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中国雲南省 源一原農園 イーストファーメンテーション ハニーを飲んでみました。

今回の焙煎度合いは浅煎りでいただきました。
浅煎りはさすがにクロロゲン酸度が多く残り酸味がありますが、口の中に含んだ、とたんにライチの味か広がり、その後にも口のなかに余韻が何となく残り、味わい深いものでした。
豆の特徴は以下をご覧ください。

雲南省は、中国でも最南端に位置し、タイ、ラオス、ミャンマーと接しています。標高が1500-2200mの山岳地帯があり、そのままチベット山脈に続いています。複雑な地形は多様な気候を産み、昼夜の寒暖差が大きく、コーヒー栽培に適した地域です。
コーヒーは1892年にフランス宣教師によって持ち込まれ、栽培が始まりました。カティモールを中心にティピカ、イエローブルボンなどが栽培されています。

源一原(イェンイーイェン)農園は雲南省西部の徳広(デーホン)にあります。この地域は亜熱帯性気候で、コーヒーは標高1600mのエリアで主に有機栽培がされています。今回のロットは徳広熱帯作物研究所と共同開発したコーヒー専用の酵母をパーチメントコーヒー、コーヒーパルプ(外皮)と共に専用タンクに入れ、150時間の発酵後にそのまま乾燥を行い、仕上げられました。

【風味特性】
桃やライチのお茶のような印象。とても柔らかくジューシー。とても個性的な風味でありながら、嫌味がなくスムーズに飲める素晴らしいコーヒーです。


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