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SHE'Sの3曲が織りなす男女それぞれの心情を考察してみた


SHE'Sの『Masquerade → Letter → Your Song』3個の曲で1つの男女の物語が成り立ってることが堪らなく感じたので書きました。15000万文字あるので気楽に読んで欲しいです!

明日(24日)文学フリマで早朝から行こうとしていたのに、夜中酔いながら大好きなSHE`Sの新曲の『Your Song』を聴いていたら涙してしまい、この感情をどうにか表現しなくてはいけないと想って曲ごとの男女それぞれの感情を考察してみました。Letterから感情移入しすぎて書きすぎてしまいました。ぜひ曲を聴きながら読んでみて欲しいです。中々忙しくなり、書き終わるのが遅くなりました!ギリギリ『#いまから推しのアーティスト語らせて』に間に合ってよかった〜〜
*以下の文章から書いてることは個人の見解なので、それを踏まえて楽しでもらえたら嬉しいです〜〜〜〜!ではでは始まります。   


Masquerade 


0:00〜0:10 

「映像からこの曲の舞台が渋谷の夜だということがわかるシーン」「イントロ」

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半袖や長袖を着た姿の人が行き交うスクランブル交差点から季節が『夏ではないにしても夏に届きそうな春』だということが分かる
Forever21のネオン色
ぼんやりと光るスターバックの文字列

↑ の街並みの映像で舞台が渋谷だからこれからこの街で波乱な男女の恋??みたいな匂わせがアップテンポのイントロから感じました


0:10〜0:25 

「男性が渋谷のBARに入り友達と遊ぶシーン」「Aメロ」

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イントロが終わりAメロが流れてきて男性が渋谷にあるBARに入る
Masqueradeの赤い文字列が友達とハイタッチする際に画面に挿入され、赤くて少しクネクネしてるフォントから、これからドロドロした何かが起こりそうなイメージを抱かされる。


0:25〜0:55

「男性が女性の手をとって渋谷の街へと駆け出すシーン」「Aメロ」

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『愉快に踊れば満足かい このステージじゃ見栄張り合戦 感嘆の一つもない タンタタンと音を鳴らしても滑稽』

↑ 歌詞からMasqueradeの1つ目の意味『仮面舞踏会』(仮面をつけ身分素性を隠して行われる舞踏会)を連想させながら、男性がカウンターテーブルの反対側に立っている女性に対して想いを抱いてることが分かる。

(ハイボールを一気飲みしてるところ)
(カウンターテーブルの反対側にいる彼女を見つめているなどから)

『愛されていたいなら
ありのままを見せてよ』

↑ の歌詞から俺と一緒に居たいならありのまま見してっていう男性の感情が読み取れる


0:55〜1:15

「男性が女性の手を取り渋谷の街へと駆け出すシーン」「サビ」

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『In a masquerade
それらしいステップを踏んで
Liar,Liar
光るドレスで誤魔化そうとして』

それらしいステップ → その場に合わせた会話
Liar.Liar 光るドレスで誤魔化そうとして → 今夜は光る街(渋谷)を理由に誤魔化したいっていう男性の思いが伝わる

『They don't wanna be alone』
『And just wanna dance in a masquerade』
『そのままじゃ何も得られない』

↑ この歌詞からセンター街で踊る男女の映像が流れてくる 二人共一人にはなりたくないけどこのままじゃ俺達何も進まないっていう男性の気持ちがわかる

カウンターテーブルの反対側に立っている女性に対して これからの夜のことを考えていたことが映像がBARに戻るのでここでわかる。


1:15〜1:25

「渋谷の街に三更が訪れたことがわかるシーン」

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『割増』の蛍光灯
スクランブル交差点にはあまり人がいない
タクシーが流れてきて
終電の電車が通る

↑の映像からもう夜が深くなっていることが映像から暗示されていることが分かる。男女はどうなったんだろうと思わず考えちゃう映像


1:24〜1:55 

「女性が渋谷のBarに入っていくシーン」「Bメロ」

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『時代に乗れたら満足かい 手のひらの中で見栄張り合戦 Shotgun 構えながら 虎視淡々と獲物を探すんだ』

