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初めてのYouTube、試して気づいた動画撮影の9つのTips

この外出自粛期間に、新たに創作活動を始めたという人もいるのではないでしょうか。僕も例外ではなく、以前から続けていたポッドキャストに加えて、YouTubeを始めました。

きっかけはポッドキャスト番組のイントロムービーを作ったこと。4分超の動画なので、TwitterやInstagramには上げられない。ということでYouTubeチャンネルを開設しました。

せっかく開設したなら、なにか動画も作ってみたいと思い、まずはポッドキャストの収録中の様子を録画して、それに字幕や画像を挿入してアップするところから試しています。

実はまだ、その動画編集に手こずっているため、完成した作品は上げられていないのですが(苦笑)、今回は初めてのYouTube動画撮影で気づいた9つのTipsを紹介します。

ポッドキャストの収録・YouTube動画の撮影・このTipsだしを一緒にやってくれた、僕と同じくオランダ在住のポッドキャスター・メディアクリエイター・フォトグラファーの行武さんに感謝。カバーアートは Photo by Nathan Dumlao on Unsplash です。

Tips1:服装

2人以上が出演する場合、それぞれがなにを着るか、事前に軽く打ち合わせしておくといいでしょう。というのも今回、行武さんと初めて撮影した際、ねらいなど一切なく、「二人ともデニムシャツでかぶる」という事態が発生してしまったんです(苦笑)。

「僕ら、『デニムズ』っていうコンビ名の芸人さんみたいじゃないですか」とネタが一つできたのはよかったですが、たぶん、「清潔感があって、適度にカジュアルな服装」というのをそれぞれ追い求めた結果、二人とも「デニムシャツ」という選択に行き着いてしまったんだと思います。

それと、もし一度に2本分の動画を撮影する場合、その合間に服装を変えたほうがいいのかなとも。動画のテーマやイメージに合った服装というものも、少し意識してみるといいと思います。襟つきのシャツが無難ですが、デニムシャツには要注意です(苦笑)。

Tips2:アングル

カメラのアングルによって、顔の映りや出演する人の印象が結構変わるなと思いました。パソコンに内蔵されたWebカメラなら顔をほぼ真正面から捉えてくれるのでいいかもしれませんが、スマホや外づけのWebカメラなどとなると、その置き場所も考えものです。

特に顔を下から撮るのか、上から撮るのかで、見映えは全然違うなと。以前、SNSで男性ユーザーは下から撮った写真を、女性ユーザーは上から撮った写真を投稿する傾向にある、と聞いたことがあります。それぞれ、男性らしさ・女性らしさを想起させるため、だそうです。

だとすれば、カメラのアングルによって、自分が意図しない印象、あるいはメッセージを、動画を見た人に伝えてしまうこともありそうです。真正面から捉えるのが無難だと思いますが、演出上、アングルをつける際には気をつけましょう。

Tips3:クセ

普段動画を撮られる機会がない人が、初めて自分の動画を撮影し、見て、真っ先に気づくのは、この「クセ」でしょう。「ああ、その身振り手振り、要らないのにまた何度もやってしまっている」というやつです。

僕にも、変なクセがたくさんあります。今回の撮影で、新たに変なクセにも気づきました(苦笑)。前髪を手で流す、鼻をつまむようにさわる、とか。ヒゲが長い人だと、ついヒゲをさわってしまうも「あるある」でしょう。

特に考えごとをしているとき、考えながら喋っているときは、そうしたクセにまで意識が向かなくなってしまうので、要注意。ただ、そうは言っても他のことを考えているので、限界はあります。それは仕方ありません。

それに自分のクセを直す、抑えることに意識が向きすぎて、肝心のアイデアや喋る内容がおろそかになってしまっては本末転倒、一番さけるべきことです。なので、クセを少しずつ減らしていくぞ、くらいがいいでしょう。

Tips4:目線

見る人は、出演者の目線がカメラに向いていないことをするどく察知します。「ああ、この人、いまカメラのすぐ横に出ているカンペを読んでいるな」と、テレビを見て気づいたことがある人は多いでしょう。

しかも、これがZoomなどを使って収録をする場合となると、さらに難しいんです。というのも、本当は「Webカメラ」を見つめているべきなんだけど、「相手の顔」も見たい、「自分の顔」も気になる、さらに「台本」もあるとなると、目線が4点に散らばるわけです。

この散らばった目線をどうやって、Webカメラ近辺に集中させるか、がカギでしょう。「自分の顔」=セルフビューをオフにしたり、各ウィンドウの配置を工夫したり、もう一人の出演者にチェックしてもらったりして、ベストを探りましょう。

