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【霊長類フリーマガジン】「【EN】ZINE 追補録 Re:Re:Boost!! Vol.2」を配布します!

■ レスポンス:ブースター
 

 11月に完成し、希望者への配本も開始している霊長類フリーマガジン「【EN】ZINE Re:Boost!!」

 150名を超える方々にPDF版を頒布し、製本版も10名以上の方々に発送を完了しました。大きな反響を頂いていることに感謝しています。

 さらに、製本版頒布の条件に掲げた<動物園や霊長類をテーマとした何らかの制作物の提出>=「ブースター」も力作が数多く寄せられ、霊長類フリーマガジンの「追補録」として先日第1集をまとめたところです。

 そしてこのたび、新たに寄せられた「ブースター」を取りまとめ、霊長類フリーマガジンの「追補録」第2集が完成しました。

 この記事では各コンテンツの概要を紹介します。読んでみたい!という方は発起人twitter(@weiss_zoo)にご連絡いただくか、メールアドレスoraora.eigyowあっとgmail.com(「あっと」は「@」に要変換)までお知らせください。

 また読者の皆さんの「ブースター」投稿も引き続きお待ちしております。「ブースター」を送ってくださった方には、製本版「【EN】ZINE Re:Boost!!」を進呈いたします。


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表紙イラスト:Tatsuya Matsushita(BACCO)

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■ エッセイ「自分をサルのほうに運ぶ」/始祖鳥堂まふ
 

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 動物園・水族館・博物館を訪問して得た学びを古生物飼育小説シリーズ『Lv100』等に結実させ、博物ふぇすてぃばるいきもにあ等で幅広く活躍されている始祖鳥堂まふさんが、動物園で霊長類を観察する上で着眼してきた点と、特に魅かれる特徴についてまとめて紹介して下さっています。
 豊富な施設訪問のご経験に裏打ちされた鋭い視点に私自身も「もっとよく観察しなければ……!」と新たな発見がありました。

■ ボイス「動物園・水族館で考える」

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 霊長類フリーマガジンを読んでくださった方々からは、動物園・水族館への思い入れや、これから動物園に対してできることといった未来志向のコメントが数多く寄せられています。そこでその中からいくつか抜粋し、「ボイス」としてまとめました。

 ひとりひとりの実践が必ずこれからの動物園・水族館の姿に反映されていくと確信しています。

■ クラフト「【本当に!バーバリーマカクはいいぞ!】」/Taiga

 サル愛に溢れた少年、Taiga君が素敵なクラフトを制作してくれました!

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※画像はサンプルのためぼかしています。ぜひ本編をご覧ください!

 私自身もこれまでも事あるごとに思い入れを持ってフィーチャーしてきた北アフリカ産のマカクの仲間、「バーバリーマカク」を題材にした作品です。

 こうして霊長類をテーマにした創作活動で「競作」して頂けるのも、とても嬉しいことだと気付きました。ありがとうございます。

■ 評伝「翻訳できるかい?」/おらゑもん

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 「追補録」第1集に引き続き、動物園で知り合い、私にとって印象深い想い出を残してくれた友人の評伝を綴っています。動物を題材にした友人の短歌や紀行文を辿りながら、「わからない」ことに対して友人が向けていたまなざしを追体験できるような構成を心がけました。

 友人の訃報を急に聞かされた混乱と衝撃をありのまま綴った追補録第1集の評伝よりも、友人が遺してくれた文芸作品の本来の魅力にせまることができたのではないかと思っています。



 「追補録」はこの先も読者の皆さんから提出して頂いた<動物園や霊長類をテーマとした何らかの制作物>=「ブースター」がまとまれば、随時公開・配布していく予定です。霊長類フリーマガジン本誌「【EN】ZINE」「【EN】ZINE Re:Boost!!」とともに、ご愛読いただけたら幸いです。