野呂 一郎

清和大学で経営学を教えています。この度noteで全国の高校生、ビジネスパーソンに向けて…

野呂 一郎

清和大学で経営学を教えています。この度noteで全国の高校生、ビジネスパーソンに向けて毎日リーダーシップについて発信することにしました。よろしくおねがいします。

マガジン

  • コロナ時代のリーダーシップとは何か

    コロナで求められるリーダーシップは変わった。致命的に重要な点は、リアルタイムのグローバルな事象を知り、理解するという知が本当に必要になった、ということである。読めばわかるさ。

  • グローバル・リーダーを目指す高校生のための最強経営学

    僕は高校生の皆さんに期待しています。グローバルなリーダーになってほしい、と。そのためには経営学がお役に立てるんじゃないかと。経営学はグローバルに日々進化していて、あらゆる問題を解決できる最高の道具だと信じています。 読めばわかるさ。

  • 日本一わかりやすい、経営学的経済学

    難解な経済学を、やさしい経営学の観点から解き明かしてみようという試みです。 ロジックは「経済は人間が動かすもので、数字が動かすものではない!」です。 徹底的にわかりやすく、経済現象を説明します。

  • 英語版note English version

    英語ネイティブの読者の皆様のために、作ってみました。日本語訳を数日以内に出しますので、是非チェックを。

  • 野呂一郎のプロレス&マーケティング

    プロレスのマーケティングとしなかったのは、プロレスをマーケティングが助け、マーケティングがプロレスを助けるという関係を証明したかったから。両者は密接に関連し、お互い引き立て合う関係。両者の魅力を引き出し、そのマッチングを無限大にすることがこのマガジンの目的。野呂一郎とつけたのは、他のと違うよという笑っちゃう自負。

最近の記事

  • 固定された記事

紅白、有吉はソロでよかったのでは。

この記事を読んで、あなたが得られるかも知れない利益:珍しく紅白を見て、司会者・有吉弘行の歌のパートで感じたこと、それは来年の予兆なのか(笑)。 有吉+藤井フミヤの違和感いま、紅白を見ていて、有吉弘行がかつての猿岩石時代のヒット曲「白い雲のように」を、藤井フミヤとデュエットで歌っていました。 僕は、すごく違和感があったんですよ。 有吉にソロで歌わせたほうがよかったんじゃないか、と。 藤井フミヤの歌がうますぎて、有吉のよさが出てなかったからです。 有吉も、前フリで「下手

    • マーケティングの時代は終わり、アートの時代が来た。

      この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:マーケティングの反対概念としての「アート」を考えると、マーケティングがわかる。マーケティングは手を変え品を変え、言葉巧みにあなたに買わせようとする。しかし、そのアプローチはもはや時代遅れだ。トップ画はアーティスト、ジュディ・シカゴさんhttps://qr1.jp/DK5DCc マーケティングとは市場そのもの昨日、マーケティング・コンサルタントなんて、大変だし、日本人は向いてないからやめちゃえ、などと暴論を述べました。 あく

      • マーケティング・コンサルはやめたほうがいい件。

        この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:なぜ、マーケティング・コンサルタントだけはやめたほうがいいのか。その理由は1.疲れるから 2.日本人はマーケティングに向いてないから、だ。えっ?納得できない、って。読めばわかるさ。 あるコンサルタントの独白30年も前の話だ。 経営コンサルタントを目指して勉強していたときのこと、ある有名コンサルがこんなことを言ったことを覚えている。 30年前だよ、この話は。 しかし、いまも状況は変わってない。 いやもっとひどくなってい

        • あなたも自分の強みに気がついていない件。

          この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:読者からの意見から考える日本人論。僕も含めてとかく日本人は自虐的だけれど、仮に「日本人すごい」と合理的に思えたらどうだろう。何かそれは自分の自信につながり、いいことがあるに違いない。トップ画はhttps://qr1.jp/6trmTg 日本人は自虐的なのかよく右翼の人とか(笑)が、日本はエラい国なのだ、とか、戦争は間違ってなかった、大東亜共栄圏は正しかったとか言うじゃない。 それはドグマ(誤った偏見)だと思うんだけれど、逆

