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週末競馬予想🏇

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毎週行われている中央競馬の重賞(特にG1レース)を中心に、馬券力向上のため、今まで自分の頭の中だけで完結していた予想の思考プロセスを言語化して振り返ってみることにしました。 誰…
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#阪神ジュベナイルフィリーズ

2023年阪神JF⑩(買い目)

阪神JF当日は、第4レースの新馬戦が芝の1600メートル戦。

昨日2鞍行われた芝1600メートル戦は、馬券圏内6頭のうち4頭が父モーリスで3代前までにサンデーサイレンスを内包した配合で、残り2頭のうち1頭はドイツ牝系(阪神JFに出走するサフィラの半兄)、もう1頭はキングカメハメハ系✕サンデーサイレンス系だったので、本番当日の芝1600戦はどうかな?と思って見ていたら、3着に人気薄気味のモーリス産

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2023年阪神JF⑨(土曜日の結果から…)

本日12月9日(土)、阪神競馬場では翌日の「阪神JF」と同じ、芝外回り1600メートルのレースが2鞍行われました。第2レースの2歳未勝利戦と第11レースのリゲルステークス(3歳上リステッド)です。

以下は、各レースの1〜3着馬の3代血統表です。

▽第2レース
1着(キャプテンシー)

2着(ガロンヌ)

3着(カルパ)

▽第11レース
1着(マテンロウスカイ)

2着(ドゥアイズ)

3着(

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2023年阪神JF⑧(スウィープフィート)

土曜日の競馬をひと通り見た限り、ルメール騎手は一時期の手が付けられないというか、とりあえずルメール騎手の馬は馬券に入れとけ、という状態ではないようですね。

そうだとすると、ステレンボッシュについては、前走の東京芝1600メートル戦を上り最速で勝利し、「牝馬の国枝厩舎」管理馬という買い材料はあるものの、「国枝厩舎✕ルメール騎手の黄金コンビ」とか「ルメール騎手の馬はとりあえず馬券に入れておく」という

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2023年阪神JF⑦(サフィラ?)

前の稿ではサフィラを○(対抗)と評価していたのですが、何気なくフォトパドックを眺めていて、「うーん、これじゃない」という気持ちが出てきてしまいました。

後肢が長く、腹の切れ上がった、シュッとした馬体。全体を遠目で見ると「スレンダーな美人さん」なのですが、よくよく見ると、肩から胸辺りはそこそこガッチリしていて、何やらアンバランスなフォルム。

今年のエリザベス女王杯6着だった半姉(父ディープインパ

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2023年阪神JF⑥(とりあえずの結論?)

阪神JFの狙い目、結構悩みましたが、ようやく絞れてきました。後は直前の気配やオッズ等をみてファイナルアンサーにしたいと思いますが、私の見解としては、以下の3頭です。

◎アスコリピチェーノ

まず血統面では、父ダイワメジャーはこのレースに実績のある種牡馬。そして、この馬は肌馬がデインヒル系✕サドラーズウェルズ系なので、過去のこのレースの勝ち馬と共通しています。

前走新潟2歳S組は10年前にハープ

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2023年阪神JF⑤(距離延長組が勝つには?)

前の稿(前走距離)では、以下の表から前走1800メートル組について整理しました。

前走距離別の馬券内率は表のとおりですが、このうち前走1400メートル組は着回数にすると、過去10年で1着3回、2着1回、3着4回と、計8頭が馬券に絡んでいます。

さらに、この8頭の前々走以前の戦歴をみると、なんとなく傾向というか、前走1400メートル組(ファンタジーS、京王杯2歳Sのほか、からまつ賞)が本番で馬券

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2023年阪神JF③(ダイワメジャー)

以下は過去10年における阪神JF優勝馬の父です。
 2022年 ドゥラメンテ
 2021年 エピファネイア
 2020年 クロフネ
 2019年 ダイワメジャー
 2018年 ディープインパクト
 2017年 オルフェーヴル
 2016年 Frankel
 2015年 ダイワメジャー
 2014年 ディープインパクト
 2013年 ステイゴールド

ディープインパクトとダイワメジャーが優勝馬を複数

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2023年阪神JF②(伝説の新馬戦)

以前から競馬メディアやファンの中では「伝説の新馬戦」という言葉が使われて(いささか安売り感もあります)、盛り上がることがあります。

私の中で「伝説の新馬戦」と言えば、古くて申し訳ないのですが、後にも先にも2008年10月26日(菊花賞当日)、京都競馬場芝1800の新馬戦です。

このレースは、1着アンライバルド(皐月賞1着)、2着リーチザクラウン(ダービー2着)、3着ブエナビスタ(G16勝)、4

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2023年阪神JF①(プレ予想)

次の日曜日は阪神JFです。

登録馬をひと通り見る限り、ボンドガール、サフィラ、コラソンビート、アスコリピチェーノ辺りが人気になりそうですね。

ただ、どの馬も凄く強いというわけではないような感じがします。まぁ、ローテーションや血統の面から、このレースと相性の良いアルテミスS2着で、サリオス、サリエラの下というサフィラか、あるいはダノンベルーガの半妹ボンドガールが一番人気でしょう。

そんな中、あ

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