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ヨソ者の多い街"あいら"【地元愛】

おはこんばんちは!書くンジャーズ木曜担当 のせ(@nose1119)です!

今週のテーマは【地元愛】ということで、私は生まれも育ちも現住所も鹿児島県の姶良市(※1)。鹿児島県には指宿(いぶすき)頴娃(えい)肝属(きもつき)など読めない地名がたくさんありますが、「姶良」もそのひとつ。「あいら」と読みます。

姶良市は鹿児島県でいま最も元気のある街。日本全国人口減少の一途をたどる中、平成27年の国勢調査では県内唯一人口の増加した市(※2)として注目を浴びました。個人的には次の調査のタイミングでは増えるわけはないだろうと踏んでいたのですが、その後も順調に増加し続け(※3)県内で5番目に人口の多い自治体となっています(※4)。2015年にAERAに掲載された特集「移住しやすい街110」では”子育て世代と高齢者にとって移住しやすい街”として23位にランクイン(※5)。

なぜ、姶良市がそれほどまでに注目を浴びているのか、生粋の姶良人の私が独断と偏見(と一般論)で姶良市の魅力をお伝えします。

ベッドタウンとしての快適さ

まずはこれ。姶良市が人口を増やしている一番の理由はこちらではないでしょうか。

姶良市は県第1の都市、鹿児島市の上隣第2の霧島市の左隣となっており、どちらへもJRを利用して20分程度で行くことができます。姶良市自体には何もない(謙遜。本当はある)のですが、鹿児島市や霧島市に働きに行く人にとって、とても良い場所にあります。県央にあり、大隅半島にも通勤圏内のため、異動の多い学校教員や公務員の方が居を構え県内各地に通勤しているというのもよく耳にします。かく言う私もさつま町(車で35分程度)まで通っています。

何と言っても終電まで安心して飲めます。何か都会の人から笑われそうですが、鹿児島県で鹿児島市で終電まで飲んで自宅に帰れる町は限られています。そのため、鹿児島市で飲む場合は気合を入れて宿を予約するという方が結構いらっしゃいます。しかし、姶良に住んでいれば終電が23時50分台。19時から飲み始めれば約5時間、17時からで約7時間、12時から飲めば約12時間も飲むことができます。しかも、万が一終電を乗り過ごしても走って帰れる距離(20km)です(※6)。

交通の便利が良すぎ

旅行の際にも立地の良さが快適さを発揮します。JRの駅は姶良市内に5つあり、姶良駅から新幹線の始発鹿児島中央駅まで4駅約20分。鹿児島空港までは約15kmで下道で20分。高速道路のインターチェンジも2つあり(※7)、宮崎市、熊本市まではともに2時間弱(速度控えめ)で行くことができます。その便利さたるや、鹿児島県内で群を抜いているといっても過言ではないでしょう。

ヨソ者だらけの街

タイトルにもしましたが、個人的に姶良の一番のいいところはここだと思います。姶良市は海を埋め立てたり、山を切り開いて新しい住宅地をどんどん作ることで人口が流入し栄えてきました。

私の通っていた姶良小学校は私の生まれる3年前にできたばかりでしたし、お隣の西姶良小学校は姶良ニュータウンでの人口増加を受け、その4年後に開校。松原なぎさ小学校に至っては、人口が減少し続けるこの時代に松原地区の人口増加を受け4年前に新設されました。

小学校当時、毎年のようにやってくる転校生に大変刺激を受けたものです。中でも小学5年のときに大阪からやってきたU君には関西弁とボケ・ツッコミを教えてもらいました。転校生だけでなく、周りの皆が両親が姶良に家を建てて移り住んで来たという人が多かったため、変な仲間意識が少なく多様な価値観の中に身を置けた様に感じています。そんな中、毎日たくさんの習い事に通うことができた(※8)経験が今の自分を形成していて、両親には感謝です。

【おまけ】その他にもたくさん

その他にもたくさんあるのですが、一番言いたいことは言いましたのでここからは箇条書きでお送りします。

島津義弘公ゆかりの地(史跡がたくさん)

霧島錦江湾国立公園の重富海岸。
 赤潮や台風、ポイ捨てなどにより、私が小さい頃はとっても汚かったのですが、NPO法人くすのき自然館さんの努力の結果。鉄腕ダッシュで取り上げられるほど、きれいな海岸になりました。

イオンタウンセブンイレブンの工場など大きな企業を誘致。
 イオンタウン姶良には映画館(4DXも!)もあり、そこそこ大きいため休日には鹿児島県の北半分の方々(ひょっとすると東半分もかも)がおめかしをして大挙します。近所のスーパーとして利用している私は、髭ボーボーの髪ボッサボサで部屋着なので、知り合いを見つけると猛ダッシュで逃げます。イオンができる前には通学中以外の中高生の姿を休みの日に見ることなんてほとんどありませんでしたが、今や帖佐駅から歩く中高生の群れを見るに涙が溢れてきます。お金が県外に流れるという側面はあるものの、若者が増えて元気になるという部分は評価してもよいのではないでしょうか。

有名なスポーツ選手を輩出
 
プロ野球選手の川崎宗則さんは姶良町の出身(保育園、中学校の先輩)。そして、IWGP王者に輝いたこともある飯伏幸太さんも姶良町の出身(小中学校の先輩)でかなりの自慢です(しゃべったことないけど)。

以上、姶良の魅力をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?愛に溢れていましたでしょうか?少しでも愛を感じたという方は、是非一度姶良に足をお運びください。お待ちしておりまーす!


※1 生まれたときには姶良町でしたが、平成22年に加治木町、蒲生町と合併。「平成最後の大合併」となった自治体として鹿児島大学の研究テーマにもなったとのこと。(参考:姶良市/市町村合併の経緯(アーカイブ)http://www.city.aira.lg.jp/gyosei/fuzokukikan/gappeikyogi/index.html

※2 市と書いたのは、もう1つ増加した自治体があるため。その1つは三島村。(参考:https://www.pref.kagoshima.jp/ac09/tokei/bunya/kokutyo/h27kokutyo/documents/54729_20161025170232-1.pdf

※3 平成26年から75,964人、76,235人、76,323人、 76,680人、77,033人、77,411人と毎年増加。それに伴い世帯数も、34,483世帯、34,884世帯、35,184世帯、35,547世帯、36,047世帯、36,501世帯と増えています。(参考:姶良市/市の人口 http://www.city.aira.lg.jp/madoguchi/gyousei/gaiyo/shinojinko.html

※4 1.鹿児島市 2.霧島市 3.鹿屋市 4.薩摩川内市
鹿児島市はダントツなので置いといて、2位~4位の市には全て自衛隊基地・駐屯地あり。また霧島市には京セラとSONYが、薩摩川内市には京セラと大企業があり、そんな中で5番目に食い込むのはすごいことだと思っています。

※5 朝日出版社発行「AERA(アエラ)2015年9月14日号」(参考:https://www.city.aira.lg.jp/seisaku/kurashi/sumai/akiya/kurasiyasuimachi.html

※6 距離はたいしたことないですが、国道10号線は歩道がないゾーンも多く、街灯もまったく無いため深夜に歩くのは危険です。ましてや酔った状態で帰るなど愚の骨頂。最悪の場合は死にます

※7 まもなく桜島サービスエリアにスマートインターチェンジができる予定。

※8 水泳、そろばん、書道、サッカー、学習塾、器楽部(始めた順)

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