        • 固定された記事

        紅白、有吉はソロでよかったのでは。

        マガジン

        • コロナ時代のリーダーシップとは何か
          660本
        • グローバル・リーダーを目指す高校生のための最強経営学
          318本
        • 日本一わかりやすい、経営学的経済学
          8本
        • 英語版note English version
          2本
        • 野呂一郎のプロレス&マーケティング
          71本
        • オカルト&スピリチュアル
          12本

        記事

          カイシャの命「配置転換」はオワコンではないよ。

          この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:日本の会社の配置転換は時代遅れとの指摘がある。しかし、時代遅れなのは「固定した専門職」なのだ。技術の日進月歩で会社の現場のほうが、大学の研究室よりも革新的だ。それならば、専門職を決めないで、仕事をたらい回しにする日本のカイシャのほうが先進的だ。トップ画はhttps://qr1.jp/op7lTf 配置転換は時代遅れか会社の命は配置転換だと言った。 だから、最初っから「この部署じゃないとやだ」「この職種じゃないと辞めてやる」

          カイシャの命「配置転換」はオワコンではないよ。

          会社とは悪魔が棲む場所。

          この記事を読んで高校生、大学生のキミが得られるかもしれない利益:会社には期待してはならない理由。部署にこだわることは、なぜ意味のない行為なのか。仮に希望の部署に行っても、キミのポテンシャルや創造性がなぜ伸びないといい切れるのか。会社は伏魔殿?ってどういう意味。 積極性を奪われている日本の若者結局、この仕事じゃないといや、この部署じゃないと辞める、っていうのは、一見積極性、自発性があり、はっきり自分を持っているように見えて実は、消極的でひとまかせな態度なんだ。 それは、自分

          会社とは悪魔が棲む場所。

          出社初日で会社やめる若者をなくすための、「会社とは何か」入門。

          この記事を読んで高校生のキミが得られるかもしれない利益:若者は会社という存在を知らなすぎる、いや、働くということがわかってない。これは大人と若者双方に責任がある。すべての働く前の若者に「会社論」のすすめ。 不幸なミスマッチまだ4月だというのに、入ったばかりだというのに、もう会社を辞める若者がひきもきらないという。 出社初日で辞めたケースも珍しくないという。 理由を聞いてみると、実にくだらないんだ。 「希望の部署に配属されなかった」とか、「先輩が元気がなかった」とか、「

          出社初日で会社やめる若者をなくすための、「会社とは何か」入門。

          コロナ・ロックダウンで露呈された地方の弱さ。(高校生向き)

          この記事を読んで高校生のキミが得られるかもしれない利益:昨日に引きづづき、コロナ経済の話だよ。アメリカが、コロナ期を比較的ダメージなく乗り切れた理由とは。トランプもできなかった行政命令とは何か。トップ画はhttps://qr1.jp/gIDhBo 日本経済の弱さは地方の弱さ結局ね、日本の弱さっていうのはさ、地方自治体つまり、県がよわっちいことにあると思うんだよね。 能登の大震災がそうじゃない。 石川県は、震災対応なんて何もなかったじゃない。 石川県だけじゃない、日本の

          コロナ・ロックダウンで露呈された地方の弱さ。(高校生向き)

          高校生のための「コロナ経済入門」

          この記事を読んで高校生のキミが得られるかもしれない利益:結局コロナ経済とは何だったのか。実はこの検証は誰もやってない。やってみたら、経済の本質もわかった? なんで今さらコロナなの?キミはそう言うだろうね、だけれど、忘れっぽいキミのために講義するんだ。 日本人は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」国民なんだよ。 阪神・淡路大震災はもちろん、東日本大震災も、下手すると今年元旦の能登大地震すら忘れている。 忘れているっていうのは、正しい忘れ方ならいいんだけれど、日本人はそうじゃない

          高校生のための「コロナ経済入門」

          情報共有という宝の山。

          この記事を読んであなたが得られるかも知れない利益:今日、バスの運転手が見せた”情報共有”の見事さ。情報共有が組織にもたらすメリットについて考える。 情報共有の重要性きのう、武道の話で、敵に勝つには情報を漏らすな、情報を隠せ、と申し上げました。 しかし、対顧客という局面では、情報は積極的に出したほうがよい場合が多いのではないでしょうか。 今日、まさにその場面に遭遇しました。 東京から千葉県鴨川方面に行くバスの中、運転手さんはひっきりなしに乗客に、道路状況の変化についてア

