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星野源の「創造」、取り残された日本、これからの世界に必要な「バーチャルキャリアデザイン」の視点

バーチャル自治体の市民大学・令和市民大学をスタートさせて1ヶ月が過ぎた頃、「バーチャルキャリアデザイン部」なるものを新たに立ち上げた。

「自分の思う理想の未来で、自分の思い描く理想のキャリアを作ってみよう!」

なんとなくわかりそうでいまいちわからないキャッチコピーだったが、それについて初めて動画を出した4時間後、星野源が新曲「創造」を発表した。

何か創り出そうぜ 非常識の提案
誰もいない場所から 一筋の
未知を創り出そうぜ そうさYELLOW MAGIC
やめられない 遊びを繰り返した
進化を君に 外れ者に授ける
ー(中略)ー
制約の屋内で 気をずらして外側

                  ー星野源「創造」より引用

ああ!星野源が言いたいことを言ってくれた!!!っぽい!!!

別になんでもいいけど、とりあえずみんなの作った面白いものをどんどんみたいよ!って。

星野源の歌を聞いて、「自分も何かやっていたい!」とか「ずっとこうやって誘って欲しかったんだ!」って人はそれでgoodです!よろしければ、バーチャルキャリアデザイン部もぜひ!

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で、残りは「もう少し読んでからじゃないとよくわからない」って人や「ちょっと一歩踏み出せないな」って人や「ちゃんと説明してくれないとわかんない!」って人に向けた文章。

なので、目次をおいておく。

バーチャルキャリアデザイン部とは?

バーチャルキャリアデザイン部は、文字通りバーチャルなキャリアをデザインしていくもので、既存のキャリアデザインとはいろいろ違った点がある。

既存のキャリアデザインでは世の中の流れと個人の理想とかをベースに、ライフコースモデル(ここでは人生において誰もが経験するであろう進学・就職・結婚・子供の誕生・引越し・パートナーとの離別or死別・自らの死などのイベントなどを想定した世間一般的に言われる人生設計の参考モデルとする)と照らし合わせながら、自分の人生をどう生きるべきかを考えていただろう。

しかし、バーチャルキャリアデザインは、その基盤となる未来予想図を自分の好きなように作り上げ、その世界においての自分の理想のキャリアを考える。つまり、「自分にとって都合の良い未来」をベースにキャリアデザインをしてしまおう!ってことになる。

課題感〜日本、私たちが時代に取り残され続けるワケ〜

ここからは、一見無駄じゃね?と思われる無茶苦茶なキャリアデザインがどうして必要なのか?ってことについての説明をやっていくよ。

そのために、まずはバーチャルキャリアデザインがどのような問題意識でつくられているのか?について書いていく。

一言で言ってしまえば、今のままだと多くの人が時代の変化に対応できないで困ってしまうだろうと思ったから。

特に、昨今のウイルスの流行を見ると、これをきっかけに何かを変えよう!って盛り上がる声よりも早く元の生活に戻りたい!!って声の方が大きいよね?

たしかに、オンラインとオフラインの選択権がない状態でこの状況を過ごすのは嫌だけど、もし世界が元に戻ったなら、ここで生まれた新しい知見やライフハックが未来に活かされないまま「あのときは大変だった」で済まされてしまうよね。

受験勉強とかの自習をやっていたときのことを思い出して欲しいんだけど、カフェが一番勉強できる!って人もいれば、家が一番!って人もいるし、図書館が便利だって人もいれば、塾みたいに同世代が勉強を頑張っている環境でやった方がいいって人もいるよね?

だけど、仕事に関してはその人の要望を一切無視して、働き場所が決められてしまうよね。望まない転勤を断ったり、育児休暇をとってしまうとキャリアに影響する.....だから、キャリアのために自分のことを諦めて仕事にあわせなきゃいけない!ってのが今までだったけど、本当にみんなこの状態に戻りたい?今だったら、そんなの関係なさそうだけどね。製造や建設みたいにリモートにできない仕事はあるけれどもね。

ちなみに、友人のコンサルの人から聞いたけど、連絡手段はいまだにFAXでしか受け付けていないところもあるし、なんだったら郵便じゃないとダメみたいなところもあるらしい。鳩でも送りつけてやろうかな。

