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eスポーツスタートアップが事業に失敗して資金ショートしたけど第二創業で2回目の第一号社員を迎えた話

タイトルのとおりです。
ゲシピでは本年9月についに『2回目の第一号社員』を迎えました

以前資金ショートで社員に起きたこと

ゲシピでは2019年に一度正社員を迎え入れています。シード・アーリー期のスタートアップに正社員で入るってのは、結構な確率で若手が多いと思います。
理由はシンプルで、やる気があって、がつがつ働ける体力があって、優秀だけど伸び代が存分にあって、それでいて給与水準もそれほど高くない。大体どのベンチャーもお金はありません。だからこそ優秀な若手を採用するのです。

以前も書いた通り2020年にゲシピは資金ショートの危機を迎えました。完全にキャッシュが尽きる何ヶ月か前には、優秀な学生インターン達に頭をさげて辞めていただきました。みんなその後やりたいインターンを見つけられたと聞いています。よかった。
最後に正社員。大変会社の勝手だとは思いつつも、フルコミでの給与体系への変更を打診しました。結論として彼はゲシピを去りました。彼にも生活があり事情があります。彼を責めることはありません。むしろ正社員としてゲシピを選んでいただいたことに感謝でした。

ただ、やっぱ思ったのは、彼への申し訳ない気持ち。彼の人生を壊してしまったのではないか。正社員を雇用することの重みをとても強く、そして痛感しました。

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(写真は社員とインターン数名と早朝から深夜までゴリゴリとサービスを作ってた頃)

再度社員を雇用することへ慎重になってしまう自分

その後、ゲシピはeスポーツジムやeスポーツ英会話などを矢継ぎ早にリリースし事業を再構築。あらたな投資家もつき、事業も企業も復活していきます。以前の失敗(トラウマ)もあり、社員は雇用せず、すべて業務委託の方、そして一部の学生インターンで事業を構築していきました。

業務委託の方にお願いできる仕事というのは限られているもので、社外に出せないオペレーションや企画は真鍋ひとりでまわしていました。事業が急成長を見せようとしている中、段々とまわらなくなっていきます。よい提携の話も対応しきれず話がなくなっていきます・・・
それでも、、、正社員の雇用には慎重な自分がいましたね。。。

2回目の第一号社員をついに迎えました

どこでどう踏ん切り(覚悟?)をつけたのか、これというわかりやすいきっかけはありませんが、CTOの松井とも相談するなか、ついに2度目の第一号社員を迎えることにしました。
いま思い返すと理由は比較的シンプルですね。彼に会社をもっと助けてほしいと思ったからです。「もっと」と書いているように彼にはすでに会社を助けてもらっていました。彼は、eスポーツ英会話のヘッドコーチをやりながらも、業務委託として運営のお手伝いをしてもらっていたのです。彼のまじめさ、ひたむきさをとても買っていました。そして若くて前向き。そんな彼に業務委託から正社員への変更を打診したのが夏頃。そして9月から正社員としてジョインいただいたのでした。

すでに業務委託として数ヶ月一緒に仕事をしていたので、ミスマッチは全くありませんでした。むしろ正社員になってから、どんどんと業務の幅をひろげていき、最初は私のサポートだったのが、もはやオペレーションまわりは彼なしではまわらないくらい重要なポジションに。やはり正社員としてジョインしてもらってよかった、強くそう思う自分がいました。

彼をきっかけに、目覚めた真鍋は重要な仲間を次々増やしていきます。半年前と比べて社員数は3倍以上になりました(笑

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