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モキュメンタリー

洗い晒しのスニーカー
室外機の上で
ぐったりとしている
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空、高いほど
背を伸ばす道端の草
.
.
洗い浚いのスピーカー
扇風機の奥で
ぼんやりとしている
.
朝、早いほど
血を流す唇の皮
.
.
誰かのせいにしてきた誰かが
目の前から居なくなった
.
強過ぎる外の風にも帰る場所が
ありますようになんて
柄にもないし
似合わない
.
.
いつかのせいにしてきたいつかが
目の前から居なくなった
.
多過ぎる町の部屋にも帰る人が
ありますようになんて
柄にもないし
似合わない
.
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洗い晒しのスニーカー
室外機の下に
片方転がる
.
声、遠いほど
よく揺れる花束の紐
.
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雪は、目が覚めた頃には跡形もなく、もしかすると夢だったのかも知れないなんて、メルヘンチックな空想すらさせてくれた。

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