待たせしてすみませんでした。最後にはなりましたが、ここで今回の記事のメイン、雲南ファーストフードをご紹介タイムです！！宿の近くには屋台がたくさん出ていたので、買ってみました。

まずは…炸洋芋（ジャーヤンユイ）5元（約82円）

ポテトフライみたいな感じです。味付けが、なんというか独特。南の国っぽいのかな、これも。 2度揚げポテトに調味料をまぶして味付けしてます。パクチーなんかも入っていました。ちなみにこれ、辛いパウダーは少なめです。

こっちは烧豆腐（シャオドウフ）5元（約82円）

簡単に言うと豆腐を炭火で焼いたもの。一口サイズで、タレにつけて食べます。 地球の歩き方によると、"紅河ハニ族イ族自治州の名物"とのことですが昆明にもたくさんお店が出ていました。

お店によってタレの味が違うそうですが、残念ながら私が買ったお店のタレは炸洋芋の味付けと同じような感じで、ずっと同じ味を食べつつけてきつかった。おやつのつもりで買ったけど、もうお腹いっぱい！久々にジャンキーな夜ご飯となりました。比べてみた結果、個人的にはポテトの方が好きだったかな！