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note by 岡徳之/海外在住編集者

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「編集者」という仕事は、自分が思っている枠以上のところで、もっと世の中に貢献できると信じています。その可能性を探求し、広げていくための日々の記録です。
運営しているクリエイター

#Livit

働く国を選ぶ基準。エストニアに「第4の拠点」を置くと決めて気づいたこと

僕は現在、日本、シンガポール、オランダの3カ国で事業展開している。このうちシンガポールが…

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いい写真を撮るために編集者にできること。アムステルダム在住フォトグラファーと考え…

編集者はフォトグラファーやライターと仕事をすることが多いが、そのコミュニケーション度合い…

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世界が「信用レス」へと向かう時代に、日本のハンコ文化を考える

先日、「ハンコ議連」の会長を務める竹本直一氏が科学技術・IT担当相に就任した。行政手続きの…

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日本人ライターが英語圏で活躍することは可能か? アメリカ地方紙に17年勤務、日本人…

「いつかは海外で働いてみたい」――日本語に比べ、市場規模が圧倒的に大きい英語の世界で、…

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読者を顧客に、顧客を仲間に。編集の力でビジネスに貢献するための「カスタマージャー…

顧客がモノやサービスを購入し、満足するまでの道のりは長い。モノ・サービスを知るところから…

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アムステルダム “スロー” ガイド。観光名所を通りすぎ、暮らすように旅する人へ

とてもありがたいことに、オランダ・アムステルダムに住んでいると、日本やそのほかの国から友…

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フリーランスの生存戦略――きっと消えることのない不安に、僕らはどう立ち向かうか?

フリーランスはどこにも属さずに自由な反面、多くのリスクを抱えている。仕事がうまく行っている時でも、取引先の都合で簡単に切られてしまうこともあるし、からだが思うように動かなくなった時、収入の保証はない。そんな「フリーランスの生存戦略」について、考えをめぐらせてみた。 不安なのは、気力よりからだ  先日、子どもの泣き声で深夜に目が覚め、ベッドから起き上がろうと、フッとからだに力を入れた瞬間、首筋に激痛が走り、起き上がれなくなった。そのとき、ふと考えてしまった。もしこのまま、数日

僕を、ボロボロにも、幸せにもした「人を雇う」経験について

編集者、ライターとしてシンガポールで仕事をしていた2014年、僕は初めて「人を雇う」経験をし…

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共創の足かせ「クライアントとの上下関係」をなだらかにする、僕なりの3つの工夫

日々刻々とビジネスを取り巻く環境が変化し、人びとの価値観が多様化する現在、僕ら編集者にか…

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近所に暮らすイラン人の友人が "最後に" 教えてくれた、人生で大切なこと

最近、近所に暮らすイラン人の友人が亡くなった。お互い「外国人」というマイノリティとしてオ…

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日常の選択を友人にしてもらう。”変な実験”で知った「社会関係資本」という豊かさ

最近僕は、自分が着る洋服やコーヒー豆選び、そして、からだづくりまで、信頼する友人にまかせ…

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あの子が辞めたのは自分のせい? フラットな組織の時代に上司は「別れ」とどう向き合…

誰もが一つの会社、チームに留まり続けるのが当たり前ではなくなった今、編集者として、自分が…

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火・木は「パパの日」 育児のため週3日勤務にシフトして気づいたこと

オランダ・アムステルダムに暮らす僕は、火曜日と木曜日を「パパの日」にしている。この日は朝…

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採用ブログの次は「社内報」をクリエイティブにしよう。今いる社員の力を引き出す「10のアイデア」

 僕は常々、このブログを通じて、これまでの編集者の枠組みを外して、新しい可能性を広げられたら・・・と考えている。最近は、採用を目的とした企業のオウンドメディアのコンテンツづくりやライターの育成に取り組んでいるが、これについても、「もっと編集者ができることがあるのではないか?」という思いが強い。  僕ら編集者は、外から新しい人を企業に惹きつければそれだけで終わりでいいのだろうか? 編集者は採用に応募してきた人の「その後の仕事人生」にまで関わり、エンゲージメントを高めることにも