          情報共有という宝の山。

          武道と経営学。大学授業実況中継

          この記事を読んであなたが得られるかも知れない利益:武道には日本の、日本人の知恵が詰まっている。経営学と武道の深い関連についても考える。武道とは、これからの経営の根幹である「暗黙知」を鍛える方法論が存在する。学ばない手はない。 武道と経営学今日の講義のテーマは「武道と経営学」だ。 武道が経営学に関係あるのか、って? それが大いにあるんだ。 武道とは、広く解釈すると「勝つための道」だ。 勝つことを成功すること、と考えれば、まさに経営学だ。 経営学は成功するための学問だ

          武道と経営学。大学授業実況中継

          河口湖で感じた「英語プラスαが足りない」件。

          この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:リゾート地に外国人が溢れている。観光客は宝の山なのに、積極的行動がない企業と政府はどうしたものか。ある頼もしい女性の例をあげて考える。 バスは満車、道は渋滞棒術の合宿で、河口湖に行ってきました。 土日だったためか、10時半に希望していた新宿からのバスは満車、1時間前のバスにようやく空席を一つ見つけ、乗り込むことができました。 しかし、渋滞に巻き込まれ、1時間半遅れで河口湖駅についたのですが、かつて見たこともない人混みがそ

          河口湖で感じた「英語プラスαが足りない」件。

          大リーグのコーポレート・ガバナンス問題。

          この記事を読んであなたが得られるかも知れない利益:結局、一平氏問題はドジャースのコーポレート・ガバナンス問題と言える。いや、そうではなくMLB全体のコーポレート・ガバナンスが問われている。 コーポレート・ガバナンスとは何かコーポレート・ガバナンス(Corporate governance)とは、直訳してみれば企業の統治となります。 統治とは不祥事たとえば経営陣の暴走、企業倫理の無視などが起きないように監督すること、です。 そのためにはお目付け役や、制度が必要になります。

          大リーグのコーポレート・ガバナンス問題。

          DEIという最新経営キーワードが松下幸之助翁そのものだったという衝撃。

          この記事を読んであなたが得られるかも知れない利益:ダイバーシティ(diversity多様性)、エクイティ(equity公平性)、インクルージョン(inclusion包括性)の頭文字をとってDEI(でぃ・いぃー・あい)経営だという。しかし、アメリカではすでに教育の鉄則になっており、企業へも浸透しつつある。でも、これを正しく解釈して、実行にうつしている企業は少ない。パナソニックはその稀有な例だ。 パナソニックの戦略先日、授業でパナソニックの戦略をとりあげました。 一言でいうと

          DEIという最新経営キーワードが松下幸之助翁そのものだったという衝撃。

          USスチール買収異聞。

          この記事を読んであなたが得られるかも知れない利益:日本製鉄による、USスチール買収問題。バイデン大統領はアメリカ企業であるべきといいつつも、私企業の問題と突き放したカタチ。この問題は、しかし、製造業に関する日米の哲学の違いが垣間見える。5Sとは何か。 日本製鉄の買収戦略USスチール買収を巡る、アメリカ側のキーパーソン、全米鉄鋼労働組合マッコール委員長の怒りのインタビューを見ました。 これによると、マッコール氏は我々労組に対して、事前の話もなく一方的で、組合との労働協約にサ

          USスチール買収異聞。

          アメリカ飲食サービス業のピンチとリモートワーク復活の意外な関係。

          この記事を読んであなたが得られるかも知れない利益:アメリカ小売業特に飲食サービスの危機的状況の本当の理由。リモートワーク復活に対して、日米企業の反応が正反対の理由。なぜ、アメリカ人がリモートワークしか勝たん、って言ってるのに、日本人はオフィス回帰に賛成なのか。その5つの理由を解説する。 米飲食サービスの危機ここはお昼のニューヨーク。 もしあなたが、ランチでも食べようそのへんの店に入ったら、十中八九、こうなります。 メニューはなし、テーブルの上にあるのはQRコードが書いて

          アメリカ飲食サービス業のピンチとリモートワーク復活の意外な関係。