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アート活動とボランティア活動

おはようございます。269です。
昨日は、母の日でしたね。今年は5月を母の月にするとか?なんとか?テレビで言ってましたが、ちゃんと見てなかったので、よくわかりません💧(じゃあ、書くな…)

では、本題です。
アート班だからって、アートばっかりやってると思うなよ、ボランティアもやってるんだぜというお話です。(最近、文章が雑になってきてるよね…)

ボランティア活動 

アート活動以外にクラフト活動というものがありまして、利用者さんは、主に手作りメダルの素材を作るという工程になります。

メダルとは?
これ、保育所の子供たちに
『運動会、がんばったねー!』って時に渡す運動会メダルです。
他にも、『プールがんばったねー!』のプールメダルクリスマスカードも作ります。
各々、200枚くらい作るんです。

利用者さんは、スタンプを押したり、絵具で模様を塗ったり、色鉛筆でクルクルといろんな模様を描いたりと自由に素材を作ります。
その後、職員が切り出した素材を貼ったり、組み立てたり、このカボチャメダルだったら、緑のツルの部分を鉛筆に巻き付けてクルクルさせたり、それぞれの利用者さんのできることをしてもらいます。
できなくても、200枚もあるので、練習しているうちにできるようになるということもあります。

職員は、メダルのデザインを考え、土台や素材をカットし、利用者が作業しやすいようになる補助具を作ったりします。

完成したメダルは、利用者と一緒に保育所へ持っていき、直接こどもたちにプレゼントします。
園児は、並んで「ありがとうございます!」と言ってくれたり、時には歌や踊りのプレゼントをお礼にと返してくれたりします。
今は、この交流はコロナのため、叶わず、郵送という悲しいことになっていますが...

このクラフト活動がどのようにボランティア活動につながるかというと、「保育所の先生の負担を減らす」ということにつながります。
先生は、このメダルの裏に子供たちひとりひとりへのメッセージを書かれるそうですよ。

ボランティア活動の役割

アート班のボランティア活動の役割というものは、

日々の活動の中にクラフトの時間を取り入れることで、
いろいろな画材に触れてもらい、「できること」の発見、「できることが増える喜び」を職員と共有する。また、それを今後のアートに生かすことができる。

自分たちで作品を作り上げることで、
作る楽しみを感じてもらう。

できた作品を子供たちに渡すことで、
地域との交流が生まれる。

実際に作品をプレゼントすることで、子供たちや先生に「ありがとう」と言ってもらえたり、逆に歌やダンスのプレゼントをしてもらえたりして、
喜びとやりがいを感じ、また意欲的にクラフト活動に取り組むことができる。

ボランティア活動は、このようなサイクルで、利用者さんに自己肯定感を高めてもらうことを支援としている活動です。
昨日書いたアート活動も同じですよね。

そして・・・・・

私も同じだ!

この知的障害者施設で働くようになってからの私は、どんどん変わっていきました。
「生きてる!」ってものすごく実感できるこの感覚がわかるでしょうか?

専業主婦で、ほとんどの時間を家で過ごしていると、家事や育児をするのは母親の仕事とあたりまえの状態になります。
家族から感謝されていないわけではありませんが、毎日毎日「ありがとう」と言われるわけではないし、子供が大きくなるにつれてどんどんそこへのやりがいというものは薄れていきます。
(決して、専業主婦を否定しているのではありません。)
そして、どんどん自分は社会から取り残されていくような感覚に陥るのです。

私は、ここで働くことで、私にもできることを発見し、楽しみを見出し、いままで持てなかった社会との交流を実現することができました。
そして、喜びとやりがいを感じ、次へのステップに意欲的に取り組むことができています。

「私なんて...」
そう思うことは、もうなくなりました。

「私にもできる。」「私だからできる。」「私にしかできない。」
こう感じられるようになりました。

自己肯定感
自己肯定感とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉

障害を持つ方々には、自己肯定感の低い方たちが多いです。
一般的に「普通」と言われることができなくて、怒られたり、責められたり、変な目で見られたりしたことによるトラウマではないかと思われます。

だけど、それって健常者も同じように持つ感情じゃないですか?

じゃあ、障害者とか健常者とか、こんな言葉いるのかなぁ?

みんなおなじで良くね?(また雑な言葉を使いだす269(^^;)

私は、利用者の方々のできないことや、やりづらいことをお手伝いするし、利用者はそれに感謝してくれるし、私に喜びとやりがいを与えてくれる。お給料ももらいますしね。

私たちの何が違うんだろう?
私たちはみんな障害者だし、みんな健常者なのかもしれない。

今日はついつい熱くなって、書きすぎてしまいました。
次回からは、私が自己肯定感を維持し続けられた要因を書いていきたいと思います。私の仕事内容からはずいぶんかけ離れた内容になります。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます(^^♪
今日もあなたは、あなたらしさをありのままに…269でした。

皆様からのサポートで、知的障害者施設の自主製品を購入し、その商品を地域の保育施設の子供たちに贈ります🎁 その優しさをめいっぱい気持ちを込めて、丁寧に届けてまいります。好きです!