↑の歌詞から、女性も構えながらBarで友達と話しながら、誰かいい人いないかなと探しているのではないかという女性の心理的な気持ちが読み取れる。  

『Shotgun 構えながら』の比喩表現から、女性がすぐにでも男性を仕留められるように淡々と探すんだという心情が伝わってくる。

1:51

『信じてと言うけど まだあなたが見えない』

↑女性視点の歌詞

0:47

『愛されていたいならありのままを見せてよ』

↑男性視点の歌詞

男性の歌詞の返答がここに書いてある。女性は一夜であった男性のことがまだ信じられないけれど、一緒に街を駆け出したいという感情が映像から伝わってくる。


1:55〜2:15

女性が男性の手を取り渋谷のセンター街へと駆け出して 2人で踊ってる映像が流れるシーン」「サビ」

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『In a masquerade それらしい鼻唄響かせ  Liar,liar  グラスはもう飲み干し 酔いどれ』

↑の歌詞から

『それらしい鼻唄響かせ』の歌詞から、それっぽく鼻唄みたいな相槌を打ちながら、もうグラスも飲み干して 酔っているし今夜は君に身を任せたいという女性の気持ちが『グラスはもう飲み干し 酔いどれ』から伝わってくる。

2人の楽しそうな映像から、この時期の恋愛はほんと楽しんだよなーなんて思ってくる。


『 They don't wanna be alone』 『And just wanna dance in a masquerade』       

↑ この歌詞からセンター街で踊る男女の映像が流れてくる 二人共一人にはなりたくないけどこのままじゃ俺達何も進まないっていう女性の気持ちがわかる

カウンターテーブルの反対側に立っている男性に対して これからの夜のことを考えていたことが映像がBARに戻るのでここでわかる。(男性と考えてること一緒)


2:15〜2:45

「男性と女性がお互いの席を離れて 休憩場所で出会うシーン」「間奏」

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二人とも目を合わせて、手を取り合って渋谷の街へ駆け出して、コンビニかどこかでアイスか何かを買っている袋を男性が持っていて、女性と共に横断歩道橋の橋を渡っているシーンでシーンが切り替わる。

2:45〜3:00

「渋谷のニトリがある電車の線路下を抜けた先にある歩道橋の橋の上で二人がアイスを食べているシーン」「Cメロ」

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『Masquerade  歪んだ笑顔は仕舞って  Brighter, brighter 好きな色のドレス纏って あなたはあなたの 他の誰にもない    飾らない素顔を見せてよ』

↑の歌詞から、『歪んだ笑顔は仕舞って』からお互いの下心は笑顔で隠して、好きな色の自分を纏って 自分だけにしか見せない姿を見て欲しいってお互いに想っていることがわかる。

ここの映像の、車の走っている台数が少ないことや、人がいないことから、終電を逃して二人で過ごしていることがわかる。

(後のYour Song)でもこの歩道橋は出てくる。


3:00〜3:36

「二人で屋上で線香花火で遊びながら夜が明けるシーン」「大サビ」

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線香花火を買って、どこかの屋上で二人で遊んだことが朝日を二人でみていてすごい楽しそうだと思った。

こういう時期って一番恋愛が楽しいし、曲の最後に2人とも向き合って終わるから、これからこの2人の関係がどう進むのかが気になってしまう終わり方、、、

In a masquerade それらしいステップを踏んで Liar, liar 光るドレスで誤魔化そうとして They don’t wanna be alone And just wanna dance in a masquerade 扉はもう開いているんだぜ 扉はもう開いているんだぜ

↑曲中に繰り返し流れている歌詞だけど、『扉はもう開いているんだぜ』の一箇所が違う。

お互いの心が渋谷の夜を一緒に過ごして近くなったことを『扉』という比喩表現を用いて表現しているのかなって思った


また映像の最後の男性と女性が見つめうシーンはこれからこの男女がどのように付き合っていくかを考えてしまうことを綺麗な朝焼けがよく表現してくれていて、綺麗な映像だったなあ。

