不時着ロスにおくる北朝鮮が題材になっている切ない系映画3選!もう一度涙で枕を濡らそう…

2020年大ヒットとなった韓国ドラマ『愛の不時着』

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【あらすじ】韓国の財閥令嬢がパラグライダー中に思わぬ事故にあい、北朝鮮が管轄する非武装地帯に不時着してしまったことから、出会うはずのなかった2人の〝許されない恋〟の物語がはじまる・・・。

究極のロミオ&ジュリエット要素のある、北朝鮮が題材になっている切ない系作品が『愛の不時着』以外にもあるのか・・・?!
「愛の不時着ロスだよぉ~!」という、まだまだ胸キュンで切ない気持ちになりたぁぁぁい!!!と思っている人におすすめする、
わたしの独断と偏見で選んだ北朝鮮題材のトップ3をご紹介します~!

ラブロマンス以外にも熱い男の友情や母国への想い、
〝それぞれ違った「愛」がテーマの切なくなってしまった作品〟をぜひ!

それでは、ヒアウィーゴー!

『シュリ』(1999年)

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【あらすじ】結婚を1か月後にひかえ仲睦まじく平穏な日常をおくっていた韓国諜報部員だが、恋人が韓国に潜入している北朝鮮工作員だと知り関係が一変。任務と愛情の狭間で揺れる恋人(スパイ)の気持ちは・・・。

韓国国内の観客動員数は621万人!と1999年当時の記録を塗り替え、2000年の日本上映時は興行収入18億円と異例の大ヒットを記録した恋愛アクション映画。

南北分断がテーマになっている本作は、『愛の不時着』同様に…いやそれ以上の悲恋を描いているのが何年も忘れられないでいます。。。
銃撃戦などのアクションシーンもすごいんだけど、北朝鮮工作員役の女性の強く孤独な哀愁漂う役が切なさを助長させます。彼女は祖国愛とパートナーへの愛、どちらを選んだのか…。

『JSA』(2000年)

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【あらすじ】南北の兵士がいつしかお互いに信頼関係を結んでいく。任務中にこっそりと北朝鮮側の軍事境界線の哨所を度々訪れ、お酒を交わしながらお互いの故郷や恋人の話をする中で事件が起こる・・・。

サスペンスを織り交ぜた男の友情、いやそれ以上のブラザーロマンス作品!
略してブロマンス!

お互いの国同士に問題を抱えている中で、軍事境界線で芽生えた友情。お酒を交わしながら同じ言葉で談笑する光景は〝個人と個人は友達になれる〟と証明しているのがとても印象的。
ある事件が起きても、彼らは互いを守るため真実を隠すのです・・・。

とにかく最後のワンカットに出てくる1枚の写真をみて。胸が「…うっ」と締め付けられます。

『シークレット・ミッション』(2013年)

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【あらすじ】特殊工作部隊のエリートである主人公が韓国へ潜入する。住み込みで働きながら特殊な任務を真面目に遂行しつつ、作戦実行命令が出されるまで何年もその地域に溶け込みながら暮らしていく。とうとうある日、本国からの作戦命令がだされるが・・・。

『愛の不時着』第10話でカメオ出演した緑のジャージの青年が主人公の物語。
『愛の不時着』が初見の方は、韓国にいるただのおバカな北朝鮮工作員かと思われたかもしれませんが…実はこのキャラクターには深い訳があったんです…!
同作品にでてくる北朝鮮スパイは、普段抱いているスパイの冷酷なイメージとは真逆で、悩みながらも母国のために働く「血の通った生身の青年たち」

本作品が描いているのは〝地域愛〟
潜伏している地域の人たちと交流して過ごしていくうちに芽生えていく人間的な愛情に注目してほしいな。


実際の北朝鮮をのぞいてみよう!

「JSA」に出てきた軍事境界線(38度線)や、なぜスイスが仲介役になっているのかなど、実際の北朝鮮事情を写真やイラストで解説もしているガイドブックを発売しました!

ぜひ北朝鮮の街並みなどの写真も見て旅行気分を味わって頂けたらうれしいです~!!

※この朝鮮ガイドブックは、決して渡航を促進するものではありませんので予めご了承ください。旅行気分を味わってね!

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