「葬儀が終わって、ホッとしたのも束の間…」初めての喪主、葬儀後の手続きに追われる日々
「やっと、父を見送ることができた…」
無事に葬儀を終え、ほっと一息ついたのも束の間。
「あれ?香典返しって、いつ贈ればいいんだっけ?」
「銀行の手続きとか、色々やらなきゃいけないことがあるんだよね?」
葬儀が終わったと思ったら、今度は葬儀後の手続きに追われる日々が始まりました。
香典返し:感謝の気持ちを伝える贈り物
葬儀に参列してくださった方々へ、感謝の気持ちを伝える香典返し。
でも、何を贈ればいいのか、いつ贈ればいいのか、迷ってしまいますよね。
香典返しには、葬儀当日に渡す「即日返し」と、忌明け後に改めて贈る「後返し」の2種類があります。
即日返しは、お茶や海苔、お菓子など、手軽に受け取れるものが一般的です。
一方、後返しは、少し高価な品物や、故人の好きだったもの、地域の特産品などを贈ることが多いです。
金額の目安は、いただいた香典の金額によって異なりますが、
即日返し: 香典の3分の1から半返し程度
後返し: 香典の半返し程度
と言われています。
品物を選ぶ際には、故人や贈る相手のことを考え、感謝の気持ちが伝わるものを選びましょう。
法要:故人を偲び、冥福を祈る
四十九日、一周忌、三回忌など、故人の冥福を祈る法要。
日程や形式は、宗教・宗派によって異なりますので、菩提寺に相談して決めましょう。
法要の準備は、お布施やお車代、御膳料の準備、参列者への引き出物や会食の手配など、意外とやることがたくさんあります。
葬儀社に依頼することもできますので、無理のない範囲で準備を進めましょう。
その他の手続き:一つずつ、着実に
葬儀後は、香典返しや法要以外にも、様々な手続きが必要です。
遺品整理: 故人の遺品を整理します。形見分けをする場合は、親族間でよく話し合いましょう。
銀行口座、保険の解約: 故人の銀行口座や保険を解約します。必要な書類(死亡診断書、戸籍謄本など)を準備しましょう。
年金の手続き: 故人が年金を受給していた場合は、年金事務所に死亡届を提出します。
相続手続き: 故人の財産を相続する場合は、相続手続きを行います。遺産分割協議書を作成し、相続人全員で署名・捺印します。
これらの手続きは、複雑で時間がかかるものもあります。
分からないことがあれば、専門家(弁護士、司法書士、税理士など)に相談することをおすすめします。
まとめ:葬儀後も、あたたかいサポートを
葬儀が終わった後も、様々な手続きや法要があり、ご遺族にとっては心身ともに大変な時期が続きます。
そんな時、頼りになるのが葬儀社です。
お困りのことやご不安なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちが、心を込めてお手伝いさせていただきます。