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以下引用です。

SHE'S - Masquerade【MV】

井上竜馬(key. & Vo.)による「Masquerade」セルフライナーノーツ
恐怖や見栄から生まれた仮面で笑われても、人には響かない。身なりは着飾って良くても、
心を着飾れば着飾るほど本当の意味で孤独になっていく。向き合い、支え合いたい人には「嫌われないようにする」
ではなく「この人なら多少の気になる部分も許容しあえるのではないか」という信頼と勇気を持つのも大事なことの一つではないだろうか。
かつて自分もそうだったからこそ、仮面を剥がす機会はいつだってあると知ってほしい。
山部修平 コメント
男性と女性の出会いの夏の1日。
2人があるべき自分たちに変化する物語。
虚栄心。本当の自分。変化。がテーマです。
楽曲の歌詞にある仮面や虚栄心の象徴として、煌びやかな街、空虚なパーティー、
変化の象徴として、街を駆け抜けるアクション、夜明けの太陽、信頼できる人間を描きました。
赤楚衛二 コメント
クラブ、街、花火、朝日」の"光"と若い男女の"心"がとても美しく表現されていて、
夏を感じるアップテンポなメロディに現代を生きる人達が想う言葉が、スッと心に響くような歌詞。
男女年齢問わず、音楽は勿論、画としても魅き込まれるのではないかなと思います。
是非、Masquerade楽しんで下さい!
そして今回SHE'Sさんが三ヶ月連続リリースをされるのですが、
僕も横田真悠さんと一緒にミュージックビデオに三曲ともに出演させて頂きます!
話が繋がっているので楽しみにしていてください!
横田真悠 コメント
オーディションに受かり、高校生の頃から好きなSHE’SさんのMVに出演することができて嬉しかったです!
この”Masquerade”という曲は、今までのSHE’Sさんの雰囲気とは少し違って、この曲を聞いて更にファンになりました。
朝までの撮影でしたが、今年初の花火をしたり、街中を駆け抜けたり、楽しくてあっという間でした!


Letter


2人のの気持ちのズレのコントラストが曲と重なって織りなす物語です。


0:00〜0:20

「イントロ」

海の下から太陽を覗くような映像で始まるLetterは、Masqueradeとは違って、ピアノ音がとても緩やかで映像からも落ち着いた雰囲気の曲であるのではないかと想像させられる。

また、男女が海辺を歩いている映像にLetterと白い文字列が挿入される一瞬はとても綺麗だ。

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0:20〜0:55 ( ここから男性視点 ) 

「男性が電車に乗って江ノ島までいくシーン」「Aメロ」

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電車でどこか向かう少し憂鬱そうな男性の姿の映像が流れる。

その電車に乗っている途中にLINEで彼女とのやりとりが回見える。

内容が 彼女『ごめん、カギどうしよっか?』というLINEを彼が眺めるシーンは、付き合っていたけれど同棲が終わってしまったのか?

これから別れ話をするのかな?と思わず想像を掻き立てられちゃうな

『おかえり もう1人の僕 上手くやれたかい うん、それなりに 想いは手離したし  我慢するのだって慣れてきた』

↑の歌詞から、付き合う前の僕に「ただいま」と問いかけている。

上手くやれたって付き合う前の僕に言って、「うん、それなりに」って付き合った後の僕が返答していることから彼女と別れてしまったことが想像できる。

「想いは手離したし 我慢するのだって慣れてきた」この二行から、彼女を想う好きという感情とはお別れしてきたよって付き合った後の僕の感情が汲み取れる。

『これでいいはずはない  けど波風は立てたくない 汚れた鏡に問いかけて  孤独に蓋を掛ける』

↑の歌詞から、彼女と別れてはいけないはずなんだけど、これ以上彼女に迷惑をかけてはいけないって想ってる男性の心理がわかる(この後の歌詞と『Your Song』を聴くとわかる ) 

『汚れた鏡に問いかけて』の歌詞は情けない自分自身に「彼女と本当に別れていいのか」を問いかけて葛藤した男性の心理がわかる

『孤独に蓋を掛ける』の歌詞からは、もう彼女とは付き合っちゃダメなんだ、お別れなんだという彼女に対しての『お別れ』を強く意識した一行だと感じた。

まだ、全体的に映像が少し濁っているので悲壮感が漂っている。


0:40

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駅に着くシーンでは、舞台が江ノ島だということがわかる。


0:42

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暗い心情だから、映像も暗い雰囲気があって「本当に別れちゃうんだ、、」「これからどうなるんだろう?」って思わず考えてしまう、映像と歌詞です。



0:55〜1:10

「男性が海の上の橋で彼女との思い出の写真を振り返っているシーン」「Aメロ」

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このシーンから、男性は女性に対して未練があることを感じてしまう、、、。