機密性とかいろいろあるけど、これだけ便利なものがあるんだから、選択できた方がいいじゃん。

目的〜教育の大失敗是正のためのバーチャルキャリアデザイン〜

「時代が変化しないことが問題なのか〜。でも、それっておじさんおばさんだけの話なんじゃないの?」と思う人もいるかもだけど、これに関しては年齢は関係ない。今までの教育の失敗のツケ

※重要な補足
教育って、よく学校だけの問題かと思われがちだけど、私たちが教育と言われる現象に巻き込まれる領域は3つある。

学校・社会・家庭

例を挙げれば、教育って学校だけでなくて地域や家の中でもされているってこと。
つまり、地域や社会、家庭の思考が昭和で止まっていたり、世の中の変化を見ていないと、どんなに教育改革をがんばっても意味がないってことになる。もちろん、学校に10年後とか50年後を考えている先生がどれくらいいるかっていうのも気になるところだけどね。

なので、教育の失敗と言われたときには誰も他人事とは思わないで欲しい。私たちがモンスターを作り出したんだって意識でね。

僕らは決められたルール、決められた環境に居続け、その中で幸せになろうって方針で教育を受けてきた。でも、今の世の中みたいに変化が激しいと、決められた環境の存続ってのはかなり難しいんじゃないかな

だから、いい大学に行っても、いい就職先に行っても、たくさんお金をもらっても、結婚して子供を産んでも、結局幸せになれない。だけど、みんなそれで幸せになれると思いがち

人が幸せを掴むためには、自分にとってのここがいい!ってのを見つけたり、作り出していく必要がある。それが自然だろう

なぜなら、誰もあなたの幸せが何かを知らないし、そもそもあなた自身が自分の幸せをよくわかっていないことがあるからね。そして、あなたが今いる場所であなたが本当に幸せになれるのかもわからない。ここに居続けたら俺は死ぬってのはわかるかもしれないけどね。麻痺してなければ。

「おおー!」って言ってる場合じゃないよ??「そんなもん、当たり前だろ?」って思わなきゃだめよ?でも、わかる人少なさそうだから、これってまさに教育の大失敗だと思うんだよね。全員が世の中にとって都合の良い存在になるための教育だったら大成功この上ないけどね!!!

与えられたものではなく、自分で選んだもので未来を組み立てて、その上で理想のキャリアをつくっていく。これに勝る実践はない!!

自分の思う理想の世界とかキャリアを持っておくことで、世の中にそれに近づく変化が起きたときに、柔軟に行動できると思うんだ。

北個人の展望〜アート復興プロジェクトとしてのバーチャルキャリアデザイン〜

で、ここからは学長キタキタの個人的な展望。

昔から、権威とか空気とか決められたカーストとかが大嫌いで、ヒーローではなかった誰かがヒーローになる瞬間を目の当たりにするのが大好きだった。

「ええ!?!?あなた、こんなに面白い人だったの!!!!??????」

って瞬間に出会えると、「これをやった甲斐があったな〜〜〜〜〜!!!」ってよく思う。

だから、6年前に小学生と数学のワークショップを作ったことをキッカケに、誰かと何かを作るってのが楽しくて楽しくて仕方がなくて、ついには自分1人で作り始めちゃったりした。

特に、演劇ワークショップとかコンサルセッションとかを通して、大人しかった人たちが自分の殻を破って本気を見せてくれる瞬間に多く立ち会えたのが幸せだった。

つくることを楽しんだり、表現することをもっとみんなに楽しんでほしい!

そう思っているけれど、最近は5年前みたいに大きなfacebookグループで夢や野望を語っている大学生や高校生は減ったし、Twitterでもそういう人はあまり見かけなくなってしまった。みんなどこに行ったんだろう?

僕の思うアート復興は、名もなき素人の人たちがどんどん表現をやってくれること。縄文土器とかを見てみると、実にいみのわからない形のものが多かったりするし、名もなき素人たちが芸術とかそんなの関係なしに好きなよーにやりたいよーにやってくれたらめっちゃ最高なんだよね

そんな感じで、バーチャルキャリアデザインってのをやっていきたい!

最後まで読んでくださってありがとうございました! サポートもらえると、テンション上がって更新ペースが上がるかもしれません。