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チャートの法則と再現性

チャートには法則があり、値動きには再現性があります。

中長期的の見通しとして株価が上がるか下がるかはファンダメンタルズである程度判断できますが、スイングトレードにおいて重要なのはそれがいつかという事でありテクニカルチャートを読めるようになる必要があります。

まずは、全銘柄に共通するチャートの法則について説明します。
こちらをご覧ください。

  

この基本チャートを頭に入れておくことで、個別銘柄をいつ売買すれば良いのかとその理由が分かるようになります。

私は”ゴールデンチャート”と名付けていますが重要ですので覚えておいてください。

ゴールデンチャートの見方を説明します。
移動平均線を表示したものですが、一旦は赤が値動きと考えてください。
赤は5日移動平均線、緑は20日移動平均線です。
チャートはこの動きを繰り返しているのです。


次に値動きを説明していきます。
一旦、短期の移動平均線である赤を値動きと捉えますので、左端から赤を見てください。

徐々に赤が緑を離れて価格が上昇してきます。

上昇する途中で赤は何度か緑にぶつかって、弾かれて更に上昇を続けているのがわかります。

やがて赤が天井に達すると、緑の下にもぐります。それでも上にいこうとするのですが、今度は緑に頭をぶつけて下落トレンドに転換します。

この時に生じる日足の陰線を待ちショートエントリーするのがお勧めです。

このあと平均4日間程度、伸びると9日間程度の値幅を取ることができます。

暴落した場合は20日程度の値幅が取れる場合もあります。

よって平均5%~10%、暴落した場合20%~30%の値幅が取れるイメージです。

ここが最も効率的に値幅を取れるショートエントリーポイントです。

再度、赤の値動きに戻りましょう。
下落トレンドが底をつくと、赤は下向きから徐々に横向きに変化し、やがて一旦緑を超えます。

ここでは、当然安くなった株価を見て買いが入ってくるのと、先ほどの矢印のポイントでショートポジションを持ったプレイヤーが利益確定をしています。

ショートポジションの利益確定というのは、株が買われる事と同じですので
底練りの最中に大きな買いが入ることがあります。

実はここで大きな出来高が生じディストリビューションという現象がおきます。

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