記念に撮った写真を眺める男性の映像は、彼女とまだお別れできてないのかなって感じるな。

やっぱり、別れ話の前に思い出を振り返って「彼女と別れるけど、これでいんだ」という感情が映像と歌詞から伝わってくる。


『大人になっていくことが  僕を狂わせてるんじゃないかって  想ったりもしたけど』

↑の歌詞から、男性は大人と子供の狭間にいることが感じれる。


その子供から大人になるときの葛藤が『僕を狂わせているんじゃないかって想ったりもしてけど』の1行から感じれる。


きっとこの男性は人生の大きな分岐点を控えている時期にあって、その時に彼女と居るとその彼女との幸せに子供と大人の分岐点に居る自分はその幸せに逃げてしまうんじゃないかと想っている男性の心情が映像と歌詞から伝わってくる。


1:10〜1:50   

「男性が彼女と別れ話を切り出すために会った彼女と同じ場所で楽しくデートした記憶が蘇ってるシーン」「サビ」

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『僕らは大切な人から順番に  傷つけてしまっては  後悔を重ねていく  それでも愛したり  愛されたいと願っている  あなたを守れるほどの  優しさを探している』


交互に楽しい思い出と、今の辛い映像が入れ替わりながら歌詞の内容から、「本当は傷つけたくなかったし、別れることなんていやだけど、まだ僕は子供だからあなたを守れるほど強くない」っていう男性の心情が伝わってくる


大切な人ほど傷つけてしまうこと、そしてまた好きになっては後悔をしてしまうこと。

大切なものほど少しめんどくさい、新しい関係性を築くときはいつだっていつだって力を込めなければいけない。恋愛もそう。。でも僕たちは何度も自己紹介をして 好きなものや嫌いな物 したいことやしてほしくないこと 行きたい場所や行きたくない場所についての話をして 限りある永遠を共に歩く努力をすること。。そしてそれが時として大切な人を傷つけてしまうけれど、大切に思えば、信じたいと思えば思うほど傷つけてしまうこともあるよね。

そんなことを感じました。


1:50〜2:20 

「女性が男性に対してそんなに自分を責めなくていいんだよって優しく伝えてることがわかるシーン」「Bメロ」

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『どうかその手でもう  自分を責めて 潰さないで  摘みとった花びらは  ただ枯れて風に吹かれていく』

↑の『どうかその手でもう 自分を責めて 潰さないで』女性が男性に対して「そんなに自分を責めないでね」って心で話かけていることが楽しい映像が流れてくることからわかる。


だけど、『摘み取った花びらは ただ枯れて風に吹かれていく』の歌詞からここまで二人で歩んできて積み重ねってきた いろんな景色やあなたの言葉はもう紅葉みたいに枯れちゃって 風に吹かれちゃって いつか忘れてしまうんだねっていう切ない女性の心情も読み取れる。


彼が進んでいく道を応援するために、別れるという道を選択したけれど、本当はまだ一緒に居たかったなという彼女の心情が伝わってくる。


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『大人になっていくことが  君を惑わせてるんじゃないかって 想ったりもしたけど』

↑の文章から女性が「君が今分岐点にいて、それが君を惑わせているんじゃないのかなって想ったりもしているよ」って想ってる心情が読み取れる。 

男性は自分が分岐点に抱えていることを話さずに彼女に別れを告げたことがわかる ( 下記の歌詞からも男性が我慢していることが読み取れる )  



2:20〜3:00

「女性が男性が話してくれない心の奥に触れたいけどなかなか聞けない心情が伝わってくるシーン」「サビ」


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女性視点の歌詞

『僕らは信じたい人から順番に 疑ってしまっては 自分を嫌っていく それでも触れたくて 心の奥へ歩み寄る  あなたを覆い隠すほどの  切なさを知りたくて』    

男性視点の歌詞

『僕らは大切な人から順番に 傷つけてしまっては 後悔を重ねていく  それでも愛したり  愛されたいと願っている  あなたを守れるほどの  優しさを探している』


男性と女性視点の歌詞の違いから

女性は信じたい。 男性は傷つけたくない。

という感情でお互いと向き合っていることがわかる。


女性は、男性が隠していること、我慢していること、ひめていることに触れるのが怖いけれどそれでも信じたいから心の奥へ歩んでいくっていう心情が、男性といる時の明るい映像と歌詞から女性の気持ちが伝わってくる。


