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向こう岸、見ているだけでは渡れない。

コシノジュンコさんが、“お母ちゃん”の小篠綾子さんが
残してくれた言葉として紹介しています
(先日の『日本経済新聞』朝刊/私の履歴書)。
コシノさんは、この言葉の後で
最初から結果を怖れていたら何も生まれない。
『思い立ったら即実行』という信念で走り続けてきた」
と語っています。

「転職情報誌」などもちろんなく、「転職」という言葉すら
世間に認知されていなかった当時、
新卒入社した東証一部上場メーカーを2年4か月で辞め、
コピーライター養成講座の先生に無給で弟子入りした私の、
わずかその程度の「挑戦」の経験で言わせてもらえれば、
テレビのドキュメンタリーに登場する人物のような
難易度の高い挑戦でなくとも、

不満に思う現状を変えようと一歩踏み出すことは、
何にしても立派な挑戦だと思う。


日常は、そもそも挑戦で満ちているのだ。

渡った向こう岸が、たとえぬかるんでいようと、凸凹道であろうと、
自分の特性を周到に吟味して挑むのであれば、決して後悔することはない。

向こう岸がいま見えている方、一歩が踏み出せないでいる方、

さあ、向こう岸へ、渡ろう。



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