ドミニオンという伝説

どうも、梨泰院クラスというドラマが流行っていると聞いて気になっているnoteです。
ちなみに、ストレンジャーシングスは2ndシーズンまで見ました。

さて、先日の記事でドミニオンというゲームに触れました。
この記事を読むようなボードゲーマーさんは当然ご存じかと思います。

私もドミニオンが大好きで、ラジオネームも「ドミニオン」にしているくらいです。これはマジです。ちなみに読まれたことは一度もありません。
個人的にも思い入れのある作品ですので、本日はドミニオンについてお話していきたいと思います。

ボードゲーム史上唯一の偉業

ボードゲーム業界にはいくつか賞が存在し、それぞれコンセプトや主催団体が異なります。

その中でも、ドイツ年間ゲーム大賞・ドイツゲーム賞・アラカルトカードゲーム賞はドイツゲーム3冠と呼ばれており、この3冠すべてを獲得したゲームは唯一ドミニオンだけです。

斬新すぎるシステムが業界に与えた影響

ドミニオンのゲームシステムについて簡単に説明させていただきます。

こちらは各プレイヤーがデッキを持ち寄り、特殊カードの効果などを利用して勝利点を稼いでいくゲームで、一見トレーディングカードゲームのような様相を呈しています。
しかし、本ゲームの最たる特徴はそのデッキをゲーム中に作り上げていくところにあります。

各プレイヤーは共通のカード置き場からカードを入手してデッキに追加し、後にそのカードを使ってさらに強力なカードを追加します。
このようなサイクルで対戦中にデッキを組み上げ、最終的に最も得点を得たプレイヤーの勝利になります。

今でこそよくあるシステムですが、当時は非常に画期的でした。
このシステムの驚くべき点は、プレイの手軽さと拡張性の高さであり、そのテンプレートを作ったことこそドミニオンの偉業でした。

ドミニオンがブームになって以降、同様のシステムを用いたゲームがいくつも制作され、現在ではデッキ構築型ゲームという一つのジャンルとして扱われています。

ゲームとしての魅力

ドミニオンの魅力は色々ありますが、最たるものはそのリプレイ性の高さだと思います。

その要因は、1プレイの短さ、次々と異なる戦略を試したくなるシステム、無限にあるカードの組み合わせなど様々です。
ゲームが終了した途端に再戦し、それを繰り返して気づけば朝まで遊んでいたこともあります。

また、発売当時からノンストップで拡張セットを出し続け、新たな戦略をプレイヤーに問い掛け続けることで、今でもファンに愛され続けています。

個人的な思い出

ここからは私の個人的な思い出なので、誰も興味ないと思いますが書きます。
私の場合は初めて購入したゲームがドミニオンであり、ドミニオンの思い出はつまりボードゲームの思い出ということになります。

学生時代まったくお金がなかったので、夏休みを利用し宮古島で住み込みのアルバイトをして稼いだお金でドミニオンを買いました。
放課後は学校の友人たちと遊び、帰ったら寮でまた遊びました。
10年以上前に購入したので結構ボロボロですが、今でも遊びます。

世代的に遊戯王などのTCGも好きでした、特に戦略を考えてデッキを構築するのが何より楽しかったです。
しかし、そういったゲームはお金がかかるのでなかなか手が出せずにいました。

その点、ドミニオンは1セット購入すると永続的にデッキ構築の楽しみを味わうことができ、初めてプレイしたときにはとんでもない衝撃を受けました。

そんな大人気ゲームドミニオンは、発売後即品切れとなり基本的にはフリマサイトなどにプレミア価格で販売されています。
そんなドミニオンは、この度めでたく再版されましたがまたもや一瞬で売り切れまくっているようです。

ほとんどのボードゲームカフェには置いていると思うので、未プレイで気になる方はぜひ遊んでみてください!


現在は、学童へボードゲームを寄贈する活動をしています。
少しでも多くの方に興味を持ってもらえると嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。サポートして頂いたお金は全て、施設へのボードゲーム寄贈や制作支援に使用させていただきます。