3:00〜3:30 

「男性と女性が江ノ島の水族館で遊んでいるシーン」「Cメロ」

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このシーンでは歌詞が流れ、男女が江ノ島の水族館で遊ぶ2人の映像が流れる

探している 知りたくて 探している 知りたくて   探している 知りたくて 探している 知りたくて

この歌詞から、お互いの心の奥を知りたくさ探していることを感じ取ることができる。


3:30〜4:25

「江ノ島の浜辺の映像から、男女のコントラストな心情が伝わってくるシーン」「大サビ」

↑このシーンでは、江ノ島の浜辺の映像から過去の男女の心情と現在の男女の心情が映像から伝わってくるシーンです。

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『僕らは大切な人から順番に  傷つけてしまっては  後悔を重ねていく それでも立ち籠める  霧の道を進んでいく  あなたを照らせるほどの  優しさを探している』

↑大サビのこの部分は、

前半部分は男性の心情 / 後半部分は女性の心情 が描かれていることがわかる


『前半部分の男性の心情』

3:46 ~ と 4:06 ~ の映像の後に女性との思い出が映像が流れてくることから

男性は女性と別れることに後悔をしていることがわかる。


3:46~ からのシーン

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4:06から、彼女との想い出が走馬灯のように流れてくるシーン

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『後半部分の女性の心情』

4:14 女性から男性の合鍵を渡す

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4:21 女性から男性に遠ざかる

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↑二つの映像から

『それでも立ち籠める  霧の道を進んでいく  あなたを照らせるほどの   優しさを探している』                          

の歌詞から、男性の心の霧を進んで行ったけど、私は霧を照らせるほどの包み方がわからなかったからこれからも優しさを探しているよっていう心情が映像と歌詞から伝わってくる。


この合鍵は合鍵は男性の部屋の合鍵とはっきりとわかるのは次の曲『Your song』のMVを見ることでわかる。


4:25〜3:31

「アウトロ」

アウトロの場面では、寂しげな男性の姿と仲が良かった頃の男性と女性の姿の映像が流れる。この映像が流れてきて、Letterは「別れの曲だったのかな?」と感じるけど、次の「Your song」で男女が別れた後の話が映像で流れている

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以下引用です。

SHE'S - Letter【MV】


▼井上竜馬(key. & Vo.)による「Letter」セルフライナーノーツ
人と人は、全員に個性や思考があり、全員が違う距離感を求め合う。
傷つけずに、傷つかずに居たいけど、愛しているから、知りたいから。
心を開いて歩み寄り、その距離近づけば近づくほど、ぶつかったり傷つけたり。
大切に思えば、信じたいと思えば思うほど、逆の感情が生まれてしまう事もある。
だからこそ愛している人とは誠実に向き合い、それぞれの着地点をずっと探していかなければならない。
▼山部修平 コメント
2人の、最高の1日と最後の1日。の物語です。              “僕らは大切な人から順番に傷つけてしまっては後悔を重ねていく”
楽曲にある歌詞に強く共感を抱き
本作を撮影しました。                                                                    2人の感情の変化により、                                                                    同じ江ノ島の海が全く違うものに見えてきます。                                      撮影・編集しながら、心苦しくなる瞬間もありましたが、エモーショるなMVに仕上がりました。                                                                                                               
▼赤楚衛二 コメント
第2弾「Letter」の撮影は9月の中旬で、場所は江ノ島でした。
真夏日が続く夏が過ぎ、青い海、空と自然の緑に囲まれていて、
「Masquerade」とはまた違う日本的な美しいロケ地での撮影、
僕は人生初江ノ島という事もありとても楽しかったです。
今回のMVは二人のデートの1日と最後の1日を交互に描かれていて、
2つの時間軸や二人の気持ちのコントラストが、
曲と相まって凄く胸に突き刺さります。
言葉と音と画でSHE'Sさんの世界観を追体験してみて下さい!
▼横田真悠 コメント
江ノ島には何度か行ったことがあるのですが、
知らなかったスポットをたくさん巡り、素で楽しみながら撮影しました!
「Masquerade」で出会った二人の過去と現在の変化を、映像からも感じて欲しいなと思いました。
皆さん、是非たくさん聴いてください。



