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Custom question answeringに原稿を読ませてみた話

Azure QnA Makerが廃止になるとメールが来て、Custom question answeringという新しいサービスを試してみようと思い立ちました。

QnA Makerといえば、非常に使いやすい最先端のチャットボットを作るのに不可欠のサービスです。はっきり言ってこの分野はAzureに優る基盤はありません。
それがどんな進化をしたのか試しましょう。
しかし、Custom question answeringでググってもろくなドキュメントがありません。一次ドキュメントを当てにしてはいけません。最先端の機能で遊ぶというのはそういうことです。

今回は機械学習分野の第一人者の小川さんの手順を拝借してやってみます。この時点で成功は約束されたようなものです。小川さんには業務と執筆をどう両立するのかアドバイスをいただいたことがあります。

実際にやってみると、色々苦しみます。表記割れとか悩まなくていいところに数々のトラップがあるのがAzureです。この罠をかいくぐるのがAzureエンジニアです。今回は小川さんの手順があるから楽勝です。

途中から当たり前のように英語のUIに切り替わります。これもAzureの常とう手段です。プレビューの機能ならなおさらです。しかしビビる必要はありません。我々には小川さんの手順があります。


ソースとなるものを選ぶときは注意が必要です。URLは今までもありました。すでにFAQとして完成されてるサイトをソースにすれば、瞬殺で完璧なBotを作ってくれます。
まあ、今までもすごかったわけですが、今回はさらにすごいらしいわけです。今回はただの文章やPDFを読みこめるらしいので試してみます。

注意点がいくつかありそうでした。
URLにGoogleドキュメントを用いたところ、読み取ってくれませんでした。ということはローカルに吐き出したファイルを使わなければならなさそうです。PDFだと変な空白とか入りそうなので、もしかしたらwordで保存して読ませた方がよさそうです。(要検証)

我々は自分で原稿を書き、自分で読者を作ることができる時代になりました。自分で本を書いて、自分で読者すら作る。完璧です。

Short answerで短い答え、Long answerで該当部分を大きく抜き出すスタイルは検索に向いています。
読むのが七面倒くさい技術マニュアルなんか読ませたいですね~。何冊もあるものを全部読ませて、質問はBotに投げて答えさせれば楽そうですね~。
仕様を探す工数が激減しそうですね~。
従来よりチャットボットの立ち上がりが速いですし、すごくいいです。

こうなると人類が文章を読む意味ってなんでしょうね。
あ、いや、意味はあります。面白い本を書いてます。読んでください!!今なら大きな本屋さんで立ち読み可能です!!読んでくださいいいいい!!


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