熱海旅行記③「ボンネット」
1泊2日熱海旅2日目の朝
おそらくこれが今回の旅、最大の目的
後輩におすすめされたときから絶対に行きたいと思っていた喫茶店。
“Coffee&Cafeteriaボンネット”は、戦後まもない1952年(昭和27年)創業の老舗喫茶店
谷崎潤一郎や志賀直哉、三島由紀夫など名だたる文豪に愛されていた喫茶店とあって訪問するのがものすごく楽しみだった。
ボンネットの看板メニューは三島由紀夫が愛した“ハンバーガー”
ここに行く前から絶対にこれを食べると決めていた。
ここのハンバーガーの特徴は何といってもビーフ100%のハンバーグ
そして、ピクルス、玉ねぎ、レタスが分けられている。
なぜなのか。
それは、ボンネットの店主の方が喫茶店を開業する前に、東京で進駐軍クラブやレストランで働いていたからなんだとか。当時のアメリカ人は好き嫌いが多く、好みに合わせて作ると大変だからハンバーガーと分けて野菜を準備していたらしい。
そんな店主の年齢は90歳を超えているが、とてもそうは見えないほど元気そうだった。
小ぶりながらジューシーなハンバーガーは旅の最高の思い出になった。
ボンネット。
とんでもない喫茶店に行ってしまった。
喫茶店に行くことにハマってからもう3年以上経つが、間違いなく過去最高の喫茶店だった。
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