玉頭位取り研究 20

20回目となりました。
ご覧いただいている皆さんありがとうございます♪
引き続きのんびりやっていきます。

今回から、50手目△5六飛を見ていきます。

50手目 △5六飛まで

後手の狙いは、、そうです。△2六飛として歩を取り、△2九飛成ですね。先手は▲2八歩と受けられませんし、これは許せません。

▲2八飛と受けます。

51手目 ▲2八飛まで

後手はここで飛車を引いているようでは、元気がありません。▲6五歩〜▲1一角成が厳しいです。どう攻めを繋げるでしょうか。

①△3九銀
②△2七銀(金)

先手の飛車に働きかけて、飛車成りを狙います。
まずは①△3九銀から見ていきます。

△3九銀▲3八飛△4八金▲3九飛△同金▲6七銀打△2六飛▲6五歩

 59手目 ▲6五歩まで

後手は金銀を打ち込み、飛車を捕まえました。
形勢はどうでしょう?

駒の損得は、飛車角交換でさらに後手の一歩得です。(飛車2枚持たれてるのは嫌ですね、、、)

ただし、後手の3九金はあまり活躍していません。△2九飛成のとき、龍の道を通行止めしています。

次回はここからもう少し手を進めていきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



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