Your Song


Your Songはカップルだった2人が別々の道に進みながら、それぞれの葛藤の中で自分自身と向き合って進んでいく内容となっています。

0:00〜0:12 

「イントロ」

「東京の景色が流れた後に美大生の部屋らしき部屋の映像が流れるシーン」

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この映像から、『Your Song』は東京が関連していることと美大や絵に関することが軸で物語が進んでいくんだなと感じることができます。

また、MasqueradeのアップテンポなテンポやLetterの寂しげなテンポと違って、落ち着くようなリズムが流れてきます。


0:12〜0:54

「女性が東京の会社で働いてることがわかるシーン」「Aメロ」

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泥濘んだ地面の上  虚に空を眺め   鑑の中でただ虹を 待つだけの僕はもう居ない   
貰った言葉達と 聴き慣れた声  鞄の中に詰め込んで  何度でも立ち上がってきた                 

この歌詞から、Letterで男性と別れた後の女性の話だとわかる。

この女性は別れてから度々空を眺めながら、男性からもらった言葉や男性と行った場所の思い出をたくさん詰め込んで、就職試験や大学受験とか様々な分岐点を乗り越えてきたことが東京のオフィスや残業しながら、夜の空を眺める映像で伝わってくる。


0:54〜1:13

「女性が仕事終わりに夜空を眺めて、男性の部屋で夢を追いかける(美大かな?)をスケッチしている後ろ姿をみながら、大学受験(?)の勉強をしていることがわかるシーン」「Aメロ」

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零れることもなく 仕舞いこまれた涙も  いつかは胸の奥で   僅かに出た芽を 育ててゆくから   無駄にはならないだろう

男性の前で溢れる涙を自分の内の中で抑えることで、その感情から別の想いが溢れてきたときに、溢れた涙が別の感情へと変わっていくから、あの涙は無駄じゃなかったよって、自分自身に問いかけているイメージが男性の後ろ姿を見つける映像と残業後の夜景に向かった立ち上がるシーンから伝わってくる。


1:14〜2:02

「女性が東京の会社で働いているシーン」「サビ」

その夢が叶わなくても    努力が報われなくても  戦いに負けようとも   続いてる道があるよ  この目に映っている世界が不安で満たされていても  たった1人だとしても   僕らの好きな歌を 口ずさんで行こう

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Aメロの(大サビ)では、彼と別れてから、彼女が真摯に働いてることがわかるシーンです。

その夢が叶わなくても                                                                        努力が報われなくても                                                                      戦いに負けようとも                                                                           続いてる道があるよ

↑この歌詞から、彼女が夢に向かって進んでいる彼に対して想っていることが書かれていることを感じた。

彼女は、美大を目指す彼に対して努力が報われなくても生きていける道があるよと彼に伝えたかったのかもしれないと想った。


1:47のシーンでは、彼女が横断歩道で彼とすれ違っていることがわかる。

彼女はイヤホンをしていて彼に気づかないことから、彼女は彼との想い出を糧にして、もう別の人生を歩んでいるような気がする映像と歌詞です。


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2:02〜2:20

「彼が夢に向かって努力をしているけれど中々芽が出ないことを感じさせるシーン」「Bメロ」

雨上がりの匂い  古びた傘閉じて  屋根の下で陽を待っている  時間さえも必要だった
屋根のしたで陽を待っている   時間さえも必要だった

この2行から、「屋根の下で陽を待っている」この歌詞から、彼が美大に向かって努力をしていることを感じさせられる歌詞であった。

「時間さえも必要だった」この1行から、努力の芽が花開くのは時間も必要だったんだと彼が自分に言い聞かせていることが伝わってくる。

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2:20~2:40

「彼が彼女と一緒に部屋で過ごしていたことを想い出して絵を書き出すシーン」「Bメロ」

伝えることもなく 飲み込まれてた言葉も   あなたの胸のおくで   憶えているなら 育ってゆくから  想い続けていいんだよ

↑の歌詞から、彼女との想い出を振り返って、自分が彼女に伝えることができなくて、飲み込まれて行った言葉達も彼女の中で、「時々でいいから 想い出してもらえたらいいな」という彼の心情が映像と歌詞から伝わってきた。

彼はまだ、彼女のことを想い葛藤しながら前に進んでいることがわかります。


また、この歌詞は別れた後の男性と女性の心情が描かれていることが伝わる歌詞です。


女性視点

零れることもなく 仕舞い込まれた涙も  いつかは胸の奥で  僅かに出た芽を 育ててゆくから  無駄にはならないだろう


彼女は彼の前では涙を零すことはなかったけれど、その感情から溢れた感情が別のことへと私を前に進ませてくれるから無駄じゃないよねって彼女が彼と別れて想っていることが伝わる歌詞だと思った。

