そうだ、フリーランスになろう
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そうだ、フリーランスになろう

 塾講師、家庭教師、居酒屋といろいろなアルバイトをしてきたが、シフトで決まった日に出勤するのが嫌だった。直前になっていきたくなくなってしまうことがある。言われたことをするだけの業務が飽きてしまった。これ何か将来に活きるのかな、と思いながら働いていた。そこで訪れた青天の霹靂。

「そうだ、フリーランスになろう」

 もともとプログラミングに興味があったので、プログラミングで稼ごうと思い、その時やっていたアルバイトを全部やめた。今思うとすごい行動力だ。父親も、僕がまだ一歳の時に起業すべく会社を辞めてきたと言うから遺伝なのかもしれない。

 みんなでやった方が楽しいし学びやすいだろうからと思って友達を誘ったけれど誰も乗ってくれなかった。そりゃそうだ。「プログラミングで稼げるよ!!月収30万も夢じゃないよ!!!」って誰が聞くんだよ(笑)まずは自分で勉強して稼いでみせるしかねーな、と思い3ヶ月ほど勉強を頑張ってみた。

 初めて収益をあげた時のことは今でも覚えている。たいした仕事ではなかったし報酬も安かったけれど、社会と一人で戦って勝ち取った気がして嬉しかった。仕事を取るまでにはめちゃくちゃ苦労した。実績0の学生フリーランスの信用性は驚くほど軽い。高田純次の言葉よりも軽い。元カノの尻の次に軽い。「行けたら行く」とちょうど同じくらい軽い。何度も何度も営業メールを送り何度も何度も無視された。幾度となく書き直しては提案した。自分の強みを考え尽くした。自分は携帯依存症だから返信が鬼ほど早い。返信が鬼ほど早いですって書いたし、実際に鬼の速さで返信した。我妻善逸よりも僕の方が速い。

雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃。

学歴もアピールした。やはりある程度学歴はあった方がいいなと感じた。プログラミングの授業なんてないけど外から見れば名大理系ってだけで2割ぐらいマシマシに見えてくれる。丁寧に丁寧に対応した。仕事くれるかわからない段階であっても電話して業務の説明をした。そうして初収益にたどり着いた。

 仕事を取るまでの試行錯誤が、戦略を立てトライアンドエラーを繰り返すことが、とても楽しかった。もともとものづくりが好きだったしコードを書くのも嫌いじゃないけど、一番好きなのはこれを作ったら面白そう。こうやったらうまくいきそう。ってのを考える時なんだとこの時知覚した。作り手は別に僕じゃなくてもいい。これがあって今は院進せず就職する道も見ています。

 実績がついていくと比例して仕事はとりやすくなっていった。今は仕事を断ることも多い。当時からしたら考えられない。割のいい仕事、仕事しやすいクライアントだけを残していくことを考え始める。今の僕の収益は月10万前後。やりとりとか全部含めると20時間くらいかかる。かなり割がいいね。クライアントは基本何も知らないから、その報酬額ドルと間違えてんのか??って人もいれば、ウォンとちゃうんけぇ!!って人もいる。選べるぐらいまで続けていくとワリが良くなるっぺ。

 最近になってちょっとWEB制作も飽きてきちゃったんだよね。というか他のこともしてみたいから、この夏はいろいろなインターンに行こうと思ってる。何でもとりあえずやってみれることが自分の強みなんじゃないかなあと思う。田舎で自分より上の層を知らずに天狗で育ったからかな。他の人にもできるなら自分にもできるっしょ、と思えるのは良い。

井の中の蛙大海を知らず、されど空の深さを知る。

亀崎の天狗は宇宙の高さを知りたい。

この続きは素面で話すにはくさくなっちゃうからハイボールを飲みながらでも話しましょう。ぜひ一緒に僕が辞めた居酒屋を巡らないか??


3店舗もあるぞ。

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大学3年生です。酒か自分に酔った時に更新します。