Tips5:表情

初めて自分が映っている動画を見返したとき、ゾッとしました。「僕って、人の話を聞くとき、変な顔をして聞いているんだな」って。いや、これでも一応、インタビューを生業にしているんですが(苦笑)。

特に、相手の話を真剣に考えたり、「そうですよね」と深くうなずいたりしながら聴いているとき、少し怖い表情をしてしまいがちなんです。眉間にシワが寄るからでしょうか。「賛同してしない」ようにさえ見えるんですね。

これも、自分の表情にばかり意識が向いてしまうと、肝心の相手の話が頭に入ってこなくなるので、ほどほどに、気をつけましょう。

Tips6:背景

Zoomが浸透して、「上半身投資」なんてことが言われるようになりましたが、たしかに自分が映るとなると、服装だけじゃなく、「背景にかっこいい絵を飾りたい。植物でも置いてみようかな」と考えるようになりました。

見栄えをよくするため、というのはもちろんのこと、そういう背景も含めて、その人の「パーソナリティ」だとすれば、それを自然に伝えるって大事なことだなと思います。そう考えると、テレビ番組のセットってすごい。きっとよく練られているんでしょうね。

Tips7:カメラとの距離

Tipsも残すところ、あと3つです。これはとてもシンプルで、顔がカメラから近すぎても、遠すぎてもよくないということ。近すぎると見る人を疲れさせてしまうし、遠すぎると表情が分からない。座る姿勢も関係してきますし、他の出演者との統一感も大切だと思います。いい距離感を見つけましょう。

Tips8:照明

ただでさえ外出自粛で、さらに撮影に費用をかけたくないとなると、どうしても自宅が撮影場所となる人が多いはず。ただ、自宅の照明は暗かったり、特に日本などアジアの国の家だと、蛍光灯のような人の顔色を青白くしてしまう照明が多いような気がします。

やっぱりベストは自然光で、背景はなにもない白壁で、その人の影が壁に少し映るくらいが、それこそ自然できれいに映りますし、他の出演者との統一感も出しやすいのでは、と今のところ感じています。

Tips9:注意の分散

最後です。ここまで書いたように、動画撮影では、喋る内容だけでなく、クセや目線、表情、カメラとの距離=姿勢、といろんなことに、同時に注意を払わなければいけません。そういう意味では、リアルで誰かと対面して話すより、ハードルは高いように思います。

かといって、これも繰り返しになりますが、それら一つひとつに注意を向けようとすると、今度は肝心の中身、つまり喋る内容、それを生み出すであろう出演者同士の化学反応のようなものが損なわれてしまう、というジレンマがあります。

もしかしたら、クセや目線、表情、姿勢など、実は頭ではなく、からだで感じて覚えることが多いのかもしれません。「ああ、あのときこんなクセが出てしまったな」と気づき、意識して気をつけるうちに、無意識にそのクセが出なくなる、というような。

そう考えると、テレビのトーク番組に出ている人たちはほんとうにすごいなと思います。もちろん台本はあるんでしょうけど、それでも、相手の言葉を受けて、瞬時にモノごとを考え、そのアイデアをかぎられた自分の持ち時間の中で、効果的な見せ方で語るって、すごい。

これからも、ポッドキャストチームのみなさんと一緒にトライ・アンド・エラーを楽しんでいきたいと思います。また、みなさんのTipsもぜひ教えてください・・・・・・!

編集者/Livit代表 岡徳之
2009年慶應義塾大学経済学部を卒業後、PR会社に入社。2011年に独立し、ライターとしてのキャリアを歩み始める。その後、記事執筆の分野をビジネス、テクノロジー、マーケティングへと広げ、企業のオウンドメディア運営にも従事。2013年シンガポールに進出。事業拡大にともない、専属ライターの採用、海外在住ライターのネットワーキングを開始。2015年オランダに進出。現在はアムステルダムを拠点に活動。これまで「東洋経済オンライン」や「NewsPicks」など有力メディア約30媒体で連載を担当。共著に『ミレニアル・Z世代の「新」価値観』『フューチャーリテール ~欧米の最新事例から紐解く、未来の小売体験~』。ポッドキャスト『グローバル・インサイト』『海外移住家族の夫婦会議』。


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アムステルダム、シンガポールを拠点にグローバル編集プロダクション「Livit」を運営。海外ビジネス、テクノロジー、働き方、ミレニアル/Z/α世代の新しい価値観を発信。オウンドメディア運営にも携わる。共著に『ミレニアル・Z世代の「新」価値観』。Twitter: @okatch

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note by 岡徳之/海外在住編集者
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