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敬語を使わないタクシー運ちゃんから学んだ怒りのマネジメント方法

昨日乗ったタクシーの運転手さんが敬語を使わないタイプの人だった。

目的地を聞いてくるときは
「どこ行けばいいの?」
言葉が聞き取れずに聞き返してくるときは
「あぁん?」
清算のときはただ金額を言うだけ。

単純に腹が立った。今まで乗ったタクシーの中で一番気分が悪かった。
苛立ちは感じていたが、こちらは運転手にはあくまで敬語で応対した。

しかしふと思う。
なぜ敬語を使われないとイラっとしてしまうのか。
接客業なんだから敬語を使って当たり前。と言われればそれでおしまいなのだが、喋ってる内容は変わらないのになぜ表現が変わるだけで、それも語尾を「ですます調」に変えるだけで言葉を受け取るときの感覚が変わってしまうのかを考えた。

単純に日本人としての生活から染みついた感覚はであるということは容易に想像がつくが、この感覚は自分にとって消し去りたいものである。
敬語を使おうがタメ口だろうが、伝えている情報は同じじゃないか。なんでそんなイライラするんだ?と我に返る。
そういう風に考えると、すーっと気持ちが整理されていった。

逆にタクシーの運ちゃんの境遇を「コロナの影響で稼ぎが悪くなって焦ってるのかなぁ」なんて考える余裕すら出てきた。

イライラするのもされるのも自分にとって非常に強いストレスになる。もし怒りの感情が出てきた時は客観的になることを心がけたい。
今度同じような状況に遭遇したときは「話の内容は同じなのに話し方で受け取り方が変わるなんて不思議だなあ」くらいのノリでやり過ごしていこうと思う。

がんばれあの日のタクシー運ちゃん。きっとそのうち良くなるさ。
おやすみなさい。

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