彼女は彼と付き合ったことを思い出としてしまいこんで、前に進んでいることがわかるような歌詞だと想った。


男性視点

伝えることもなく 飲み込まれてた言葉も  あなたの胸の奥で  憶えているなら 育って行くから   想い続けていいんだよ


彼の方は、彼女目線な歌詞なような気がした。

あなたの胸の奥で

この1行から、彼はずっとLetterの時に別れを告げた時からずっと彼女のことを好きで想い続けいていることがわかる。

自分の大事な人生の分岐点に彼女がいることで上手く進めないかもしれないから、別れを選んだ後も彼女のことを想いながら前に進んでいることがわかる。

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2:40〜3:25

「彼がキャンパスに向かって絵を書くけど、上手く描けないシーン」

「サビ」

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正しさを見失っても  孤独に唆されても   壁に阻まれようとも    進みたい道があるよ
 辿り着くことが全てか  刻んだ時間が全てか どちらでもない世界で  僕らの選び方で 寄り道しよう


この8行は彼がいろんな感情を糧にしながら、前に進んでいることが彼女との想い出と流れてくる映像が交互に流れることから感じた。

正しさを見失っても  孤独に唆されても  壁に阻まれようとも  進みたい道があるよ

この歌詞から、彼が選んだ道に対する信念の強さを感じることができた。

この歌詞の部分は、現在行きたい大学に向けて浪人したり、就活中でいきたい企業がある中、周りに流されつつ受かった企業に行こうとしている人にも刺さるような歌詞だと想った。


他人からの常識や、周りの友達や彼女が居なくなってどんなに1人になったとしても僕は、この道を進みたいという強い気持ちが表れている個人的にすごく好きな歌詞です。


また、2:02〜2:14のシーンでなんとなく想像ができるのですが、彼はアルバイトをして学費を貯めながら渋谷で一人暮らしをして、美大に向けて勉強している浪人生なのかと想いました。

毎日朝とお昼はバイトをして、夜は勉強をするみたいな生活が想像できる部屋の散らかりやコンビニの袋を家に持って帰ってきて、ぐったりしてる男性の映像で想像ができました。

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3:25〜3:43

「彼が彼女のことを想い出して殴り描きするシーン」「間奏」

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間奏は、彼が彼女のことを想い出しながら描いてるシーンが映像として流れる。彼はまだ、彼女のことを想い続けてることがわかるような気がする。Letterの時も彼女のことが好きだったけど別れを選択した彼だからこその感情だと想いました。


3:43〜4:37

「朝まで彼が書き続けて、歩道橋で今から通勤する彼女とすれ違うシーン」

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「大サビ」

その夢が叶わなくても      努力が報われなくても 戦いに負けようとも 続いてる道があるよ   この目に映っている世界が  不安で満たされていても たった1人だとしても  僕らの好きな歌を 口ずさんで行こう


大サビが始まって流れる映像から、彼は朝まで絵を描き続けたことがわかる。


何かの目標に向かって日々努力している人は、夢中になれるものを仕事にするのが収入や周りの反対などもあって、その目標に向かってコツコツと逆風の中前を向いて進んでいる人はかっこいいなと思わされるシーンでした。

浪人生や、就活生、僕自身もそうだけど、目標に向かって頑張ることは忘れたくないし、音楽や自然に触れることで得られる自分の感受性はとても大切にしていこうと思いました。


4:10

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4:11

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4:19

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4:29

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横断歩道で会社に行く途中の彼女とすれ違うシーンでは、彼は横断歩道先の彼女に気づいているけれど、彼女はイヤホンを付けながら会社に向かっていることから、


彼はまだ彼女のことを想い続けながら、絵を描いている         彼女は男性のことを糧にして新しいステージへ進んでいる


そんなことがわかるようなシーンでした。


また、Aメロ(女性視点)とBメロ(男性視点)の冒頭部分の歌詞からもそのことが汲み取れます。


Aメロ(女性視点)

貰った言葉達と  聴き慣れた声  鞄の中に詰め込んで  何度でも立ち上がってきた


Bメロ(男性視点)

