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「ひとり言」は、最高のアウトプットである。

ふと発する「ひとり言」は、最高のアウトプットである。

「ひとり言」というと、なんだかネガティブなイメージを持たれる人が多いかもしれません。

「他人が一人でブツブツ言っているのはすごく気になる」と言う人もいるのではないでしょうか。

そんな僕自身、ひとり言は少ないタイプだと思っていたのですが、先日、妻から「時々、なんかブツブツ言ってるよね?」と指摘されてしまいました。

思いつく限り、僕が「ひとり言」を言う時は、お風呂タイムやドライヤーをかけている時など、「できるだけ誰かに聞こえないシーン」で言っているつもりではあったのですが、妻から指摘されてしまい、アワアワしております。

また、僕が「ひとり言」を言っている時、よくよく考えてみると、悩んでいることがあったり、答えが導き出せないような課題を抱えている時が多いようにも感じます。

先日、読んだ書籍『なぜうまくいく人は「ひとり言」が多いのか?』には、こうありました。

ペンシルバニア大学のダニエル・スウィングリー教授が行った実験では、探し物をする際にひとり言をつぶやきながら探すと見つかるまでの時間が短くなるという結果となったそうです。

どうやら、ひとり言には、集中力を高めたり、記憶力を高める作用があるらしいのです。

なぜうまくいく人は「ひとり言」が多いのか?

なんと、日常的に「ひとり言」を言うだけで、集中力や記憶力が高まるという研究結果があるそうです。

そして、探し物が見つかりやすくなると言うのは目から鱗ですね。

特に「あ」と「お」という言葉は、発するだけで脳の血液量が増えるようで、それだけ脳が活性化されるらしく、確かに驚いた時の「おぉ!」とか、「あぁこれだ!」とひらめいた時に、脳が活性化するというのは頷ける気がします。

本書には、ひとり言を利用することで思考を実現させるコツが書いてありました。

例えば・・

・寝る前に「自己肯定のひとり言」を言う
・起床後に「やる気を上げるひとり言」を言う
・鏡を見ながら「成功をイメージするひとり言」を言う
・移動中に「将来の夢をつぶやく」

アファメーションな役割もあると思いますが、実際に言葉にすることで脳をその気にさせるということなのかもしれません。

「ひとり言」をうまく活用することは、自分の脳内の情報を整理することもできますし、自分と対話することで、内省にもつながるのではと思います。

ポジティブなひとり言なら、周囲で聞いている人も悪い気はしないでしょうし、うまく活用しない手はないですね。

というわけで、「ひとり言力??」を、磨きたいという人は本書を読んでみてはいかがでしょうか?


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