伝えることもなく 飲み込まれてた言葉も  あなたの胸の奥で   憶えているなら 育ってゆくから  想い続けていいんだよ


この歌詞の違いから、彼女は就活や大学受験などに向かって、彼の言葉を何度も想い出して新しい場所へ進んでいることがわかります。

一方、彼は彼女の胸の奥で育ってゆくから、彼女の気持ちは想い続けていんだよって自分に言い聞かせてるような心情が伝わってきます。


だけど、最後の横断歩道をすれ違う映像から、彼は振り返る前に彼女との思い出を走馬灯のように想い出して笑顔で彼女の後ろ姿を見届けて、口ずさみながら歩き始めます。彼は、横断歩道で彼女と本当にお別れをしたんだなと感じることができるシーンでした。


1:50〜1:55

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4:33〜4:40

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僕らの好きな歌を  口ずさんで行こう

この二つの映像に共通することは、男性と女性どちらもこの歌詞を口ずさんでいることです。また、男性が口ずさむときは男性の声の音声が聴こえてきます。

この映像から、彼は彼女と本当のお別れをして、前に進んでいくような気持ちが伝わります。


また、映像の最後に流れてくる彼女がゆっくりと振り返るシーンで、彼女が「今居たような気がする」みたいな懐かしさを惜しむような気持ちて振り返るシーンで『Your Song』の映像が終わります。


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以下引用です。

SHE’S - Your Song 【MV】

▼井上竜馬(key. & Vo.)による「Your Song」セルフライナーノーツ
あなたが夢を追う時、挫折した時、酷く落胆した時、終わりに対面した時、又は始まりを感じた時。色んな場面で、自分には色んな道があって、色んな可能性があって、どんな選び方をしたって良いんだってことを思い出してほしい。退く事も、腐らずに続ける事も、結果も過程も大事だからこそ、その時あなたが選びたい道を寄り道していい。捻くれたり、言い訳を並べるのは誰だって出来る。いつだって耳を傾けるべきは、外から聞こえる声より、内から聞こえる君の声だ。
▼山部修平 コメント
前回の海の1日から、数年後。
2人のその後の物語です。
3部作のラストになります。                                                                彼らがなぜ別々の道を歩んでいるのか、を描きたくて                              夢を追う彼と、堅実に日々頑張る彼女を、ドキュメンタリっくに撮影しました。3度目の撮影になりましたが、赤楚さんは最も凛々しく、横田さんは美しく撮れました。
▼赤楚衛二 コメント
今回のMVは壁にぶつかりながらも、思い出を力に変えて乗り越えていく、そんな物語です。
僕の役は、画家を志している青年で、絵を描くシーンは技術的に難しかったのですが、
心を込めて筆を入れる事は、自分と向き合ってる感覚になり、不思議で素敵な体験が出来ました。
日々ガムシャラに頑張っても上手くいかない、挫折しそうになったりする事、あると思います。
挫けそうな時にこの綺麗な旋律、支えてくれる言葉と映像で勇気を貰えるような作品になっております!
是非リピートして下さい!

▼横田真悠 コメント
あっという間に3作目ですね、、、
第3弾はカップルだったふたりがそれぞれ葛藤するなかで、
自分自身と向き合い前に進んでいく内容になってます。
きっと「Your Song」は皆さんの背中を押してくれるんじゃないかなと思います。
3ヶ月連続デジタルシングルリリースということで、出会いから別れ、
そしてそれぞれのその後まで、3本に渡って描いていく素敵なMVに出演することができて幸せでした。
今までもこれからもSHE’Sさんの歌は私の心を優しく包んでくれる存在です。
本当にありがとうございました。
沢山の方に届きますように。



今回書いたことで何を感じたか


SHE'Sは、元々好きな日本の4人組ピアノロックバンドです。

今回新しく11月23日にリリースされた『Your Song』の新曲を聴いて、三曲がつながっていることが感動して書きました!

歌詞を分析して、心情を考察するなんて、中学生以来に行いました。

それぞれの曲一曲一曲に男女の物語が映像と歌詞と音楽によって織り成されていて思わず追体験をしてしまうようなMVでした。

今回の内容のような記事もこれから書いていきたいなと思います。


急ぎで書いたのでちょくちょく追加する予定です。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

ぜひ、曲を聴きながら読んでみてください。



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